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僕の方こそありがとう

2022年最終日です。年末は友達に会ったり、呪術廻戦を一気見したり、年末らしい年末を過ごしています。前髪下ろしてサングラスの五条先生が素敵なのと、棘くんが可愛いです。 


Mr.Childrenデビュー30周年を記念した映画「GIFT for you」公開初日に見てきました。ちなみに私、ファンクラブ会員十数年目です。

今年行われたツアーのライブ映像と、スタッフやファンからのコメントを織り交ぜた、愛に溢れた映画でした。おかげさまで今、目がパンパンに腫れています。

実は数ヶ月前、応募した内容をもとに、映像監督の稲垣さんにインタビューして頂きました。
監督と直々にお話できるなんて。びっくりでした。ものすごい人数の全員とお話ししていたのでしょうか。その本気に、底知れぬ愛を感じます。
緊張と興奮とで上手く話せませんでしたが、作り手に感想を直接伝えられるのはとても良い機会でした。ちなみに採用はされませんでした。でも関われただけ幸せです。ありがとうございました。


以下、この企画のために書いた、私とMr.Childrenのあれこれの全文です。実際は字数制限があったのでめちゃくちゃ削りました。




Mr.Childrenは、私より1つ年上。

小学生の時、父が教えてくれた「Sign」。
好きになるのに、そう時間はかからなかった。
それから私は毎日、Mr.Childrenを聞いて過ごした。

友達と遊んだ帰り道。「口笛」
部活の大会、2回戦敗退。「終わりなき旅」
初めての恋。「旅立ちの唄」
自転車で走る、朝の通学路。「蘇生」
文化祭の準備を終えた、誰もいない教室。「箒星」
待ち合わせ場所へ走る。「靴ひも」
深夜の高速道路。「ロードムービー」
4月、後悔。「CANDY」
眠れない夜。「Any」
会社へ向かう気怠い朝。「彩り」
離れて気付く、家族の大切さ。「放たれる」
不安な心に光刺す。「足音〜Be Strong」
海沿いをドライブ。「youthful days」
大人ってめんどくさい。「UFO」
別れの気配、終わりの始まり。「himawari」
ほろ酔いの飲み会終わり。「空風の帰り道」

晴れの日も、雨の日も、私の人生にはいつもMr.Childrenがいた。


「半世紀へのエントランス」名古屋公演。
私にとって、3年ぶりのMr.Childrenのライブ。
圧巻だった。Mr.Childrenと、彼らを愛するすべての人の思いが爆発した、愛に溢れたライブだった。
その後、一緒にライブに行った友達と、近くの居酒屋で乾杯して、別れた。


数週間後、私達は再会した。場所は彼女の結婚式。
Mr.Childrenを通じて出会って10年。こんな日が来るなんて想像もしてなかったね、と笑った。
Mr.Childrenの音楽に包まれた、あたたかい式だった。
子供の頃にはわからなかった歌詞の意味が、大人になって身に染みた。


Mr.Childrenのおかげで、たくさんの人やものに出会い、たくさんのことを学び、たくさんたくさん幸せをもらった。

私が生まれる前から、最高の音楽を鳴らし、第一線を走り続けているMr.Children。
これからも私は、大好きなアーティストであり、人生の先輩である、Mr.Childrenと共に生きていく。

いつもありがとう。末永くよろしくね。
30周年おめでとう!



自分結構いいこと言ったなと思ってたんですけど、映画の中で、いろんな人が自分と同じようなことを言っていました。
全然私特別じゃないじゃん!と恥ずかしくなったのと同時に、たくさんの人に、同じように思わせるミスチルすげー。となりました。

「あなたにとってMr.Childrenとは?」という質問に対して、私は「人生」と答えました。
「この曲を聞くと当時のことを思い出す」という曲が、あまりにも多いから。

ミスチルの音楽は、いつでも日常に寄り添ってくれる。良い日も悪い日も、限りなく日常に馴染んで、誰かの人生を共に歩んでくれる。
特別じゃないことこそが特別なのだと、教えてくれる。

最高のGIFTをありがとう。
一緒に生きてくれてありがとう。
これからもよろしくね。



2022年、良い締めくくりでした。
来年も良い年になりますように。

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