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初心者のための投資のこれから<1月まとめ号>(無料)

FXを中心に、ドル円相場を、株、仮想通貨の今の状況とこれからの分析を、初心者向けにお伝えします。

配信日 7日 13日 17日 24日 28日


2024年1月最新版 7日配信分



あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

 さて、新年早々、日本は震災に見舞われ、2日には日航機の事故があり、世の中は騒然としています。そしてドル円は多くの円売りが起き、140円から145円へと上昇してしまいました。
 震災が起こると円高になると言われていました。これは阪神淡路大震災のときと、東北大震災のときに、保険会社の支払いで海外にある損保の資産を売却(ドルを売り日本円にする)によりドル円の相場が円高になったことに由来します。
 しかし、今回は反対に円安になりました。地震と大事故により日本は大丈夫か?と不安になり円売りになったのでしょうか。
 一説には、1月の日銀会合での金利変更がこの震災で遠のいたために、円売りになったという見方もあります。
 実は、12月の日銀会合で、1月の変更はあるかの質問に、日銀は明確に「ない」と答えています。しかし、欧米投資家は1月に日銀が変更を持ち出してくるとみていた勢力が一部いたんです。まあ、それがなくなり、円安になったというわけです。
 私はむしろドル安方向に進みすぎていた為に、調整で戻ったのではないかとみています。つまり昨年、「来年は(今年ね)アメリカ金利が大幅に下がり始める」と大口、マーケットはみていました。
 そしていつも先走るのもマーケットの特徴です。しかし、3日深夜に発表された「米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨」には、金利の高止まりは言及されていましたが、一言も利下げの内容はありませんでした。
ましてマーケットが予想している6回の利下げなどどこにもありませんでした。買った円を売り出したのです。

 そんな状況で今年最初の重要指標、

アメリカ雇用統計と失業率

の発表がありました。
 1月5日22:30
12月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回19.9万人 (17.3万人) 今回21.6万人(予想17万人)
米国12月失業率   前回 3.7% 今回3.7%(予想3.8%)
米国12月平均時給(前月比) 前回0.4% 今回0.4%(予想0.3%)
米国12月平均時給(前年同月比) 前回4.0%  今回4.1%(予想3.9%)

下がると思っていた雇用数は増え、失業率はあがりませんでした。
ドル円は 145.194円から上昇 145.979円になります。

しかし、その後、上昇したドル円は次第に下がり始めます
1/5 24:00 12月ISM非製造業景況指数(総合)発表されます。
 前回52.7 今回50.6(予想52.6)
予想を下回る悪い結果です。
ドル円は大きく下がり 144.078円まで下がりました。

結局、ドル円は 144.623円で新年1週目を終えました。

今回の動きで初心者の人はうまく立ち回れたのでしょうか?
けっこうやられたトレーダーもいたようです。こういう分かりにくい動きは良く起こります。為替の動いた理由はあと付けでいくらでも出ますが、動いているときは全く分からない物です。(だからトレードはむずかしいんですけどね)
 それでは、新年2024年のドル円の展望をしたいと思います。
これからドル円はどうなるのか、
やはり

「ドル安 円高」

 目線で変更はありません。
まずドルに関しては、FRB(連邦準備制度理事会)の路線が金利の高止まりで、あとはさげるしかないので、これ以上の金利上昇はないからです。(ドル安)
そして円は、これからも円安はありえますが、150円にちかづけば、昨年に騒がれた日銀の為替介入が今度こそ本当に起こります。いまでも160円とか170円とか言っている人がいますが、ちゃんと自分でトレードをしていない人です。
 植田日銀総裁の仕事は日銀政策の正常化です。つまり、ありえないマイナス金利をなくすことです。早ければ4月、少なくとも今年中に正常金利になおすことがこの人の仕事、命題です。円は買われます。(円高)
 アメリカの株価はかなり上昇して、今、また下がり始めています。アメリカのアナリストはソフトランディングが実現できそうとみています。
 インフレはかなり下がりました。アメリカの景気は力強いですが、不景気の影も見えます。ヨーロッパでは景気の弱さでひどい状況ですが、アメリカは持ちこたえています。
 なにより、景気をさげているFRB(アメリカ連邦準備制度理事会)が本当に景気がひどくなれば一気に景気の下支えをして支援に回ります。
 今年はアメリカ大統領選挙の年です。アメリカ国民の財布の中身を占めるアメリカ株の下落は許されないからです。
 ある程度の株価の暴落はあると思います。しかし、そのあとにすぐに回復するでしょう。結果的にはアメリカ株かはあがります。
株価があがると、ドルは下がります。一番わかりやすい逆相関の法則です。

