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中年が厨二病で病苦を乗り切る話
「また入院することになったの」
と、職場の同僚に話をしたら、それじゃ退屈だろうからといくつか本やアニメを勧めてくれた。
同年代、同世代は、私が仕事に穴をあけてしまう迷惑も顧みず、親切である。「明日は我が身」を知るからこその厚意をとても有り難く感じ、喜んでその方のオススメするラノベをお借りして入院に挑んだ。
「必ず読んでよ。そして語ろう。元気で戻ってきてね。」というメッセージを感じる。
借りた
生きづらくなる地味な理由
後期高齢者であり、認知症の始まった母は、いわゆる「フレイル」状態となっている。
もともと母はよく出かける人だった。朝は喫茶店でコーヒーを飲み、家事や仕事を済ませたら夕方はサウナに行く日もあった。
元気だった母が少しずつ不便さや面倒くささを感じるようになって出かけなくなったのは、身体能力の低下だけが理由ではないと感じる。
数年前、母がよく利用していた駅前のゆうちょ銀行ATMが撤退した。こ
打率が低くても振らなきゃ当たらない
以前、人生の打率が、思ってたより低いという主観について書いた。
長距離バッターでもアベレージヒッターでもない。俊足巧打を売りにするわけでももちろんない。
野球を例えに挙げているが、
私が実際に今いるのは、あちこちで疲労と不安と退屈の混じった溜め息をする患者さんの「はぁー」という声が聞こえる病院の待合室である。
the⭐︎現実
内視鏡検査の回数はこれで生涯を通して20回くらいになっただろうか