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Blue Post Snowmanz

 僕は、今年47歳を迎えます。20歳の頃に円山のカウンターアクションで見たSlangやCowpers、Next Styleを観た衝撃から27年が経とうとしています。その後Dignity For Allに加入。自身でSoul Ameria Recordsを立ち上げ、パンクやハードコアの世界に影響を受けて活動してきました。しかし結婚をきっかけに転職した仕事が忙しく、生活のバランスが仕事中心になってしまい、程なくして音楽そのものから10年以上も遠ざかってしまうことになります。

 40歳に差し掛かった頃に、仕事で異動を命じられます。ふと我に帰り、自問自答することになります。本当に自分がやりたいこと、成し遂げたいことは何か。仕事に重きを置いてる人を否定している訳ではありません。
 元気に、好きな事が出来るのは後何年だろうか。60歳くらいだろうか。命の灯火はいつか消えてしまう。星野仙一、志村けん、海老一染太郎、相撲の輪島。僕は有名人でも何でもないけれど、みんな70代。もっと早くにその時がくるかもしれない。もしかしたら、人生100年時代に乗れるかもしれない。それは誰にもわからない。けれど、あと20年。振り返れば20年はあっという間だ。もう時間は無い。僕にはパンクやハードコアという音楽があり、衝撃を経験した事を、後世に、若い人達には伝える事が出来るかもしれない。なによりも、自分が楽しみたいのだ。
 「僕はやりたい」と思ったらいつでも演れるようにAnd No Timeというバンドをスタートさせることにした。時代が変わり、SNSが主流の時代。そこで出会う人々が繋がれ、ノルウェーのSlow down recordsのマリウスと知り合い、20年前に活動していたDignity For Allのディスコグラフィーをリリースすることになります。
 そのプロジェクトを進めているうちに、生きている意味や証を見つけた気がします。やりたい事も、やりたかった事も全部やってみたい。自分は音楽が大好きなんだ。まだやれるんだ。

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 TwitterでJimmy Sky Emo World.を運営する@smileheadhunterと知り合い、海外リリースの相談をしている内に意気投合し、彼に背中を押された気がします。そして、我々はミュージシャンをサポートするBlue Post Snowmanzをスタートさせる事にしました。すでに多くの方が、SNS上でバンド/アーティストの作品を紹介したり、応援されたりしている事と同じではありますが、BPSでは買い手とお店やディストロさんを繋げたり、一緒に宣伝したり、海外アーティストを招聘したりと、このBlue Post Snowmanzを通じてコロナ禍ではありますが、挑戦していきたいと考えています。
 我々だけで、全てが成せるとも思ってはいません。生業として運営するわけではないので、沢山の方々にご迷惑をかけながら、助けてもらう事になると思います。
 カウンターアクションやライブハウスが復活する時を見届けたい。自由に好きな事を発信したり、やりたい事がやれる世界に。

よろしくお願いします。
but go easy, step lightly, stay free.

後藤 学

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Blue Post Snowmanz
Twitter : @bluepostsnowmen
mail : bluepostsnowmanz@gmail.com
https://youtube.com/channel/UC8wIXiA8JP-eTRpL_H8vfYg

Jimmy Sky Emo World.
Twitter : @smileheadhunter

後藤 学
Twitter : @go1974alive

current band...

And No Time
Twitter : @andnotime
https://andnotime.bandcamp.com/album/and-no-time-ep

Nomos Amata
https://slowdownrecords.bandcamp.com/track/nomos-amata-n-r-alt-sammen-raser-sammen

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