『歴史戦と思想戦ー歴史問題の読み解き方』を読んでみて【2】
「自虐史観」「侵略ではなく解放だった」と主張する出版物が多くなってきた実感はありますか?
著者は最近これらの本が増えたと指摘しますが、著書内に出てきた百田尚樹さんの著書を私は昨年読んだばかりなのでびっくりしました。
確かに山崎雅弘さんのご指摘は正しかった。
改めて本を読み直し、感じた次第です。
「事実と論理」の2つの角度から検証する。
この本では一貫して、実例の検証を繰り返します。
歴史好きにはたまらない内容で、かつ批判が実践的で内容も濃い。
歴史学科の低学年向け教材にして