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2022年1月7-8日公開作品紹介!!『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ユンヒへ』『決戦は日曜日』など

はじめに少し雑談!!

こんにちは!毎年500-700本の映画を観るサイクルを20年続けていましたが、去年は過去最大数!年間1100本観た映画評論家・映画ライターのバフィー吉川です。

2021年は本を出版したり、ウェブ媒体の掲載が決まったり、『モータル・コンバット』の公式にコメントを寄稿したりと......半年間でいろいろありました。

一から映画会社、配給会社、パブリシティにコンタクトして、関係性を築き、今ではディズニーやソニー・ピクチャーズなど大手の試写にも招待していただけるところまで辿りつきました。

毎週7~10本以上の新作を試写で観て、その評論を自分のサイトや日刊サイゾーなどでしていますが、アウトプットが追い付きません......

観ていながらも、かなり落としてしまった作品が結構あります。

Spotifyやスタンドエフエムでもラジオ投稿していて、年内にインドポップをかけまくる映画情報ラジオを都内FM局でやるつもりです。こちらはスポンサー募集中です。

今はとにかく紙媒体が欲しい!!.....女性誌、映画雑誌、タウン誌なんでもいいので......忖度した記事書きますよ。もちろんウェブも大歓迎なので、お気軽に「buffysmovie@gmail.com」までご連絡ください。

というのは、おいといて、今週から毎週......できる限り、その週公開される作品の評論文を投稿していきます。

一部、続きは私のサイトで~という、嫌な書き方をしていますが、許してください。基本的にネタバレはしませんが、スパイダーマンだけ2割ぐらいネタバレしています。

ネタバレなしの日刊サイゾー寄稿文はこちら↓

https://www.cyzo.com/2022/01/post_300364_entry_3.html

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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』少しネタバレ注意

リーク情報が出回り、いつも通りのミスリードが目的かと思いきや、ここまでストレートにやってくれた作品は、逆に変化球ともいうべきなのだろうか。

画像流出でガセネタという結論になっていたけど、まさかの本当!一応、ネタバレ項目に含まれていない部分で言うと、チャーリー・コックス演じるマット・マードックが登場する。

といってもカメオ出演レベルだし、もともとNetflix組は『アベンジャーズ』後の世界が舞台ということもあって、存在していることは間違いないわけだし、2021年9月でNetflix組の使用権利が解禁になっていることからしても、『ホークアイ』のキングピン含め、いつ出るかのタイミングというだけのことではあるから、このタイミングというのも妥当ではある。

おもしろいのは、ジョン・ファブローは映画版『デアデビル』でマットの相棒を演じていただけに、今のマットと旧相棒が一緒にいるという画もおもしろい。 

マット・マードックが登場することは、早い段階でケヴィン・スミスがポッドキャストで明かしていただけに、変更されて『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス 』あたりでの登場になるのか

ただ、今回の結末を考えると、次にどう出すのかが問題。サブキャラ的にチラチラ出るのだろうか……。いよいよキャラクターが膨大な数になってきただけに、全てがバランス良くユニバース内に立ち位置を作り、配置できるかも期待半分、不安半分といったところ。

ネタバレ規制がたくさんありすぎて、なかなか語るのが難しい作品ではあるが、既にオフィシャルに出ている情報として、歴代ヴィランが登場するにあたって、あくまで同じ俳優が演じているだけであって、サム・ライミ版『スパイダーマン』や『アメイジング・スパイダーマン』との関係性に関して、私たちが疑問に思っていることを、いちいち説明してくれる。

これが落ち着いてできるのは、スパイダーマンのヴィランには、自分の意志に反して、事故や研究の失敗によって誕生してしまった者が多いからであって、その特性を上手く使っている。

例えばエレクトロが『アメイジング・スパイダーマン2』に登場した際の青色でない理由や、どのタイミングで飛ばされてきたかなど具体的に、ときにメタ的に説明してくれるのが親切と捉えるか、ちょっと説明臭いと捉えるかは意見がわかれるかもしれないが、ここまでスッキリとした回答を提示してくれるのも清々しい~この続きは「Buffys Movie & Money!」

https://buffys-movie-and-money.com/post-33784/

https://buffys-movie-and-money.com/post-34280/

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『マークスマン』

午後のロードショー案件なんて言われるようになってしまったリーアム・ニーソン映画。今回も間違いなく、その類である。

簡単に言うと、地上波で放送されていれば、何となく観るけど、劇場にまで足を運んで観るものか……ってことを和らかく表現しているだけだ。

監督のロバート・ロレンツは、以前は『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』などクリント・イーストウッド組として活躍していた人物であるが、今回の内容が正に、イーストウッドみたいな(特に近年の)作風である。

