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2023年10月11日、入院3日目。

朝食の食パンが常温と思いきや、人肌ぐらいに温かかった。
(願わくば、トーストをしたい。)
あまり好きではない牛乳が、朝食には必ずついてくる。
小学校の給食でそうしていたように、まず一気飲みをして片付ける。

午前中、介護士さんにシャンプーをしてもらった。
4日ぶりの洗髪、最高かよ。
看護師さんをはじめ、スタッフ全員やさしいから沁みる。

一般的に尿管結石は泌尿器科に入院するらしいのですが、妊娠中のため産科に入院しました。
同室の患者さんはお腹が大きくて、おそらくみなさんこの病院で出産される方々。
私みたいに産む前に(石が出たら)退院する患者はレアケースだそう。
ちなみに、みなさんベッドまわりのカーテンを閉め切っていて交流はゼロ。

毎日、看護師さんが胎児の心音を確認しに来ます。
たまに、産科医による胎児の診察があります。
その産科医がなんと、仕事でお会いしたことがある方でした。
数年前に、この病院の採用パンフレット・ポスター制作で撮影&取材をしました。
さすがに覚えられていなかったけれど、こんなカタチで再会するなんて。
お世話になります。

この病院で高校の友達が働いていることを思い出し、連絡を取ってみる。
コロナにより基本的に面会禁止で誰にも会えておらず、
しょうもない話に飢えているから会えたら嬉しすぎて漏らしそう。
あ、尿道カテーテルが入っているからすでに絶え間なく漏らしていました。

カラダに管2本がつながっているのでお風呂には入れないけど、
あったかいタオルで清拭できるのがまだよかった。

肝心の治療は、痛みを抑えながら水分を摂るしかないみたい。
様子を見て変わらなかったら、CT検査を検討しないといけないみたい。

背中の神経から入れる痛み止めの薬は、約1週間分。
この薬がなくなる頃には石が出たらいいねと、麻酔科医が言っていた。
えっと…入院は2〜3日と聞いていたんですけど。
(まさか、おかわりする羽目になるとは。)

看護師さんに痛み止めのボタンをいつ押したか報告しないといけないので、
スマホに逐一メモ。
16:40に押した後、また痛くなって点滴→筋肉注射コース。

内臓の痛みだから、患部を押しても揉んでも体勢を変えても痛さは変わらない。
痛みの王様とか世界三大激痛のひとつと言われているらしい。
その世界レベル、求めていませんけど。


人肌ぐらいに温かい食パン
痛み止めの点滴はここから入れる

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