見出し画像

【本屋物語】04月28日号 Check…それが出版界の現状 : 電子書籍もそんなに売れないし、当然マンガも売れない #町山智宏 | #街とその不確かな壁 #村上春樹 推定売上部数 | 本の #印税率 royalty (on book)

Check…それが出版界の現状 : 電子書籍もそんなに売れないし、当然マンガも売れない #町山智宏

仕事柄、町山さんの以下のtweetは印象に残りました。

町山さんは正直な方なので、私の集めたdata・分析とは少々異なりますが、町山さんの環境上、現場の声そのものなので、その通りなのだと思います。
日本の出版社の印税率については、一般的には5~10%と言われています。ただし、著者の人気や交渉力によっては、15%や20%になる場合もあります。※本の種類にもよりますが、私の知り合いの出版社の社長さんなどは、初版は印税は発生せず、印税は重版よりという交渉を作家の方とされている方もいらっしゃいます。松岡正剛さんなどは、印税の話などをする時は、鼻で笑っていらっしゃったので、決して「儲かります。」の世界ではなく、厳しい世界なのだろう???と思っています。

又、日本を代表する村上春樹さんの印税率については、正確な数字は公表されていませんが、10%以上であることは間違いないでしょう。netでは20%???などの声もあるようですね。で、村上春樹さんの代表作である『1Q84』の単行本は、初版発行部数が100万部でしたので、印税率が10%だと仮定しても、その印税収入は約4億円になります。

街とその不確かな壁 #村上春樹 推定売上部数

街とその不確かな壁

で、そうなると、出たばっかりの「街とその不確かな壁」村上春樹 の推定売上部数が 週間 BOOKランキング 2023年04月24日付 (2023年04月10日~2023年04月16日)出版社:新潮社 発売日:2023年04月 価格:2,970円(税込)
推定売上部数:は 162,714部 となっておりまして、如何に 村上春樹 という作家が、突き抜けていることがよく解ります。単行本とkindleの価格が同じだということもpowerを感じますね。

2970円×162.714冊×0.1 ??=
2970円×162.714冊×0.2 ??=
となるのでしょうが、僅かな期間でこの数字なのですから、驚くばかりです。

印税率について更に詳しく知りたい方は以下に参考のURLを置いておきます。

本日のお薦め本 : Putin: The explosive and extraordinary new biography of Russia’s leader ペーパーバック – 2023/5/4 

で本日のお薦め本は、Philip Short の以下の本で… 全880ページ 楽しみです。
#私のイチオシ

Putin: The explosive and extraordinary new biography of Russia’s leader ペーパーバック – 2023/5/4

出版社 ‏ : ‎ Vintage (2023/5/4)

  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/5/4

  • 言語 ‏ : ‎ 英語

  • ペーパーバック ‏ : ‎ 880ページ

  • ISBN-10 ‏ : ‎ 1784700932

  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-1784700935

  • 寸法 ‏ : ‎ 12.9 x 4.8 x 19.7 cm

はてなブログversion

内容が多少違う場合もございます。
以下の画像をクリックして頂くとLINKするように設定させて頂きました。

https://booksch.hatenablog.com/entry/note20230428

本日のtag… #出版界の現状 #電子書籍 #マンガ #町山智宏 #街とその不確かな壁 #村上春樹 #推定売上部数 #本の印税率 #royalty #松岡正剛 #Putin #biography #Russia #PhilipShort #本好きな人と繋がりたい #本が好きな人と繋がりたい #読書好きと繋がりたい #業界あるある #仕事について話そう


この記事が参加している募集

業界あるある

私のイチオシ

仕事について話そう

よろしければBooksChannel本屋日記物語をサポートいただければ幸いです。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使用させていただきます。