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TOKYO四畳半キャンプ F-012 身につけるべき技術について

二年ほど前、とある温泉旅館を手伝う話があってその流れでボイラー2種と危険物乙4種を取得していたのですが、インターネットと無縁の枯れた技術の勉強って楽しいなあと感じています。ネットやPCを使う技術は、その土台がなくなったらにっちもさっちもいかなくなるわけで、僕がずっと感じていた気持ち悪さみたいなものの正体の一つはそれなのでした。だからこそ東京四畳半キャンプをはじめたわけですね。実際、電気の契約を止めてソーラーパネルと蓄電池でやれることを模索したことはとても役立ってますし、災害があってもなんとかなるなーって感覚を持てるくらいにはなりました。そしてやってみて感じたのは、自分の手元で完結できるのはものすごく気持ちがいいってこと。

山に入って井戸が手に入り、注文してるちょっと特殊な浄化槽を入れてバイオトイレを導入できたら水回りは完結するし、プロパンガスは入れたけど薪ストーブが復活したから予備の扱い(基本料が高いけど)。電気は完全従量制のLooopでんきだからトラブル時以外はほとんどお金かかってない。まあ、ここまではいい。

それはそれとして、それとは別にちゃんと手に職をつけるというか、インターネットのある世界線とは違う技術が必要なのが山なのです。以前書いたチェンソーや刈払機(草刈機)、それからユンボやらクレーンやら高所作業車やら玉掛けやらの現場系機械の免許も必要です。なんせ今時は免許がないと機械のレンタルすらままならないですから。

そういうことをしつつ、家の改修では大工さんに施工を教えてもらいながらやる約束を取り付けたりしています。結局、全部は難しいとしても最低限の維持メンテを自分でできないのはストレスってことですね。よくわかりました。わかりましたが山で生きていく上で必要な技術は資格だけ取ってもダメで、結局現場に出て実作業をしてはじめて身につくのも確かなのです。

なので、山小屋のことをやりつつ現場に出て実際に修行できるといいなあと思っています。本気で技術を身につけるために。そしたら違う景色が見えるかもしれないなあ。見えるといいなあ。

ついでにいくつか取っておきたい資格もあるんだよなあ、どういう順番でやろうかなあ。。。

なんてことを考えている時が一番楽しいのです。

さ、体動かすか。


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