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留学"だけ"で人生を変えることは出来ない。-StudyInインターン 松本瑚子-

留学は1つのきっかけに過ぎない。留学だけで劇的に変わる程、人生は単純なものではないかもしれない。だが、留学に行くからこそ、人生を劇的に変える自分を作ることはできる。実際、留学を通して人生をドラマチックに変えた人は沢山いるし、日本では不可能なスピードで個人的成長を成し遂げる人もいる。内側からキラキラと輝き、圧倒的な行動力や人間的な魅力がある人。具現化するのは難しいが、戦隊もので言う赤色を担当するような、周囲のエネルギー源となるような人になれるかもしれない。
フィリピンとオーストラリア留学を経て、日々のインターンに勤しむ彼女も、虎視眈々と赤色の座を守り、周囲に活力を与える1人だ。”学生”の枠に留まらない彼女を創る歯車は、留学に行くことが出来たから、猛スピードで回り始めた。

-今の自分を簡単に教えて下さい。

今は、名古屋の大学を休学し、東京でインターンをしています。大学2年の時に、1ヶ月フィリピン、4ヶ月オーストラリアへ留学し、帰国後3つのインターンを経験しました。ベトナムやカンボジア、その後シンガポールインターンを運営する側にも回りました。

-留学前の松本さんはどのような人物だったのですか?

気になったもの全てに挑戦したい、好奇心旺盛な学生でした。一方、英語は全く話せなくて、大学の授業などでは毎日もどかしい思いをしていました。そこで純粋に英語力を鍛えたいと思い、留学を決めました。

-最初にフィリピンへ1ヶ月行った理由は?

オーストラリアへ行く前にしっかり基礎を固めておかないと、留学が無意味になってしまうと思ったからです。元々大学のプログラムにも組み込まれていて、留学前の基礎が重要なのだと感じました。

-実際留学へ行ってみて、いかがでしたか?

思った通りにスピーキングもTOEICも上げる事が出来て、満足しています。私は、フィリピンとオーストラリア、2カ国行ったのですが、何よりもフィリピンが大好きになりました。時間がゆっくりと流れていて、日本とのギャップを感じましたし、何よりもみんなが飾らないオープンな所に惹かれました。

-松本さんの、自分の意見をしっかり言葉にし、発言する強さはそこから来たのでしょうか?

はい。そうだと思います。作られたものではない、ありのままの人の姿が好きだなと感じることができ、自分ももっと素を出して良いのだと思えました。愛想笑いもしないし、好きなことをすぐ口に出すし、日本でそんな事したら避けられそうだけど(笑)そういう飾らない姿に魅力を感じました。自分の意見をしっかり持っているからこそ、自分をそのまま出していけるのかなと。日本でも、その人の素を評価できるような環境にしていきたいです。

-海外インターンシップを始めた理由は、留学ですか?

そうですね。そもそもフィリピンの影響で東南アジアが大好きになって、もっと東南アジアについて知りたい!という欲が出てきました。最初はベトナムへ行ったのですが、そこで海外で学ぶだけでなく人と触れ合い、周囲を動かしていく事に魅力を感じましたね。フィリピン留学で、人に対する偏見がより無くなったのと、自分の意見をしっかり伝えることの大切さを実感したので、異国でも意見を交わして前進していくことにワクワクしました。

-インターンシップで感じたこと、学んだことはありますか?

行動する分、沢山の知識も必要なのだと強く実感しました。以前は素直さだけでいっぱい吸収して前のインターンもリーダーとしてみんなをまとめてきたのですが、今はもっと自分に自信を持てるよう、東京でインターンをして沢山の人に会い、知識を蓄えています。マイナスを0に戻して、フィリピンの人達の様にもっと素の自分で勝負できるよう、そして前の自分の様に沢山挑戦して行けるよう、土台作りをしっかり作らないといけないですね。

-留学に行かなかったら、どうなっていたと思いますか?

インターンもしていなかったですし、沢山の人に会って、色々な生き方を知る事も無かったと思います。今は、沢山の生き方や考え方を知った分、自分の人生に対して深く考え、何をするべきか毎日考えます。しっかり考えるからこそ、将来に向け理想の自分を描けるのかなと。昔は特に自分や自分の人生について考えていなかったですし。今は、自分の理想の人生を実現するための妥協をしなくなりました。
自信がない自分もいるけど、そのおかげで吸収しないとっていう強い原動力があるので、妥協せず学んで行きたいです。

留学はインターンを始めるきっかけや自分への自信となった要因の一つですが、留学やインターンで様々な出会いがあったから、私がどういう人なのか自己認知をして行く事が必要なのだと気づきました。何かを変えたい、成し遂げたいのなら、まずは自分を見つめ直して成長する必要があると思います。私にとって留学は、そういった自分になれる重要なきっかけでしたね。

-松本さんにとって、理想の自分とは

何かを成し遂げたい人や目標を持ってる人達を間接的に支えて、ビジョン達成に貢献したいです。その手段は今模索中で、インターンを経験したり沢山の人に会ったりしながら探しています。死ぬまでに私はこの世界で何ができるのかという、"価値提供"を考え、社会に貢献できる人になりたいです。


プロフィール

松本瑚子:愛知県出身。大学2年次にフィリピンへ1ヶ月、オーストラリアへ4ヶ月留学。その後ベトナムやカンボジアでの短期インターンを経て、シンガポールでの学生インターン運営に1年間携わる。現在はStudyInを運営する株式会社Bluedにて、インターンとしてマーケティングを学ぶ。