 これは私個人の見方です。いろんな人の意見や見方があります。初心者はいろんな人の意見を見て自分なりの相場観を見つけて下さい。
 私の見方が外れることも当然あります。
 欧米の大口投資家と日本の個人投資家では、まったく考え方や見方が異なります。今回の年始のうごきもそうですが、これからも皆さんが思う動きとは別の動きを必ずしてきます。
それに無理せずに対応するのが個人投資家の唯一生き残る方法です。頑張りましょう!

 追記> いま。本当に仮想通貨が面白いです。世の中が騒ぐ前に興味を持つことをお勧めします。私の推し<ビットコイン>と<アスター>はおかげでFXのマイナスを埋めてくれています。ww

13日配信


新年も10日が過ぎて、日常になってきました。その間に大きな出来事がトレードをする人達にはありました。
一つ目は、仮想通貨のビットコイン現物ETF承認。そしてアメリカCPIの発表です。

 まずは11日 夜22:30の
アメリカ12月消費者物価指数(CPI)(前月比)   前回0.1% 今回 0.3%(予想0.2%)
米国12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)  前回3.1%  今回
3.4%(予想3.2%)
米国12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)  前回0.3% 今回0.3%(予想0.3%)
米国12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)  前回4.0%   今回3.9%(予想3.8%)
ドル円は 145.342円から急上昇 146.164円まで上がり、146.370円になります。しかし、一時間後、次第に下がり始めます。アメリカの金利が下がり始めてドル円もドル売りでさがります。結局、翌朝には145円台になり、CPI発表前よりも下がりました。
 今回の、昨年12月の米消費者物価指数(CPI)統計で、総合指数は前年同月比3.4%上昇と、3カ月ぶりの大きな伸びとなった。市場予想は3.2%上昇だった。食品とエネルギーを除いたコア指数は前年同月比3.9%上昇。11月は4.0%上昇だった。数字では、上昇圧力でしたが、翌日にはなかったことになりました。そして次の日の、12日の12月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回2.0%  今回1.8%
で、大きく下がりました。145.475円144.383円まで下がりました。アメリカ2年金利の下げが影響しています。
 
 こんな風に、ドル円は経済指標の数値でかなり神経質に反応していると思います。(実際に数値はそこまで大きく動くような数字ではない)結局、今の市場は参加者の思惑でかなり動いている印象です。
 今週、ドル円相場は144.872円で終了しています。

 今後の展開はどうでしょうか?
前回にも述べたようにドル安方向は変わりませんが、あくまでも長期の目線です。この1月はいつでもドル高(円安)に振れやすい時期です。つまりやりにくい、損しやすい時期が続くということです。特に初心者がお金を失いやすい時期がまだ続くことを意味しています。
 ポジション取りには焦らず慎重にすることです。

