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「安定」と「継続」の先に

佐藤選手のセカンドは公式戦初でした。オープン戦で一度守っただけ。ほとんど練習していないはず。そんなことをさせたら守る方で疲弊し、打てるものも打てなくなります。

タイガースの首脳陣には「野球は1点も獲られなければ負けないスポーツ」という真実を思い出してほしいです。

新日本プロレス・柴田勝頼選手のインタビューが頭を過ぎりました。

彼はLA道場でヘッドコーチを務めています。以前、新人時代の某レスラーから「腕十字を試合で使いたい」と言われたとか。柴田選手は「だったら俺にかけてみろよ」と返しました。

腕十字はシンプルな関節技。だからこそ奥が深いみたいです。どこをどうしたらガッチリ極まるかを知らなければかからない。

柴田選手は怒りました。「使いたいなら、まず使うための練習をしろ」「練習でやってないことは絶対にできないんだよ!」と。

実際はスポーツでも日々の業務でも「ぶっつけ本番で上手くいく」ケースは存在します。たとえば好調で気分が乗っていると、普段できないことができてしまう。書店でいうなら外国語の接客や複雑なラッピングなど。でも半分運任せだから持続性がないのです。

一方、優れた仕事は「安定」と「継続」が肝です。ラーメン屋だったら、常に同じ美味しさ、もしくは一定ラインを下回らない味を提供する必要がある。「たまに95点。でもひどい時は20点」ではお客さんに定着してもらえません。

そして技を安定させるには日々の練習しかない。

私が連日noteを書く理由のひとつがこれです。おこがましいかもしれませんが「一定レベル以上の内容で毎日書く」習慣を己に課しているのです。自分のためでもあるけど「公のためにやれることをやりたい」という意識で。

できているかどうかはわかりません。でもこの目標のおかげで続いているのはたしかなのです。

志を忘れずに「読む・書く・売る」を継続していきます。

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