映画「PLAN75」を観て
4月13日「PLAN75」という映画を観た。
2022年の日本映画で、早川 千絵 監督の作品だ。
キャストは、角谷ミチ役の倍賞 千恵子、岡部ヒロム 役の磯村 勇斗、岡部幸夫役のたかお 鷹、成宮瑶子役の河合 優実などである。
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あらすじは、
と、いった内容。
で、観終わっての感想。
高齢化問題は、避けて通れない問題
高齢化の問題は、もうすでに避けて通れない問題である。その中から、こういう映画が出てきても、ちっとも可笑しくないし、むしろ自然の流れだと思う。
また、こういう映画は興行的に関係ない世代にはきっとうけない。だから、作らない。そういった悪循環の中で、時だけが過ぎてゆく。
今この瞬間も、高齢化が進んでいる。問題は良くなるどころか、悪化している。
人は何のために生まれてきたのだろう
映画の中の高齢者を見て「いったい人は、何のために生まれてきたのだろう?」と感じてしまう。この世代の皆さんは、きっと戦後の高度経済成長の中をがむしゃらに働いてきた。子どもを産み、育て、そして気づけば歳をとっていた。そして世間から必要とされなくなるのだ。
これは、未来の自分たちの姿ではないだろうか。
だからこそ、その時になってからでは、遅すぎるのだ。
若い人も含め、自分の生きる道を今一度考えるべき時期が来ているのかもしれない。
PLAN75という、国の政策
「PLAN75」。
要は、高齢者になったら、死に場所を家族でなく、国が引き受けるプラン。
そして、積極的に安楽死をさせようというプラン。
名前は高齢者にはわからないようにしているが、見え見えのプラン。
でも、身寄りのなくなった高齢者は進んで加入する。
若者たちは、そんなプランに携わりながら、どんな気持ちでいるのだろう。
いずれは、自分たちも時が来ればそうなる。
若いから気づけないが、違和感が残る中で仕事をしているという姿が見えるのである。
いずれ、似たようなことが起きてくるだろう
いずれは、似たようなことが出てくるだろう。
いや、実は裏で、もう実行されているのかもしれない。
それは、一般国民には知らされず実行されている可能性もある。
だからこそ、この映画の中で警鐘を鳴らしているようなきがするのである。
今、世の中にある中で、「PLAN75」に似たような事例はないですか?
これ以上は、明言は避けておこう。
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