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開閉型の陰陽について

【体癖の学び初めによくある質問】

これまでに開催している講座や茶話会、体癖診断の会でかなりの頻度で受ける質問があります。

開閉型の9と10種。独りを好みオタク的な9種が陽で、いつも人の中心にいる10種が陰なのは、なぜ?


では、それぞれの無意識=癖を、少し整理してみましょう。

【開閉の感受性〜集注と愛憎】

閉型9種のそれらは、まるでレーザービーム。一点のみの対象へ貫くように注ぎ続けちゃいます。

一方、開型10種はそうではなくて、同じ無意識(癖)でも、360度、全方向に拡散しちゃう。

【9種傾向・骨盤が縮む】

自らが納得した瞬間に、関心のあるひとつの物事に対し、まるで針の穴を射抜くように集注してしまう、9種。完ぺき主義で、職人気質のひと。

タモリさんなんか、そうです。こだわりの人ですね。一見何してるか不明というか。やはりその身体も、中心へ中心へ、縮む印象がありますね。

【10種傾向・骨盤が開く】

自らのことよりも、自分に頼ってくる、助けを必要としているものを拒まず、一緒くたに包み込んでしまう、10種。八方美人で、博愛のひと。

いきとしいけるすべてに愛を!愛の大盤振る舞い~♪の美輪明弘さんそうです。お顔も身体も、そのアクションも、大きく広がりを見せませんか。

ふうん。そう観てみると確かに、偶数型の10種の方が明るい印象で、奇数型の9種が暗い印象があるかもしれませんね。

それなら、これではどうでしょうか。それぞれのエネルギーの在り方と方向性を、あえて比較していきます。

自ら縮んで瞬発する鋭さ、9種。
緩んで広がる柔らかさ、10種。

狭くて深い、9種。
広くて浅い、10種。

細部までこだわる、9種。
大雑把でおおらか、10種。

結果的に、目に見えてわかりやすく影響範囲の広い10種性は、みんなの太陽のような明るさというか、華のある緩さを感じさせる。

9種は、暗さというよりも、その鋭い感受性ゆえに、何か得体の知れないような異様な雰囲気や緊張感を、周囲に与えてしまいがち。

仮に「明るい、暗い」という形容は、体癖による印象の「結果」でしかありません。またそれらは、本人じゃなく周りの人の判断によるもので。


【奇数体癖と偶数体癖】

陰陽(奇数偶数)の基準はエネルギーの発散が、能動的か受動的かです。

奇数タイプは、能動(陽)。いつでも自分から起動します。
偶数タイプは、受動(陰)。外部の存在や言動を、まず受けてから、返す。

さいごのまとめ。開閉種の陰陽を捉え直します。

9種=能動(陽)常に自らの直感に従い、納得済みで自ら一点集注する。結果、陰の印象を醸す。
10種=受動(陰)常に周囲のアプローチを受けてから分散集注する。結果、陽の印象を醸す。


すこしは、すっきりしていただけましたか?

さて、

9月14日
けんけんの体癖講座では、
「奇数偶数」「能動受動」について
更に、掘り下げていきます!

講座:【奇数体癖と偶数体癖】
日時:9/14(土)18:30~20:30
場所:品川・高輪
費用:3千円

※ 講座後、近くの料理屋さんで中本を囲んでの茶話会があります。任意参加。体癖について、ざっくばらんに質問できるチャンス。お得ですよ。

ご興味のある方は、是非ご参加ください。

お申込は、nakamoto_k@hotmail.com まで


※ 受講生の皆様、まとめて下さったS様、体癖にご関心を寄せて下さる皆様、いつもありがとうございます。

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