映画「キングスマン」を観て
3月2日、「キングスマン」という映画を観た。
英題は「Kingsman: The Secret Service」。2014年のイギリス・アメリカ映画で、マシュー・ヴォーン監督の作品だ。
キャストは、ゲイリー・“エグジー”・アンウィン役のタロン・エガートン、ハリー・ハート役コリン・ファース、リッチモンド・ヴァレンタイン役のサミュエル・L・ジャクソン、マーリン役のマーク・ストロングなどである。
あらすじは、
といった内容。
で、観終わっての感想。
「キングスマン」シリーズの1作目
前回、「キングスマン:ゴールデン・サークル」という映画を観たところ、この映画がシリーズ化されていることを知った経緯がある。
同映画は2作目であったので、今回はその1作目を観ることにしたのだ。
で、観終わっての感想。
「相変わらず、おもしろい!」
とにかく、軽快でテンポよく、鑑賞者を引き付ける。この映画の良さは観ていて飽きがこない。
シリーズ化されるのは、納得がいく。
もともとの原作が、おもしろいのだろう。その原作をおもしろく作っている監督はさらにスゴイ。
新人候補間の競争がおもしろい
映画の中で、スパイの新人候補の競争がある。
これがまた、観ていてもハラハラドキドキ。
劇場で見たら、結構な迫力かもしれない。
まさに、命を懸けでスパイになるのだ。それ以上の過酷な任務が待っているのだから、当たり前のことだろう。
次々に脱落してゆく仲間たち。そして、それにパスするエグジー。
彼が徐々に、不良少年からスパイになってゆく姿も、イイ感じである。
映画「インフェルノ」を思わせる、人口削減の内容
この映画の内容が、ノリというか雰囲気は全く違うのだが、ある映画を思い出してしまった。
それは、「インフェルノ」という映画。トム・ハンクスが主演の映画だ。
要は、人口削減を目的とした組織と戦う点は、似ている。
でも、映画でこのような内容が出てくるということは、現実にも何かしら近いものが存在するのではないだろうか・・・と勘ぐってしまう。
結構、未来を彷彿とさせる内容のものが、映画化されることはあるような気がする。
それにしても、人の命の軽さは相変わらず
前回観た2作目もそうだったが、このシリーズは相変わらず人の命が軽い。
まぁ、エンターテイメントとして観る分にはおもしろい。
ただ、冷静に考えると、相当な命の軽さである。
娯楽映画として、お酒でも飲みながら、楽しむことには最適のような気がするのである。
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