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010. 才能について(Vol.1)

才能っていう言葉はあまり好きじゃない。
人の無限の可能性を閉じ込めているような言葉だと思う。

天才には確かに才能があった。でもそれは何億人に1人とかいうレベルで、多くの人にとってはそのような才能を持つことは稀だろう。もっと具体的に才能を考えれば、それは「グリット」(続ける力)だと言える。結局、10年、20年と同じことを続けている人には大抵の人は勝てない。何かに熱狂してそれをずっと続けられる偏愛のことを才能と呼ぶのだろう。

生まれながらの天才はいないというのが現在の科学の見解らしい。

大多数の人は、続けられない。それが本当にやりたいことじゃなかったり、気持ちのコントロールができなかったりするから。だけど、本気で好きなことというのは、やりたいかどうかも考えずにやっている。

呼吸と同じようにホメオスタシスの一部になってしまえば、あとはそれを続けた経験が才能を開花させる。

人類全員にそれぞれの才能があるはずだ。その可能性を信じたい。大事なのは、成長型マインドセットだ。

最近、辛いことが多いけれど、気持ちのコントロールをしっかりして今日を生きよう。

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