見出し画像

カウチポテトな夜もすがら「沈黙の艦隊」

まず初めに、配信も含めた映画レビュー「シネフィルな夜」との差別化を図るため、シリーズ物の映像作品の感想は以降、このカテゴリーで書いていくことにします。

オレは、あまり同業で心酔なりリスペクトする対象というものは持たないというか、そもそも同時代人に対する評価をすることが苦手だし、避けてきた。オレは血縁地縁といった有象無象の浮世の柵から解き放たれて初めて、個個人の客観的な評価ができると思っているのがその主な理由かな?

しかし、物事には得てして例外というものがあり、オレは個人的に松岡正剛さんのこれまでの仕事や書くものを好ましく思っています。

今回、アマゾンで配信が始まったこのシリーズを見るとき、オレは一等初めに末尾リンクの松岡さんの文章を思い出した。

個人的に自分が思考実験の書籍を作った経験もあるせいか、そもそも根本的にオレにモラルや倫理観に欠けている嫌いがあるのか、議論や思索を巡らす際に自分の脳内にタブーを設ける意識があまりない。

オレはピカドンをくらった広島県人ではあるが、教条主義的な平和主義や核アレルギーとも無縁です。

でだ。

オレは今の人たちに問いたい。

この作品の原作者も尾道出身の広島県人だ。

オレは、彼が何をどう描いたか? は、あまり意識しない。

なぜ、コレを描こうとしたのか? という事にフォーカスすることの方が大事なのではないかと考えるタイプです。

それと同時に、本作は主演俳優が映像化の準備段階で裏方として積極的に動いたとも言われている。

オレは作者同様に、その行動を取るに至った彼のモチベーションなりその動機についてすごく聞いてみたいと思う。最初こそ、少し海江田のイメージとは違うかと思ったけど、徐々にハマってまいりますしね。

https://1000ya.isis.ne.jp/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?