そして、10日には初めて暗号資産、仮想通貨の

ビットコイン現物ETFの承認が米証券取引委員会(SEC)により発表されました。

 これは仮想通貨にとり、ものすごい転機なのです。仮想通貨に興味のない人もいるかもしれませんが、投資をしている人間なら、必ず目を向けなくてはならない、一大事件です。
 ETFとは “Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれています。これが実現したことは、公に仮想通貨が商品と認めらたことを意味します。今まで仮想通貨に対して、資金としての根拠がない、裏付けがないといわれてきましたが、やっとひとつ、公的な裏付けをアメリカ政府が認めたことになります。これは仮想通貨に興味のない人、一般のひとにも安心して買えるという環境ができた、その始まりを意味します。
 暗号資産が、第二の金、ゴールドへの道を開きました。
暗号資産に否定的な、ゲンスラーSEC委員長との長年のバトルを考えると感無量という感じです。(認可したけど、ゲンスラー委員長は、暗号資産の取引については、投資家保護などの観点から問題を指摘してます)
  二年前の、2022年11月のアメリカ第二位の規模を誇る、暗号資産交換業者大手FTXの破綻は大変なことでした。この時に価格は底をつきました。
 そこからいまは大きく上昇しました。本当に暗号資産をしている人間はそのときからしています。それでは、これから始める人はチャンスがあるのでしょうか?答えは?
   チャンスは十分すぎるほどにあります。
 では、今後どう動き、どうたちまわればいいのでしょうか?
どうやって仮想通貨で利益をあげればいいのでしょうか?
 それは、、、、長くなったので
それは、次回にします。WW

17日配信

暗号資産、仮想通貨はこれからどうなるのか?


  前回、暗号資産、仮想通貨のビットコインの話をしました。かなり反響がありました。ドル円は145円~146円を方向感なく動いています。今週は大きな経済指標もないので、前回の続きを書きたいと思います。
 それは「じゃあ、これから、ビットコインは価格があがるのか?実際、どうなるんだ?」という疑問が一番の知りたいことだと思います。Www
 よく、X(旧ツイッター)や、ユーチューブでも、先出やトレード予測が人気です。確かにみんな利益を上げたいと思って投資やトレードをしているのですから、知りたいのは当たり前です。
 特に初心者のときほど、そうです。
 なにより初心者の時はうまくいかないことが多いですから、余計に何とか利益を上げる方法はないか、未来が分かれば簡単に利益がとれる、と思いがちです。
 私もいっときそうでした。どうしたら、この負けを(損失)を挽回できるだろうかと、本当に勝てるならと、まじめに会員制の有料サロンに入ろうかとおもったりしました。なんとか儲かる情報が知りたいとおもったからです
(このての、投資講座やサロン、ライングループなど、ほとんどが詐欺か、金額に見合う情報は得られません)

 しかし、長年、投資をして利益をあげている人ほど、投資に絶対はないことをしっていますし、未来を予測することはあっても、固定したり決めつけたりはしません。必ず、そうなる!ということは100%無いのです。

 それじゃあ、仮想通貨のこれからを話さないのか?とおもわれそうですが、せっかく、これを見てくれている方に、ここまでひっぱって、「今回は無し」はできませんから、説明をしたいと思います。

 

これからの仮想通貨の動きの予測、というものは、私の予測、というよりは暗号資産、仮想通貨に長くふれているのもが、持っている見方です。


 まず、1月10日にビットコイン現物ETFの承認がありました。(詳しい事は前回配信を参照)本当に画期的なことでした。
 そして、仮想通貨の一番の話題は、去年から多く言われている「2024年のビットコイン半減期」です。つまり今年の2月頃から始まる、マイニング作業と半減期の到来です。半減期は4年に一度行われます。その名の通り、発行数量が半分になります。もともと最初からプロミングされているので、必ず半減期は起こるのです。そして、今までの実例として、半減期後にはビットコインは必ず価格が上昇しているのです。ですから、今回も今年、2024年の春の半減期後には必ず、ビットコインの価格が上がる事が見込まれています。
 実際、去年からこの半減期に照準を合わせて、ビットコインか買いこまれていたのです。
 では、具体的に半減期はいつかというと、これは作業の進行によるので一概に言えません、3月中旬が有力だけど、4月になるとか、5月までかかるという人もいます。(マイニングや半減期がよくわからない人は、自分で詳しく調べて下さい、ここでは長くなるので省略します)
 つまり、これからビットコインはあがっていきます。ですので、ビットコインは「買い」なのです。ただし、気をつけないといけないのは、ある程度あがると、利益確定のために大きく売られます。価格が大きく下がります。
 1月10日の承認でビットコインは大きく値を上げましたが、その翌日からまた値が下がっています。これは承認期待で上がった分の利益を確保するために大きく売られたのです。このことは以前から、指摘されていました。承認されたら下がるだろうと。その通りになりました。
 最近、仮想通貨に振れた人はなぜ上がり続けないのだろうとおもったかもしれませんが、暗号資産はボラリティが大きく、上がるときも下がるときも大きく動きます。
 ただし、大口の機関投資家が去年から大きく保有をしていますので、暴落はしないと思っています。そういう意味でも今回の承認は暗号資産を保有する理由の大きな動機付けになっています。