同じく2022年1月に公開される『クライ・マッチョ』もメキリコから国境を越えて、アメリカに子どもを連れてくる物語であるし、メキシコの麻薬カルテルや人身売買なんていう、メキシコが舞台とされるものではもれなく付いてくるような設定を堂々とやっていて、そこにリーアム・ニーソンがキャスティングされているものだから、B級感が増して仕方がない。

それでも絶賛できるような大きな裏切りがあれば…..と思ったが、案の定な展開の連続であるし、メキシコの治安の悪さは置いておいても、頑固な老人と少年の絆や友情というのも、イーストウッドのみならず、様々な映画で使い倒されている設定なだけに、もはや設定とキャストでは全く魅力が感じられないと思っているのは、私だけではないはずだ。

変に長い尺を使って少年とのドラマを入れているものの、神を信じる少年と、神など信じない男の温度差も中途半端。薄いドラマ部分に尺を使いすぎて、アクション映画としても画的に退屈。爆発なんかも控えめで、地味な銃撃戦をするリーアム・ニーソンが観られるだけだ。

イーストウッドへのリスペクトは凄く伝わってくるのだが、リスペクトと似たモノマネ作品を作るのは別問題。テイストは違うがライアン・ゴズリングの監督デビュー作『ロスト・リバー』がニコラス・ウィンディング・レフンのモノマネだったのを思い出した。

どういう経緯なのかはわからないが、ガソリンスタンドのシーンで『アイス・ロード』でも共演したアンバー・ミッドサンダーが店員として3分ぐらい登場するが悲惨なことになってしまう。それが一番ショックだった。

これは日本だけに言えることかもしれないが、ビジュアルデザインが『ファイナル・プラン』に似ているのも問題で、『アイス・ロード』が『スノー・ロワイヤル』にビジュアルを似せているのもそうだが、何故ダメな映画に似せようとするのだろうか……。

ユンヒへメイン

『ユンヒへ』

今作は同性愛を扱ったものではあるが、時代によって引き裂かれた2人の再会を描いた、静かな物語だ。

ドラマや映画という媒体を使って、メッセージを発信していても、どこかフィクションとして観ていて、一般的には、まだまだ自然なものと受け入れる気配は感じられない。

特に宗教上の問題や、国の方針によって、何世紀にも渡って、同性愛はタブーだと受け継がれてきたことか背景としてある国は、多様性だとリベラルが訴えたところで、受け入れる余地もない状態だったりする。

韓国における同性愛の歴史というのは、決して理解されていたとは言えないもので、今でこそ『ある詩人の恋』や『メソッド』といった、同性愛を扱った作品も製作されるようにはなったものの、同性愛やトランジェンダーを映すことをタブー視されていたのは、まだ2000年代でも続いていた。

その理由としては、韓国は同性愛を精神疾患として扱ってきた過去をまだ引きずっているからだ。少し前の世代までその概念というのは、引き継がれており、今でも風当たりは強く、まだLGBTQの居場所は映像業界にほとんどないといえるだろう~続きはBuffys Movie & Money!

https://buffys-movie-and-money.com/post-34250/

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『決戦は日曜日』

アメリカにおいては、ジェイ・ローチやアダム・マッケイ、ジョン・スチュワートといった政治風刺コメディは日常茶飯事であり、『サタデーナイト・ライブ!』などプライムタイムのコメディ番組でも頻繁にディスられているが、どうも日本は政治にメスを入れようとする勇気もなく、当たり障りのない目線が多い。

今年公開されたドキュメンタリー映画『パンケーキを毒見する』も、明確なエビデンスがないというのに、GoToがコロナ拡大の原因だとか、こじつけ決めつけ、部分部分を切り取って文句を言うだけの菅政権への批判がメインで、視点が偏っていて、左翼プロパガンダ色が強い。

中間的目線から日本の政治や選挙システムのおかしさを描く作品というものはないだろうか……やっぱり日本のクリエイターに、そんな勇気がある者はいないのか……と思っていたが、求めていた政治風刺作品がまさに今作!!

