何も信じられないこの世界で
世の中はありとあらゆるものを生み
人々は当たり前にその波の中で息をして
自分と似ている何か､誰かを探し
自分を見いだせる術や形を求めている
私はいつだって同じだ
希望を見つけたくて行き先のない道を作る
自分が答えを持っていない事も
ずっと前から分かっている
絶望と空虚に満たされたくない
何も信じられないこの日常で
たった一瞬の幸せから何もかもを信じたくなる時がある
答えは自分の中にしかないよと指摘されて
向き合い虫になって
それでもまだ何も変わっていない

気付けた事は気付きたい事だったんだろうか

掴みたいポジションという名の居場所､
知られたい名前と行きたい場所はまるで遠く
明日､が24時間後にまた来るとするなら
明日､をあと何度見送るんだろう

押しつぶされそうに光る未来というものは
今歩いているこの1日の先のどこかで、
出逢わせてくれますか
嫌いになりながら泣きながら振り返りながら
最後には見上げてしまう
いつも｡

私自身､というひとりぼっちの殻から開放されたいのです
でも私は私を捨てられません
信じたいから｡

逃げるより救いたい
愛されたいから愛するしかないのなら

答えを探す意志をやめられない､どうしても｡
まだやめないでよと
人は人を生きている事を知る

正しいかなんて誰にも判断は出来ないけれど
忘れられない後悔の言動や迷いに