 つまり、これから1月~3月は上昇しながら、時折、大きく下がる。これを繰り返して、4月5月にこの辺りでアメリカFRBの金利下げが現実になり易い時期なので、安定して価格があがります。そして秋のアメリカ大統領選挙の時期に、株価とともに暗号資産がポートフォリオのひとつとして、金、ゴールドのように扱われて本格的に価格が上がると思っています。
 一番、仮想通貨が上がるのは、以前から、来年2025年といわれています。メタバースが本格的になる時期と以前から言われており、それを裏付けるように、かなりのメーカーでその準備と、画期的なソフトの開発が進んでいます。
 そして、もうひとつ私が注目しているのは各国で進んでいるデジタル通貨の制度です。アメリカは既にかなり準備が進めらています。そして日本もそうです。(中国は既に実施されてます)
 デジタル通貨のデメリット、負の側面として、政府による国民の監視と資産の差し押さえがあります。個人情報への問題はマイナンバーカードの比ではありません。それをさけるためにも暗号資産、仮想通貨にお金をおいておきたい富裕層はたくさんいます。(犯罪者や開発途上国政府もそうなんです)これが陰で仮想通貨を支えてます。
 つまり、仮想通貨は保有するべき資産の1つということです。
今月、ビットコインの現物ETFの承認が11件、認められましたが、さらに増えていきます。今まで興味のなかった一般投資家が多く参入してくるでしょう。当然、人気が上がれば価格も上がります。
 その価格はどこまであがるのか?それは誰にも分りませんが、前回の最高高値をうわ回ることは確かです。一部投資家やアナリストが何億ドルなどと言っていますが、さすがにそれはないなと思います。
 むしろ、参加者が増えることにより、値動きと価格は安定するとみています。
 ビットコインの次に人気のある仮想通貨「イーサリアム」があります。次はイーサリアムの現物ETFの承認の番だと、イーサリアムの価格が盛り上がっています。

 上記の見方というのは、一般的な見方です。もちろん、この通りになるわけではありません。世の中何が起こるかは分かりません。また他の地域で紛争が起これば、経済にも影響を与えます。
 自分で情報を集めて下さい、仮想通貨は特に思惑で動きやすいですし、株やFXよりも情報が少ない気がします。現物保有の人はまだよいですが、トレードはかなりのリスクが伴います。インフルエンサーの番組や、ツイッターを信じて大金を失った人が出たのはそんなに昔の事ではありません。
他人の情報で負けてもそれはその人の責任です。インフルエンサーを恨んでも自分のお金は戻ってきません。

そのうち、有力なアルトコインの話もしたいと思います。
お金の少ない者が、儲けられる数少ない投資と時期がいまの「仮想通貨」だとおもっています。頑張りましょう!

24日配信

 ドル円は148円台に上昇しながら、注目の日銀23日の正午過ぎ、日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 がありました。23日の正午過ぎ、日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 がありました。

ドル円は148.174円から急上昇、148.556円まであがります。しかし、その後、次第に下がり始めます。
 会合後に公表した新たな経済・物価情勢の展望(展望リポート)では、コアCPIの先行きについて「見通し期間終盤にかけて物価安定の目標に向けて徐々に高まっていく」としました、これが金利政策の変更を感じさせました。
 ドル円は148.143円までさがり、わずか20分で行って来いの状態で戻ります。さらに147円台へと下がり始めます。

