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障がいを持つ従業員を中心としたビジネス・アメリカのコーヒー屋さん

障害者の雇用の少なさはどの国でも大きな問題ですが、元気が出る素晴らしい記事を読みました。インスピレーションになります。ハーバード・ビジネスレビューより。

要約を訳したものがこちら。

ダウン症の子供を2人持つ親として、著者たちはアメリカ合衆国で障害を持つ人々の80%が無職であることを知りました。彼らは、自分たちの子供であるビティとボウがその統計の一部にならないように決心しました。彼らは、ノースカロライナ州ウィルミントンの自分たちの故郷に小さなコーヒーショップを開くことにし、主に知的および発達障害を持つ人々を雇用しました。今日では、彼らは11州とコロンビア特別区にわたって所有およびフランチャイズの店舗を17か所持ち、2023年にさらに4か所がオープン予定で、合わせて障害を持つ人々400人を雇用しています。彼らは、どのような組織でもこうした労働者を受け入れることができると信じており、これらのチームメンバーから最善を引き出し、課題を克服し、彼らが提供するすべての価値を活用する方法を経験を通じて学びました。

Harvard Business Review

元記事は英語ですが、ChatGPTで翻訳して全部読んでください! 長いですがすごくいいです。

発達障害児を育てる親として感じるのは、子供の将来を考えると漠然とした不安がつきまとうこと。先のことなんで誰も分からないのですがね。でもこういった企業が増えてきているのはいいニュースであり、安心材料。そして受け身にならずに「雇用を生み出す側にも回る」という行動の起こし方もあるんだなーと。勇気もらっちゃったな・・・

Bitty & Beauを作ったライト夫妻が賢いなと思ったのは、障害者の雇用ありきでビジネスを作り、需要に追いつかないほどビジネスを上手く回し、ちゃんと利益を産んでいること。

このビジネスの2次的なベネフィットは、地域の人たちが日常的に障害者と関わる機会を得たこと。ニューロダイバーシティの入り口だと思います。多様性とはどういうことかをコーヒーを飲みながら感じられる。慣れていく機会というか。障害者と分断された壁を取り外していく。

障害を持つ従業員を、店舗での仕事のみならずマネジメント枠にもどんどん昇格したり、コーヒー豆のバイヤーみたいな他の専門職にも広がるともっと魅力的だなと思いました。障害を持つ従業員は今のところ400人近くいるそうですが、2017年からマネジメントに昇格したのは1人だけだそうです。今後のチャレンジですね。

ちなみにここのホームページで売っていたオリジナルのTシャツとトレーナーを買ってしまいました。メッセージがなかなか良く・・・

こちらは「radically inclusive」。「過激に」とか「大胆にインクルーシブ」とでも言いましょうか。

そしてこちらはトレーナーで、胸元には「Leave your doubt at the door」の言葉。「疑念はドアに置いていけ」。私へのメッセージなのか。

届いたら報告します💖

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