ドイツ・日本・アメリカの休暇に対する考え方

休みが多く、生産性も高いドイツ

2013年データでは、ドイツの労働生産性は1時間当たり61ドルで日本の40ドルを大きく上回った(日本が低いのはデータがドルで計算されていることやアベノミクスの影響でのレートが低いことも影響)。毎年働く時間はドイツ人のほうが日本人より352時間(44日相当)も短い

ドイツと比較した日本人の休暇の少なさ

ドイツに対し日本政府はホワイトカラーの労働時間に関する規制を緩めようとすらしている。2015年に社員は年5日間の有給休暇取得を義務付ける方針を厚生労働省が示したが、ドイツの5分の1程度。2013年には、一人当たりに与えられた有給休暇は約13日、実際に昇華された平均は約8日と、取得率50%未満で、調査対象25か国のなかで韓国に次いで2番目に低い数値

アメリカの休暇

有給休暇の最低取得日数は法律では定められておらず、企業の裁量に任されている。アメリカの経済界は政府からの介入を極端に小さくしようととしているため。

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