9月生まれの私が生まれた年、残暑が厳しく、臨月の母は猛暑に耐えていました。

私が生まれた日にやっと30℃を切り、〔ゆきわ〕が秋を連れてきたようだったと母が言います。

今は9月に入っても、連日35℃とか普通。命の危険すら感じる暑さ。実際、死者も出る。

気温の変化だからなのか何なのか、生態系も変化している。

大阪府で育った私たち。16歳年上の夫が子どもの頃、セミといえばアブラゼミで、珍しいクマゼミを捕まえると嬉しかったんだとか。

私が子どもの頃は、クマゼミなんて腐る程とれた。むしろアブラゼミのほうがレア。

しかもすばしっこくてなかなか捕まえられず、レア度が増していた。

レアといえば、ニイニイゼミはレア、ツクツクボウシも。数も少ないけど、ニイニイゼミは見つけにくい、ツクツクボウシはすばしっこい。

ツクツクボウシの声を聞くと、まだ絶滅してないんだなと、少し嬉しくなる。

追記：
40年と言いましたが、実際は夫との歳の差同様、もっとスパンが短いです。20代の頃も同じように思ってましたから。