 注目の植田日銀総裁の会見前に多少上昇しましたが、15:30 会見がはじまるとさらに円高方向へと下がります。
 日本銀行の植田和男総裁は23日の金融政策決定会合後の記者会見で、賃金と物価の好循環が強まり、基調的な物価上昇率が2%目標に向けて徐々に高まっていく確度は「少しずつ高まっている」との認識を示しました。
 これが、日本の金利政策変更への強い意志と捉えられたのようです。
会合では大規模緩和策の継続を決めた、にもかかわらず、市場の反応は円買い(円高)がすすみました。
 総裁は、マイナス金利を解除しても「極めて緩和的な金融環境が当面続く」とし、長期金利に関しては「長期国債買いオペも、出口の前後で不連続性が発生することがないよう政策を運営したい」と一定の関与を継続するという考えをしめしましたが、欧米の投資家たちには、早期のマイナス金利政策の解除観測が強まっただけでした。
 ドル円は146.979円までさがりました。


 同時に、日本が株価は大きく下がりました。
最近の株価と為替は半比例をしており、株が下がると円高になりやすいです。そして、日本の長期金利は0.7%まで上がっています。
 夕方にロンドン市場が開き、夜にニューヨーク市場が開くころには、次第に上昇しはじめて、価格は、148円台へ、日銀会合の発表前の水準までドル円はもどってしまいました。一日終われば、元に戻っていました。
 今までの日銀会合の発表後は、ドル高円安方向に進んでいたのに、今回はドル安円高へと進みました。どうしてそうなったのか、それは今回の会合で据え置きの観測が決定的でした。年初の能登半島の地震の時から、すでに大きく円は売られており、円は買い戻され、結果的には無かったことのように市場は反応しました。
 ファンダメンタル分析がよくわからない、とか不要論を言う、テクニカル中心論者のようなひとがいますが、今回もその動きはわからなかったかもしれません。しかし、市場はその環境と人の意向で動きます。よく調べればファンダメンタル通りの動きなのです。 多くは、自分の動いてほしい方向にお金を張り、うまくいかないだけです。
 それでは、これからはどうなるのでしょうか?
う~ん、まだしばらくは、レンジ状態のわかりづらい相場が続くと思います。また、150円方向に進むでしょうし、日銀の政策変更の意思が感じられたことにより、円高方向も動きやすくなっています。
 
また、急に円高へ145円を攻めていくこともあります。そのたびに、我々は振り回されますから、よく見極めることが重要です。

仮想通貨のビットコインは、かなり価格が落ちています。原因はETF承認後の利益確定の大口の売りさばきといわれています。
 実は二年前に破綻したアメリカ大手の暗号資産取引所「FTX」のビットコイン10億ドル分が管財人から処理されて販売されているようです。
 これからも、いわくつきの保留されているビットコインは多数ありますから、価格が上がると売りに出されることが考えられます。
 しかし、私は、これは下がったところでの買いのチャンスだとおもっています。がんばりましょう!
(*買う買わないは自分の判断でお願いします)

28日配信

いよいよ、1月最後の重要指標

「12月個人消費支出(PCEデフレーター)」

が発表されました。

12月個人所得(前月比) 前回0.4% 今回 0.3%(予想0.3%)
米国12月個人消費支出(PCE)(前月比) 前回0.2% (0.4%)
今回0.7%(予想0.4%)
米国12月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) 前回2.6%今回2.6%(予想2.6%)
米国12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) 前回0.1%  今回0.2%(予想0.2%)
米国12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回3.2% 今回2.9%(予想 3.0%)

発表直後は大きく上下に振れた後、次第に上昇していきました。147.649円にあったドル円は147.404円と147.910円の間をとり、そのあとさがりましたが、24時に発表された
12月住宅販売保留指数(前月比) 前回0.0% (-0.3%) 今回8.3%(予想2.0%)
により上昇します。
 結果、今週のドル円は、148.136円で終わりました。

