Bruder von euch

Bruder von euch

最近の記事

玉井詩織ソロコンサート「いろいろ」という名の世界

玉井詩織さん(ももいろクローバーZ)の初のソロコンサート「いろいろ」(2024/3/2-3、東京国際フォーラム)の参戦(Day2)から10日が経った。しかし、未だまとめ切れないでいる。でも、これをやっつけないと前に進めない。そこに一本筋の通った視点が欲しいが、それができない。しかし、それこそが玉井さんの「いろいろ」だったのではないか。 これまで、「私は私がわからない」と言ってきた。どんなスタイルにも限定されたくなかった玉井さんが、初めてソロという枠で打ち出してきたのが「いろ

    • SHIORITAMAI12Colors 極私的ライナーノーツ(仮)

      玉井詩織さん(ももいろクローバーZ)が満を持して、2024/3/2-3/3ソロコンサート「いろいろ」に臨む。その一瞬一瞬を全集中で脳裡に焼き付けたい。と思った音楽的素養ゼロの人間が、予習として全12曲のエッセンスを抽出しようとする無謀な試み… 1月曲「暁」作詞:こだまさおり / 作曲:Kon-K/佐藤樹 / 編曲:SiZK 強烈な自己性の表出が淡い協和性の同居を凌駕して、12カ月連続ソロ曲配信の先駆けに相応しい楽曲。候補4、5曲から玉井さん自ら選んだ。可能性に突き動かされて

      • 〈伝説の歌姫〉玉井詩織:第2回ももクロ一座「CHANGE THE FUTURE」でボロ泣きした話

        2年間、待ちに待った玉井詩織さんの座長公演、第2回ももクロ一座「CHANGE THE FUTURE」(明治座)が幕を上げ、熱狂のうちに無事に千秋楽を終えた。2023年11月25日(土)から12月3日(日)までの9日間、一座は14公演をあっという間に駆け抜けた。実にあっという間だった。自分はほんの一日、11月29日(水)の昼と夜の2公演を鑑賞できたにすぎないが、疾風の如く駆け抜けた一座の、一日だけでも捕えられたのは幸運だったのだと思う。 ももクロは、見逃していると、あっという

        • 一生分のももクロを浴びた日:GO!GO!ビンゴナイト備忘録

          2023年11月2日(金)ーー忘れられない日になった。 目の前で繰り広げられるダンス。詳細を肉眼で観た。メンバーの動きに合わせて揺れる衣装のひだ。玉井詩織さんのきれいな脚の躍動、流れるような手と腕、美しい横顔と目線の演技。何もかも、圧巻だった…… アリーナ最前列?!あの日、ビンゴ勝者がアリーナ1列目にやって来るまで、実質、最前席でライブを鑑賞した(2列目はライブ後、ジャンケン大会勝者が座るまで空席)。A4ブロックの3列目、ステージの真っ正面だ。入場して席に着いて、ビンゴカ

        玉井詩織ソロコンサート「いろいろ」という名の世界

          玉井さんとその不確かな壁:玉井詩織「Sepia」断章

          2023年9月20日(水)午前0時、玉井詩織さん(ももいろクローバーZ)の9月のソロ曲「Sepia」(作詞:玉井詩織、作曲・編曲:MitsuJ.)が配信リリースされた。初めて玉井さんが作詞に挑戦した曲。独自の詩世界が描かれた、胸に刺さる一曲だ。玉井詩織さんが詩を織りなす。その言葉の一つ一つは、驚くほど味わい深い。聴けば聴くほど、連想が連想を呼んでしまう。そんな勝手気ままな逐語的連想をつらつら書き連ねてみたい。 第一印象とその後最初、teaserを聴いた時、実は、もしかして失

          玉井さんとその不確かな壁:玉井詩織「Sepia」断章

          【玉井詩織さんの舞台】熱海五郎一座「幕末ドラゴン」感想ノート〈番外編〉とにかく明るい前説

          ももいろクローバーZの玉井詩織さんが見事な客演を果たした、熱海五郎一座「幕末ドラゴン~クセ強オンナと時をかけない男たち~」の千秋楽から早1か月。玉井さんは髪をバッサリ切って、ももクロ本体に戻り、結成15周年ツアーのセルフプロデュースという新たな挑戦に漕ぎ出した。「ももクロは今が一番面白い」。過去を振り返るのは無粋なことかもしれない。だけど最後にちょっとだけ付け足したい。抱腹絶倒の東京喜劇は前説からぶっ飛んでいた!ということを。 龍馬役と前説 「前説」とは、本番前に出てきて

          【玉井詩織さんの舞台】熱海五郎一座「幕末ドラゴン」感想ノート〈番外編〉とにかく明るい前説

          【玉井詩織さんの舞台】熱海五郎一座「幕末ドラゴン」感想ノート③吉高寿男と三宅裕司の描き出す“玉井詩織”の魅力

          ももいろクローバーZの玉井詩織さんが出演した、熱海五郎一座「幕末ドラゴン~クセ強オンナと時をかけない男たち~」(2023年5月31日(水)~6月25日(日))は、三宅裕司さんが座長を務める一座で、前身の伊東四郎一座から数えて今年19回目、新橋演舞場に来てからも9回目を誇る大人気の一座である。玉井さんは今回、ももクロ陣営を離れて、一人で客演を果たしたことになる。 玉井さんやももクロ本体の主要な舞台経験としては、平田オリザ原作・脚本/本広克行演出『幕が上がる』(2015年)、鈴

          【玉井詩織さんの舞台】熱海五郎一座「幕末ドラゴン」感想ノート③吉高寿男と三宅裕司の描き出す“玉井詩織”の魅力

          【玉井詩織さんの舞台】熱海五郎一座「幕末ドラゴン」感想ノート②ラストシーンのその先へ(妄想込み)

          ももいろクローバーZの玉井詩織さんが約1か月の長丁場出演した熱海五郎一座「幕末ドラゴン~クセ強オンナと時をかけない男たち~」は、東京喜劇と冠された喜劇である。前回①は、玉井さんが新橋演舞場に巻き起こした笑いについて書いた。そんな終始大爆笑の本作の中で、唯一、ラストシーンだけは不思議に静かな美しさをたたえて、感動的である。観るたびに、何か胸に迫るものがあった。なぜだろう。答え、玉井さんがめちゃくちゃ素敵だったから。という結論を、少々余計な妄想も織り交ぜて、極私的メモをだらだら書

          【玉井詩織さんの舞台】熱海五郎一座「幕末ドラゴン」感想ノート②ラストシーンのその先へ(妄想込み)

          【玉井詩織さんの舞台】熱海五郎一座「幕末ドラゴン」感想ノート①玉井さんのツッコミとボケ

          玉井詩織さんの約1か月に及ぶ舞台の挑戦、熱海五郎一座「幕末ドラゴン~クセ強オンナと時をかけない男たち~」が、6/25(日)、無事に千秋楽を終えた。初の長丁場の舞台を最後まで完走した玉井さん、本当に素晴らしく、頼もしく、誇らしい。心から、おめでとうございます。 「東京喜劇」と題された今回の舞台、実のところ、芝居の最初から最後まで笑いっぱなしである。こんな体験、今までにない。観たのは、計4回。初日5/31(水)夜の部、6/10(土)夜の部、6/21(水)昼の部、千秋楽6/25(

          【玉井詩織さんの舞台】熱海五郎一座「幕末ドラゴン」感想ノート①玉井さんのツッコミとボケ