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(1)初めて書きます

不特定多数の人向けに初めて文章を書きます。一体何人の人が見てくれるか分からないけど、緊張しますね。

僕は、大学で歴史を学んでいます。歴史といっても幅が広いですが、日本史、世界史含めてこれまで学問として修めてきました。研究者としては研究者の卵にもなれないレベルですが。

歴史を学ぶということは私たちのアイデンティティを見つけることだと思います。日本とは何か。私たちは何者か。その答えが歴史にあると思います。日本史はそれを直接的に、世界史はそれを日本との比較を通して教えてくれます。

大学では全生徒共通で大学所在地の地域の歴史を学びました。私たちが生きるこの土地には一体どんなストーリーがあったのか、それを少し学ぶだけで地元への愛が生まれました。そしてそれが自らを形成する一部となり、地元に貢献するためにここで就職活動をしようという思いに繋がりました。
私の専門は、東南アジアの冷戦と英国の関係です。日本とは直接的な関係がないように思われますが、実はそんなことはありません。冷戦下では日本は極東で共産主義に対する防波堤の役割を果たしていました。また、大東亜戦争では東南アジアを植民地化し、戦後東南アジア諸国は独立を果たしていきました。日本と東南アジアの関係性は深く、英国を主眼に研究を進めていったとしても、アメリカや中国、ソ連、日本、フランスなど多くの関係諸国の動きも同時に学べます。そして、国同士を比較し、日本は当時世界の中でどのような存在だったのかを知れるのです。

長々書きましたが、歴史の面白さをまだその面白さに触れたことがない人に、特に僕と同世代の若い人たちに知ってほしい。

これから歴史のことだけではなく、政治や文化、国際情勢についても書いていきます。

僕は大学入学前は、こんなことにはこれっきし興味がない人間でした。
歴史は未来・現在・過去の全てへのアクセスを可能にします。

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