残すものと止めるもの
地元自治体で地域清掃のイベントがありました。
自治会に属していても毎回出ない人は決まっています。
私としては、強制感のあるこのようなイベントは現代社会に即していないと思っています。
働き方が多種多様になってきたからです。
以前であれば、住んでいる地域に根差した仕事をしてる家庭がほとんどであり、このようなイベントだけではなく、冠婚葬祭でも同じ自治会に属していれば、みんな総出で協力をするのは当たり前のことだったと思います。
しかし、今では他の地域にある会社に勤める問人たちがほとんどで、特に平日、自宅にいる人は高齢者を除いてほぼいないのが当たり前です。
高齢者ですら働かないと年金だけでは生活できない場合もありますので一概に当たり前と言えないとは思いますが…。
一方では、声高に「多様性を重視しようと」言っておきながら、もう一方では、会社を休んででも地域に行事に出るのは当然だという、一見矛盾していない等に感じてしまいますが、実は二律背反した人たちが多いことに辟易しています。
特に田舎の場合、他の街や、会社で働いたことのない高齢者が多く、農作業や地元の役所に勤めていたという人ほど、そのような二律背反を口にすることが多いように感じます。
意見の言おうものなら、50歳を過ぎていても若造が何をほざくのかといわれ、最終的には村八分となっていくのです。
集合時間の5分前ではなく、30分前に集まるような人たちがほとんどで、挨拶をしても無視、話すことといえば農作業のことばかり、政府に対しては従順で某党に任せておけば問題ないというような事なかれ主義者の集まりです。
私は、物事それぞれについて保守的な一面と、リベラル的な一面を持ち合わせていますが、このような高齢者には付いて行きたくもありませんし、面倒も見たくありません。
親もその年代ではありますが、ものを言えない性格なので、家庭で話し合い、自治会を抜けようと思っています。
会社の仕事上どうしても休めず、葬儀の手伝いができなければ文句を言われ、長期休暇や、在宅勤務の際に家に車があるだけで、会社を辞めたらしいなどと根も葉もないうわさをするか、わざわざ様子をうかがいに来る隣人。
自治会自体を解体してしまった方が、皆にとって幸せなのではとも思っています。
極論なのはわかっていますが…。
世の中、ギブ&ギブでは成り立ちませんから。
得をしているのは、一部の権力を持った高齢者のみの社会っておかしいと思います。
この世な状態でいると、自分自身が荒んでいくのもわかりますし、心が貧しくなっていってしまいます。
お立て直しでもあった方がよいのかもしれませんね。
最後になりますが、残した方がよいのは伝統であり、因習ではありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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