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読書習慣#57 カイゼンこそがチカラ/「トヨタ物語」

世界一となったトヨタの足跡。秘密はカイゼン。

トヨタの歴史=カイゼンの歴史。

世界に誇れる企業であり一大産業をつくった日本の自動車。その最大メーカーであるトヨタ。なぜトヨタは世界のトップになれたのか。。

その足跡を創業から現在に至るまでを書き綴った本。

これを読むとトヨタが何の課題に直面しそこからどう対処していったのか。そのことが細かく描かれる。カイゼンを経営にも実践している。

JITが生まれた背景と内容、ケンタッキー州での生産工場の件、そしてその工場が地元でも誇れる企業になったことなどが描かれる。読んでみると他の大きな企業よりも「一か八か」的なビジネスが少なく、着実に歩む。

バブリ崩壊時代も安定成長。2000年ごろに一部大企業はビックチャンスに大きな賭けに手を出すものの2008年頃のリーマンショックで失速することもしばしば、ところがトヨタは着実もそんな様子も読み取る。

経営に派手さがなく、着実性で歩むトヨタ。その経営の姿勢とそれから生まれる思想カイゼン・JITもやはりトヨタの魂なであり着実な思想と歩みがものすごくマッチしていると思いました。


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