 連邦準備制度理事会(FRB)が基調的なインフレを判断する上で重視するこの物価指標は、前年同月比の伸びがほぼ3年ぶりの鈍いペースとなりました。数値も予想とほぼ同じといいうことを示してます。
 好調だった年末のホリデー商戦も、インフレ加速につながらず。インフレ調整後の実質PCEは2カ月連続で前月比0.5%の増加。2カ月分の伸びとして約1年ぶりの大きさです。これは賃金・給与が引き続き強い伸びとなったことが消費を後押ししています。
 個人消費を支える実質可処分所得は前月比0.1%増で、3カ月ぶりの低い伸びです。
 FRBが目指す2%のインフレ率は、一部の指標ではすでに達成したことが示されており、コア価格指数は6カ月間の年率ベースで12月に1.9%上昇。2カ月連続で2%を下回った。米金融当局が特に注目する住宅とエネルギーを除くサービス業の価格指数は、前年比3.3%上昇に鈍化し、2021年の早い時期以来の低い伸びとなっています。
 26日の米金融市場では国債が下落。この日発表された経済指標が強弱まちまちとなる中、米金融当局は利下げを決定するに当たり、辛抱強い姿勢で臨む方針を示唆するとみられてい米国債は短期債を中心に下落。
 上記のように、昨年12月の米個人消費支出(PCE)は市場予想を上回る伸びとなっています。
 一方で、連邦準備制度理事会(FRB)が基調的なインフレを判断する上で重視する物価指標は、前年同月比の伸びがほぼ3年ぶりの鈍いペースとなっています。
 今回、ドルは対円では上昇し、一時0.4%高の1ドル=148円21銭を付けたました。一方、日本の1月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は、前年比上昇率が1年8カ月ぶりに日本銀行の掲げる物価目標の2%を割り込んでいます。これは、日銀の利上げを遠ざけます。
 物価に影響を与える、原油価格はまた上昇しています。中東でのシーア派のタンカー攻撃と米英の攻撃という緊張激化が高値を当分支えそうです。
 では、これからは?
本当にいろいろな要因が絡み合って分かりづらい相場が未だ続きます。
 結局のところ、ドル円の動きは
いよいよ行われる1月の「アメリカFOMC 政策金利発表」が終わらないと方向性がでません。
 FOMCの発表がある31日、この日は、月末フオローもあります。荒れることが予想できます。
 初心者の人は終わるまで待つのが無難です。
先日のユーロ―ECBの金利が据え置きだったように、今回のFOMCでも据え置きになることが90%の確実性です。ですから、ドル円が単純に下がる(ドル高円安)と思ってトレードするのは危険です。

 ここで、初心者の皆さんにお話ししたいのは、欧米の機関投資家、いわゆる大口と、日本人の個人投資家では、考え方、感じ方が違うということです。彼らは日本通なわけではなく、日本国内の事情にも興味もありません。あるのは「円」の動きだけです。
 だから、ヘッドラインで海外のニュースで日本円の事が流れると大きく反応します。日本人が思っているのとは違う反応になることもしばしばです。しかし、ドル円の動きは彼らが担っている側面が強いのも事実です。
 日本の個人投資家の思惑とは違う動きをしたからと言って、批判や困惑をしても、利益は増えません。彼らの動きに合わせていくしかないのです。
 ですから、先に動くのではなく、後からついていくということがとても重要なのです。
 このことが分からないと、いつまでも初心者のままです。
それでは31日のFOMC(31日深夜)を楽しみ待ちましょう。

円柔軟に頭の中を入れ替えて最新の情報を仕入れましょう、相場で生き残るためにとても必要です

<この「ひじきのFX]では経済指標のファンダメンタルを中心に、ドル円などの動き、相場の方向性をおしらせしています。相場の方向性を間違わなければ、勝ちやすくなります。なにより、短期に逆張りになり含み損を抱えても取り返すことが出来ます。この方向性を間違えると大きく損切りをして退場の憂き目をみることになります。テクニカルについては、動画をみて(ユーチューブなど)勉強した方が身に付くので、ここでは解説していません>


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