メンヘラホイホイ-後書き

そんな訳でこのメンヘラホイホイという物語は一旦、幕を閉じようと思う。

その後の話はまだまだたくさんあるんだが、それはしばらくの期間は公開しないでおこうと思っている。


少なくとも人間ってのは集団生活を幼い頃から教え込まれ、基本的に集団生活の中で滑稽だと判断されたり、1人に嫌悪感を持たせた場合、そいつは集団心理によって叩かれ、疎外される。

それは、学校だけじゃない。
職場だけじゃない。
家族も同じだ。

詰まる所、簡単に人を嫌うって事はそもそも何も考えちゃいない。人間ってやつは多面体で、その一面を見て嫌いと判断するのは浅はかだと思うんだ。

この「俺」という存在の男は物語が進むに連れて怒らなくなる。人を許す心を手に入れる。

五年もすれば人間はその人間と全く違う人間にもなり得る。


番外編の印象は直近の記事だから、他の記事と比較しても強く心に残っている事だろう。

でも、これは人間不信の話では無い。


そして、メンヘラと呼ばれる人達に対しても
その他の人に対しても全てを異常だと誰かが言っても、ちゃんと自らのその目で、心で、しっかり判断するってのはすごく大切だと思うんだ。

ただ人から愛されたいと願う事はメンヘラでは無く、生きていればあらゆる生物が想う事だと思っている。


この物語は実に奇妙な物語になった。

この話を見て、読者の方々は何を思っただろうか?好きな様に感じ取ってくれたらいい。

内容が重過ぎて全ての物語に目を通してくれた人が誰もいないのも知っちゃいるが、そこは作者の文章力の無さなんかも原因だろうからアレンジし、いつかは書籍として販売を目論んでいる。


最後に、少しだけでも読んで下さった方々に心から感謝しています。

事実は小説より奇なり。

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