選挙とは何かを改めて考えさせられる一方で、誇張されているとはいっても、実はそうでもない日本の政治のバガハカしさを浮き彫りにしている。世間を知らない政治家の2世、3世の世間知らずが生むバカバカしさ、SNSやメディア戦略によって~続きは「Buffys Movie & Money!」

https://buffys-movie-and-money.com/post-33416/

『truth 姦しき弔いの果て』

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事故で亡くなった男のアトリエで偶然出くわす3人の30代女性。それぞれか゜その男と関係をもっていた……というシチュエーションコメディ。

登場人物は3人のみで、舞台もアトリエのみ。舞台のような会話劇で、30代女性の本音が飛びかう。

高学歴、高収入、女性たちにイケメンのように扱われているハイスペックな男というのが、佐藤二朗というのが笑いどころではあるが、劇中で展開される会話は容赦のない本音合戦で、とにかく汚いののしりと、マウントのとりあい。

もっとマイルドなものであれば、ドラマなどでも似たシチュエーションになることもあるが、舞台が固定されていることもあって、いかにセリフで物語を盛り上げるかにかかっていて、その分、どんどん会話の内容が危なくなってくる。

経済的な面だったり、性生活の面だったり、とてもじゃないけど、聞いてられないような言葉が飛び交うことから、この人たちは、次は何を言い出すのだろうか……という緊張感があり、決して家族や恋人と一緒に観に行かないことをおすすめする作品だといえるだろう。

誰かが隣にいる状態でこれを観ると、胃にストレスがかかることは間違いない。観終わった後の会話などを想像するとゾッとする。

一応、コメディというジャンルであるし、事件が起きるわけでもないが、これはサスペンスともいえるかもしれない。

先取り評論1『ウエスト・サイド・ストーリー』 

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実は今作は1961年の映画『ウエスト・サイド物語』のリメイクではなく、オリジナル舞台版の再映画化というのが正しい。本編を観るまでは確信がなかったが、間違いなく舞台版に近いものとなっている。

1961年版には、いろいろと問題があった。それは時代が時代ということで、映像表現の限界もあったのと、ハリウッドのヘイズ・コードがまだあった頃だからだ。

内容的に複数がヘイズ・コード該当する中でも、当時としては、かなり冒険的だったこともあるが、ポリコレやコンプラなど、再び規制されつつあるとしても、幅広い表現が可能となった現代では、当時描けなかった表現ができるのは、今作においては、かなりの強みといえるだろう。

ぼやかすしかなかったヨーロッパ系とプエルトリコ系移民問題の中で、アメリカという国に対して、互いにどう感じていたか、どう生きる覚悟をしていたかという繊細にな部分が、より具体的に表現さており、セリフの中にも当時の差別的表現がリアリティを追求するため容赦なく表れている。

ちなみに今年公開された『イン・ザ・ハイツ』 同じ移民問題を描いていることもあって、「ウエスト・サイド・ストーリー」の影響をいくらか受けていることもあって、画的に被る部分もある。

61年版と比べて、よりリアリティと感情移入する場面が追加されているのと同時に、アニータの役の重みが増しており、演じるアリアナ・デボーズの歌唱力とダイナミックなダンスが、圧倒的な画力をもたらしている。

そもそもアニータは単独で歌うシーンがあまりないし、歌唱シーンは 『我が心に君深く』 のベティ・ワンドの吹替えだっただけに、あまり印象に残らなかった役であったが、今作では正直言って、マリア役のレイチェル・ゼグラーよりも存在感がある。

製作総指揮としても参加している61年版でアニータを演じたリタ・モレノが今回演じるバレンティーナは~続きは「Buffys Movie & Money!

https://buffys-movie-and-money.com/post-33808/

先取り評論2『エル プラネタ』

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デザイナーのレオは才能があるのだろうが、環境のせいで活躍できないという、環境や地域、経済的な格差に悩む女性。クリスティーナ・アギレラの仕事の誘いをうけるも、現場まで行く交通費もない。

