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大丈夫。死にゃぁしない。

こんにちは。
適応障害の疑いで休職し、転職活動をした結果無事再就職することができた40代のお話です。

今回は、何の保証も根拠もないけれど、そんな考え方があっても良いかもね。ってお話です。

20代に自転車で国内をぐるっとしました。
旅の後は徒歩でお遍路さんも完遂することができました。
海外はビビって旅はしなかったけれど、これまでの旅の中で、

「あっ…  これ…  一歩間違えば死ぬかも? 」

と感じた経験は度々ありました。
もっとも、これは主観的な感覚なので、他人からしたら大したことないことだった可能性はありますが、 それでも一歩間違えれば死んでたかも。と感じたことのは確かです。

また、基本が野宿だったもので、
「雨風しのげて布団で眠れるってめっちゃ幸せなことやーーん!」
ということを実感しています。

皆さん、ちょっと良いホテルで高級な布団やベッドで幸せを感じることはあれど、ボロ小屋で誰が使ったか分かんない布団で寝て幸せを感じることがあった経験はなかなか無いでしょう?
ざっくり言うとそんな感じです。

余談ですが、↑はお遍路さんでの経験ですね。
時々、お遍路さん用の小屋やプレハブに布団が備え付けられていることがあるんです。その時の安心感たるや…!屋根があって、安心して眠れる環境があるというのは、野宿旅で敏感になっている動物的本能を癒してくれます。


自転車旅の後、東日本大震災がありました。
旅を経て、「死はけっこう身近にあるもの」ということを体感したのですが、震災を受けて益々その感覚は強くなった気がします。
お遍路さんも興味はあったのですが、ある意味震災が気持ちの後押しをしてくれた気がします。人はいつ死ぬか分からないから歩けるうちに歩いておこう。と。

こんな野良犬のような経験を得てから、縁あって今の街で暮らし始めました。住んでいたのは築100年近いなかなかのボロ家。お金は無かったし、仕事もアルバイトだったけど価値観が自然と下がっており、多くを望まなくなり、持ち物もどんどん手放していくような暮らしでしたが、足もとに落ちているような小さな幸せに気付くことができる、そんな暮らしでした。

時は経ち、昨年は適応障害でなかなか苦しい期間を過ごすことになりました。家族にも迷惑をかけてしまった。なんと情けない自分になってしまったものだ。そんなことも考えていました。

…が。

心のどこかでは「きっと大丈夫。死にはしない。いつかはこの状況も良くなる日が来る!」と考えていた気がします。

根拠も何も無いけれど、今適応障害やうつで悩んでいる方…
きっとだいじょうぶ。

苦しい日々を過ごしているあなたは、小さな幸せに気づける人に変化している途中なんです。この先で待っているあなたは、きっと幸せに囲まれた暮らしを過ごせるはずですよ。

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