伝えたかった職人の想い 会社が在ることへの感謝
こんな風に社員の想いや働く姿を
発信していきたかったな
企業の公式noteを読む度
そんな想いがこみ上げる
一人一人にインタビューのようにお話を聴いて
響いた言葉と真剣なまなざしの
働く姿の写真とともに・・・
構想はずっと持っていた
もう少し発信に慣れてきたら
実行したいと思っていた矢先
本社は残るものの
勤務していた事業が撤退
勤務先と発信していたアカウントは
無くなってしまった
それ以来『いつか』は私の中で無くなった
思った時に行動しなければ、と
私がこの会社で
発信(Instagram)に携わったのはたった3ヶ月
それまで個人のSNSアカウントは
前職で必要でInstagramだけ作成
SNS全般、見る専ですら無かったのです
そんなSNSほぼ初心者の私の発信
心がけたことが2つあります
①他社を知ることで自社の強みを知る
同業他社の発信をリサーチ
初めて勤める業界だったので
そもそも魅せ方が分からず
どんな角度の写真を投稿されているのか?
どんな#ハッシュタグが使われているのか?
リサーチしながら学んでいきました
自動車カーコーティング等の会社で
高級車専門だったことから
磨き完成後のお客様の美しい愛車を
高級車カタログのようにトップ写真へ
BeforeAfterの投稿が多かったので
強みを活かしたスタイルにしたのです
するとそれまで同業者さまが殆どだったフォロワーに
個人のオーナーさまが増えだしました
高級車になればなるほど
愛車への想いが強くなる
他のオーナーさまの愛車を見るだけでも
ワクワクしますし
次の機会にはこの会社で!と
思って頂けるだけでも
発信の意味があると思っていました
それまでInstagramでは皆無だった
メッセージやお問合せも初めて入りました
他社を知ることで自社の強みがみえてくる
②社員を巻き込んでいく
自動車写真メインだった投稿を
作業中の社員の姿も積極的に投稿
基本は現場スタッフの方が撮影下さってましたが
撮影OKですか?と
作業現場に入らせて頂くことも
(職人の現場は女性は立ち入ってはいけない
という勝手な思い込みがありましたが
コミュニケーション不足だっただけ
笑顔で対応くださり信頼にも繋がりました)
そんなことが積み重なっていく頃には
技術についてだったり
車のパーツについてだったり
ネットでは分かりにくかったことも
職人さんの説明で理解できるように
やはり現場の方にお聴きするのが一番!
職人さんに限らず営業の方にも
部長、社長にもどんどん質問していたので
こんな熱い想いをお持ちなんだ、と
新しいお顔を拝見することも
部署間の想いのすれ違いも発覚して
少しずつ関係が良くなろうとしていたところでした
質問する人がいることって大切
ここでインタビューしたい!
という想いが出てきたのです
社長の想い
部長の想い
職人の想い・・・
これは全員に聴いていきたい、と
皆が発信を見ているから
この人のこんな想いも伝わってほしいな、と
社内雰囲気が少しずつ柔らかくなっていったり
発信に無関心だった方が自発的に投稿されたり
目に見えて変化が起こり
実感したことがあります
お客様へ向けての発信でも
実は社員に一番届くのだと
事業撤退は数字が思わしくないと
誰がみても分かるものでしたが
誰一人改善しようという考えを持たず
毎日皆が愚痴を言うばかりの日々でした
中小企業でしたので
社長に提案すれば通る距離感にも関わらずです
トップダウン色もやや強い会社でしたが
皆が自分で考える事を放棄しているように見えました
そんな中、発信に無関心だった方が
自発的に投稿したリールが
2.7万回再生にまでなります
再生回数が伸びだしたのは
事業撤退後のことでした
ひとりひとり皆が答えを出せる状態なら
会社の結果は変わったと思っています
解雇通知書が届いた日
アルバイトの社会に出る前の大学生の方にも
これが届いたのかと思うと
若者に対して
何と不甲斐ない大人の姿を見せ続けていたのだろう、と
情けなくて涙がでました
発信の影響から
良い変化が起こる分岐点にきた!
という矢先だったので
悔やまれてなりません
愚痴や不満を言うのは
もう古いことなのだと気づいてほしい
会社が在ること自体が
奇跡なのだと
『出来ないではなく、どうすれば出来るか』を
皆が考えられる社会になってほしい
そんな解決策になるのが
企業の公式noteの存在ではないかな、と
思っています
ブランドストーリーや社員インタビュー
こういう発信をみると
自分の会社のこと好きになりますよね!
私がやりたいと思っていたことが
全て詰まっていて
『そうそう!こういう発信がしたかった!』と
あの頃の想いが蘇ります
企業の想い
ブランドストーリー
社員インタビュー
発信も社内報も
会社が『在る』からこそ出来ること
『在る』ことにまずは感謝
『いつか』じゃなく思った時に行動
それが今の私の心がけ
そして
企業の想いを伝える立場に
またご縁あることを願って・・・
応援嬉しいです♡頂いたサポートは次は私が応援したい方へとお還ししていきます✨ありがとうございます♡