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暇な時間を埋めるように【読書・映画感想文】

12月の勤務開始日に近づくにつれて、楽しみな気持ちと不安な気持ちが交互に襲ってくる。
考えずに当日になったらパッと会社に行って、言われたことをやればいいのに。 

暇な時間ができると、マイナスなことばかり考えてしまうので、隙間時間は本を読んでいる。
最近は食事と謎解きがセットになっている短編小説をよく読んでいる。
近藤史恵さんの「ビストロ・パ・マル」シリーズは面白かった。

お店に来てくれるお客さんのちょっとした違和感を見事に言い当てるシェフの観察力と勘の良さがすごい。
美味しそうな食事の描写と、人が死なない、ちょっとした謎解きが軽くて読みやすい。
いろんな人がそれぞれの悩みを抱えてる。
そんな人たちにそっと寄り添うようなシェフの言葉や優しさが身にしみる。
フレンチは食べたことないが、ちょっと食べたくなる。
カタカナが多くてどんな料理なのか想像できないが、そのあたりも説明してくれるのも優しい。

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を観に行ってきた。

鬼太郎は6期のアニメ、ネコ娘が超美少女のシーズンしか観たことがない。
映画を観に行くほど好きではないのでスルーしていたが、公開日からXのTLに鬼太郎映画の感想やファンアートが流れてくる。
映画の内容が鬼太郎の父親である目玉おやじさんと水木という青年のバディ物と知り、気になってしまい、ついには観に行ってしまった。
流行りものにはとりあえず乗っかるタイプな私。

映画はとてもしんどい内容だったが、目玉おやじ(かつての姿)と水木が最初はお互いに「こいつ…」と思いながら、一緒に行動していくうちに信頼が芽生え、協力しながら謎を解いていくお話はとても私好みだったし、面白かった。
田舎の家族という閉鎖空間の中で女性と子ども、そして妖怪たち幽霊族が虐げられる、尊厳を奪われているシーンはしんどかった。
じじいマジで気持ち悪い。
物語全体的には気持ち悪く胸糞悪い描写が多いが、人間と妖怪、種族を超えても協力し合える姿は気持ちを熱くさせる。
映画から帰ってきてからは鬼太郎と目玉おやじと水木のファンアートばかり見ている。
こんなに鬼太郎のイラストがXに流れてくるとは予想外だった。
みなさん、素敵な家族イラストを描かれるので、Xのいいねを押す手が止まらない。
目玉おやじさんのかつての姿が、お色気ムンムン。
これからは目玉おやじさんを見る目が変わる。

4ヶ月ぶりに美容室に行った。
髪がボーボーで量も増えていて、白髪も目立っていた。
美容室に行くタイミングが掴めなくて放置してたが、さすがに仕事が始まるので身なりは整えなければならない。
今まで「髪色を明るくしたい」というオーダーをすると「明るくなりません」と返されることが多かったが、今回の美容師さんはそのオーダーを叶えてくれた。
「段階を踏んで長い目で見ないと明るくなりません…」と施術前に何回か言われたが、想像以上に髪色が明るくなってびっくりした。
もう少し明るくしたいので、長い目で染めていこうと思う。
やっぱり髪の毛を切って染めてもらうと気分が明るくなる。
ちゃんとお金を稼げるようになったら、トリートメントとかもやりたい。

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