近くに住んでいたり、そこまでフットワーク軽く行けてしまうような経済的余裕があれば、その仕事を筆頭として、次のチャンスをつかめるかもしれないが、それ自体が難しい状況

これは、デザインやマスコミ系の仕事が都心に集中していて、地方のデザイン学校を出たとしても、その後の就職や仕事を獲るのに、苦労するという日本の現状にも通じる部分がある。

ちなみに今作の舞台になっているのは、2018年頃であるらしいが、確かにこの時期、アギレラが6年ぶりのアルバム「リベレーション」を発表した年であるだけに、アギレラの仕事があるということに辻褄が合う。

冒頭でもレオがネットで知り合った男性(ちなみにこの人はナチョ・ビガロンド)と卑猥な会話をしている。個人売春で金銭を得ようとしているが、自分の思っていた相場とは全く違い、断念する。仮にそういった方法で金銭を得たとしても使い道は、仕事を得るため、自分をアピールするSNSに偽装セレブ生活の演出だったりに使うこと。

ミシンなど家にあるものを売って、ギリギリの生活をおくっているし、母親も借金だらけで、ライフラインの支払いも滞納していて、電気も切られてしまう。

例えば女優を目指す人が、経済的な余裕のなさにキャバクラや風俗の沼にハマる寸前の状態や、バイトに明け暮れることでバイトメインの生活になり、いつしか夢がバイトに消費されていってしまうのと同じであって、国が違うだけで、決して異国の地の物語だけだと割り切ることのできない問題がびっしりと詰まった作品だ。

この様な問題は、今に始まったものではななく、芸術家という職業は食べることができないという定義に説得力をもたせている概念を作り出した時代から常に浮上してくる問題である~続きは「Buffys Movie & Money!

先取り評論3『ドリームプラン』

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姉妹をプロテニス選手に育てようというきっかけは、不純な動機によるものかもしれないし、親のエゴも感じられるのだが、スポーツ選手の親なんてそんなものだと、ある程度大目に見るしかない……

ということもあって、今作では、子どもの自由が親に縛られないで生活することこそが正しい教育だと考えている人々は悪者扱いされてしまう。その証拠に家族の向かいの住人が子どもに過酷な日常をおくらせいていると警察に通報するシーンがあるが、逆に罵倒されてしまう。

親によって、日常が刷り込まれることは、ある種の洗脳ともいえるだけに、その中で育った子どもたちは、それが定義、正義、常識だと信じていて、葛藤が生まれることはあっても、その範囲内での葛藤に留まってしまうという議論も、今作においては論外。

教育や子どもの人権という視点から観てしまうと、疑問も多くなってしまうだけに、そこは除外して観るしかないのだ。

今作で描かれるのは、揺るぎなく頑固な父親の姿である。

人生プランを掲げている大人が失敗する映画は山ほどあるが、今作は何が何でも自分のプランを通そうとする父親の姿を描く。

プロのコーチからも学び、それと並行して、今までの試合の映像をひたすら研究し、独自のスタイルで娘たちを戦わせようとする。

しかし、それが間違っていたら?というような雑念などリチャードには全くなくて、その点は自分の考えが正しいと信じることができる頑固親父だ。

みるみると上達していく姉妹、白人富裕層のスポーツだと思われていた概念に風穴を開けていく様子は、まさに王道のスポコン映画といったもので、手に汗握るシーンも多く、その点は爽快感があって、娯楽要素や感動できる感情移入どころもしっかりと詰め込まれている。

若くして成功した者の悲惨な末路が、たびたびゴシップニュースとして流れる中で、子どもは子どもらしくあるべき、早い成功は身を亡ぼすという考えをもっているリチャードだが、この考えの背景には、黒人が国を背負うことへの代償も含まれているのだ。

それはリチャード自身が黒人差別を強く受けてきた世代であって、白人と肩を並べることへの危険性というのを熟知しているからこそ、自分の娘たちには未熟なままで戦場に出てほしくないと考えでいたから~続きは「Buffys Movie & Money!

https://buffys-movie-and-money.com/post-33839/

今週の映画・ドラマニュース抜粋

https://buffys-movie-and-money.com/post-34288/

https://buffys-movie-and-money.com/post-34171/

https://buffys-movie-and-money.com/post-34141/

https://buffys-movie-and-money.com/post-34267/

https://buffys-movie-and-money.com/post-33941/

最後のちょっと雑談!!

