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No.13/「気づくと頭だけで考えちゃう」から始まる読書/【脳の外で考える】(著 Annie Murphy Paul)

こんばんは!いかがお過ごしでしょうか。私は本日話題の【R R R】という映画を観てきました。3時間越えながらツッコミどころ満載、アクション満載でエンドロールまで楽しいインド映画でした。全然関連性はないですが、W杯で日本が勝った試合を見た後ぐらい満足感のある映画でした。お時間ある方はぜひ!

手に取った理由

さて、13日目の本は【脳の外で考える】という本です。少し前に、適応障害の時にジャーナリング(紙に書くこと)をして回復していった、それを仕事で役立てたという話は別の記事でしましたが、既にある程度知っている(つもり)の内容をなぜ読むのか?
それは、知っているからこそ「知らない部分」を補強し、強固なモノにするためです!
本日は以下の様に決めて読んでいきたいと思います!

頭の外で考える。

『1ヶ月 毎日 本を読む』ルール


【ルール】
・手に取ったら、まずなんで取りたいと思ったのか、読みたいと思ったのか自分の心を深掘りして記す
・丁寧というよりはザッと読む
・要約と感想を書く
(ダラダラ書かない為に20分制限を設ける)


です。

要約してみる

「頭を使いなさい」この言葉を何度聞いたことがあるだろうか?という問いから始まる。自分自身に暗示をかけるように言った人もいれば、上司や家族などから言われた人もあるかもしれない。「多くの人が頭蓋骨の中の細胞の塊に全幅の信頼を寄せて、全てをそこで解決できると思っているし、そう教えられてきた。」それが実は間違っていたら?

今私たちに必要なのは『脳の外で考えること』。この本では『脳の外のリソース』を使って思考することを全9章で実用的で役立つものにして紹介されている。

読んでみての感想

一言言うと知らないことだらけでした!読んで良かったです。というのも、私が知っている『頭の外で考える』ことは、『頭の中だけで考えない、それを紙に書き出す、書き出し方のパターンがいくつかある、書くことの良さを知っている』ぐらいでした。

今回紹介されていたことは、体の感覚や動き、学んだり働いたりする物理的な空間、さらには周りにいる人たちの知性を、自分の頭の中で行う処理に使うべく取り組む方法の数々でした。

ちょっと馬鹿にされてしまいそうですが、『感覚的に選んだことって結構当たる』と思っていて、これまでそれに助けられてきたこともあります。「理路整然と言えないけど…いける気がする」ってやつです。この様な話が最初の章にあって、それは意識よりも優秀な無意識という言葉で表現されていました。

もちろん、何も考えなくても感覚で行けば大丈夫だと言う意味でもスピリチュアルでもなく、目の前の情報をかき集めて出した正しい答え以上に、自分の中にこれまでに集まってきた経験・知識・感覚などが無意識に、潜在的に教えてくれることがあるということですね。

他にも内受容感覚、シャトリング、ジェスチャーの効能、フラクタル構造、フラクタル模様、空間の高さが人の思考に及ぼすことなど一個一個だけで一つの記事にできそうなくらい面白い内容でした。また別途、読書感想でないところで取り上げられたらと思います。

まとめ

科学的に根拠を言われても鵜呑みにはしない様にしているのですが、実際にいる方、それも知っている方のストーリーとともに書かれると実践したくなりますよね。かなりのボリュームだったので全部理解できませんでした。ちょっとずつ取り入れながら辞書の様にたまに開きたいと思います。このパターンの本は読み飽きたという方もいらっしゃるとは思いますが、私もそう思いつつ読んで面白かったのでぜひ一度読んでみて下さい。

それでは本日もお付き合い頂きありがとうございました。また明日。

今日も楽しかったなぁを振り返りながらおやすみなさい。

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