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5年分の思想の終焉

2024年2月17日

あと3日で20の誕生日を迎えます
おめでとうが 当たり前の反応かもしれません
しかしここでは さよならとありがとうを
過去の自分、5年間蓄えてきた思想に添えたいです

遡ること5年前私は精神疾患、ADHD、発達障害が発覚しました 二度目の絶望的
そこから深まる精神的苦痛の日々
地獄の中自死を何度か選ぼうとしました
手をかけようとした時 涙が溢れ出ました
"悔しい "
生まれてはいけない存在だと母に刷り込まれ
肉体的苦痛も精神的苦痛も味わい
終わりを告げる人生 そんなの救われない
せめて価値のある人間になろう
作品をたくさん生み出そう 生きた痕跡を残そう
そして20までには死のう
そう決意しました。

今日の半日含めこの3~2日間は地獄でした
もう20歳を迎えると言うのに
何も残せていないんです 自分が許せませんです
過去の私が言うんです 早く死んでくれと
許してくれないんです 早く死んでくれと
今の私も思うんです 早く死んで楽になりたいと
足掻いて苦しんで残った搾りかすは
何も残せていない自分
無能で無知な自分
未熟で稚拙な自分
全部出来損ないな私
こんな私が大人になっていい訳が無い
生きる理由だったものが思いを馳せ
形を変え 自分を苦しめるのでした

でもやっぱり悔しいんです でも 生きたくない
いやこんな私生きちゃいけないと
数分で思考回路が反転を繰り返し
リピート再生される
そうして横になり時間を浪費する
地獄のような日々でした

でも今の私ならわかります
やっぱりまだ生きたい 生きたりない
私という存在をこの世の片隅に残さなきゃ

藁にもすがる思いで 精神病院へ行き
主治医に全てを話しました
誕生日が怖いと
20前に死ななきゃと焦ると

すると主治医は
「貴方は真面目すぎる」と
「私と同い年で大学へ行き時間を
                                   無駄に浪費する者」
「未来の事など考えず遊び呆ける者」
色々な人が居るけれど私は真面目に生きている」と説いてくれるのです

口が震えました

続けて主治医は
「貴方は生きてていいんだよ
だから私は貴方におめでとうを送るよ」
と言ってくれるのです

涙が溢れかえりました

その言葉は その私を肯定してくれた言葉は
どんなに嬉しかったか
自分を自分で肯定できなくなった私にとって
どれだけ貴重な言葉で欲しっていた言葉が
我ながら恥ずかしいほどに泣きました。

5年分溜め込んだ思想 の終焉

私はまだ生きていていいのだと
そう自死する権利があって
何時でも死ねるのだから
死にたいときに死ねばいいと

その後高校生時代慣れ親しんだ橋
自死すると決めていた場所へ行き
過去の私にさよならをしました
きっと私は3日後の誕生日を
迎えることが出来るでしょう。


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