2021年は、本を出すために、観返した作品などもあって、年間1100本観ました。SPA!や日刊サイゾー、ふたまん+と自分のサイト「Buffys Movie & Money!」を運営したりもしてますが、Buffys Movieは、ブログではなくて、私の目指すところは、本格的な映画情報サイトなんです。

初めて東京国際映画祭にマスコミ枠で入ることもできて、イベント等の取材はできなかったものの、とにかく量を観ようと、仕事の都合や間に『エターナルズ』の試写もあったりした中でも、4日半で21本の作品を観ました。

サイトの方で内15本ぐらいは評論記事をアップしています。プレスパスが貰えたから、サイトとして認められたと思っていたのですが、次の回で記事を元に審査があるみたいで.....来年もパス貰えなかったら、認められなかったことになると知って、今から恐ろしい。

1日5-6本観るのは、中学、高校のころもきつかったというのに、30代では、かなり体力的にもキツイですが、最近は配信などでも作品が溢れていて、とにかく観ていかないとやってられない。

新作は、ほとんど試写で観ているので、1100本観たといっても、映画館では.....試写で取りこぼしたものだけで、たぶん70本ぐらいしか観てません。

続編も多くなってきたので、観返したり、人種や宗教を扱っていれば本で調べたりもしなければならない......とかなりハードということもあって、シン・エヴァンゲリオンやデューンなど、もともと知識が少ないものは、観はしましたが、評論としては離脱しました。

自分もニュースサイト等に寄稿していながら、言うのもアレなんですけど、映画ライターも質が悪くなってきたと日々、思います。知識がないのに、ただ褒めて、適当に盛り上げる人が本当に多いです。

例えば『ハロウィン KILLS』は、過去の作品を観ていれば、かなり濃厚な物語となっていて、暴力や恐怖が人間与える影響を描いていた作品だというのに、そこに気づいていなくて、ワースト映画にしている人もいて驚きます。『マトリックス レザレクションズ』は好き嫌いが別れるとはいっても、ジャンル映画とされてしまった、製作の裏側をメタ的視点として取り込むなど、いろんな意味でやってくれた作品でワーストにすることこそが、娯楽ジャンル映画を求める人たちと同化してしまっていることに気づいてほしいものです。

『ミラベルと魔法だらけの家』までワーストにしている人がいました。まさか日本語で観て言ってるのではないでしょうね?と言いたくなります。これは、今までディズニー映画には、あまりなかった、ラテンビートな音楽を楽しむ映画であって、そもそも日本語が全くマッチしない楽曲ということ。

『シャン・チー』がベストに入っているとか......やめてくれ!!......というのは、ここまでにして、感じることなんて人それぞれだから、批判するのはいいんですけど、間違った批判を、しかも映画ライターがしている......という話もここまでにしておきましょう。

私は文法が凄く得意とは言えません。編集者に直されることもたびたびありますが、今年に入って、1日6-7本の記事を更新していて、デザインも変更予定。本格的に映画サイトとして向上させるつもりです。

年内にライターも募集する予定ですが、フライングで募集もしています。興味のある人はメールください。

他のサイトみたいに「〇〇5選」とかジャニーズ情報主体のPV稼ぎサイトではなく、とにかくバカみたいに(いい意味で)同じ映画を100回観ている人、セリフまで暗記している、ロシア映画にやたら詳しい......といった、一般ウケがなんだ!!というようなディープな映画サイトを作りたいと思っています。

原稿料は最初は激安になると思いますが、マニアックの追求でニュースサイト、映画サイトに並ぶつもりでやります。それまで我慢できる!映画業界を活性化させたい!!という人限定です。

あと個人的に「マジで」とか「おもしろい」「最高」を文章内に多様するライターは嫌いなのでNGです。

変な拘りかもしれませんが「マジで」「ヤバい」「最高」は、ゲテモノ映画やおバカ映画などに対して、ノリ的に使うのはいいですが、通常稼働の際にも使う人は嫌です。

いくつ「最高」があるんだよ!と思ってしまう.......

そんなどうでもいい話で今回は終わります。

それではまた来週!(できたらですが......)ちなみにサイトの方では毎週やっていきます。notoの方では~という意味です。





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