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“フリーランス小学生”仲間がほしい。【羽田空港で激走再び】/週半分ホームスクーリング⑥

そんなこんなで、たどり着いた羽田空港。
「いろんな種類の飛行機が見られるかも」と思い、国際線ターミナルの展望デッキに行ってみた。

屋上に出るなり、漫画の一コマのように、フェンス目掛けて駆け出す珍獣・兄。
アメリカン航空、ルフトハンザ、大韓航空、中華航空…
各国の飛行機が待機したり、ゆっくり移動したりしている様を
望遠鏡も活用しつつ、飽きることなく1時間以上眺めていた。

私は、飛行機たちが戻っていく国自体に興味がわき
「今、あっちは気温何度くらいかな?」「あの飛行機の中にはどの人種の人たちがたくさん乗ってるんだろ〜」とか、そんなことばかり想像していたけれど
珍獣・兄は
「あの飛行機はなんでエンジンルームが2つあるの?大きさは変わらないのに?」
「あ!見て!給油してる!」とか、物理的な?目の前の現実に即した質問・発言が多く
親子なのに着眼点も疑問点もまったく異なるのが、とても面白かった。
ちなみに、珍獣の質問にはほぼ答えられなかった。( ゚д゚)

もちろん、平日で人が少ないおかげで開放感が増していたデッキを
珍獣よろしく、満面の笑みで走り回ったりもしていた。

ふと、「ここにもう一人、同じぐらいの年の“フリーランス小学生”がいたらな〜」と思ったけれど
今日に限らず、そんな同志を見つけるのはなかなか難しい。
同じくらいの年の子の大半は、学校で授業を受けている最中。
学校にほぼ通っていない、または珍獣のように、毎日は登校していないという子どもたちは、世の中にたくさんいるはずだけれど
そんな子やその親御さんたちと、どうすればリアルなつながりを持つことができるのだろうか。
それを模索していることもあって、地元でフリースペースを開いているわけだけれど
届けたいひとたちに、ピンポイントで情報を届けて
更に「つながる」という双方のアクションにまでこぎつけることの難しさを、最近実感している。


そして、お昼時。
珍獣は、お弁当を「かかにも分けてあげる」と言って恵んでくれた。
ありがとう。


ってそれ、わしのやないかい。

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