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オススメ書籍「バズる書き方」

今日はオススメの書籍をご紹介します。

著者は言わずと知れた成毛眞さんです。

成毛眞さんといえば日本マイクロソフトの元代表取締役社長。

退社後は投資コンサルティング会社の設立や書評サイト「HONZ」の代表をお勤めになったりしています。

まぁ、あれこれと説明しなくてもお名前くらいは聞いたことあるんじゃないでしょうか?

著書も数え切れないくらいありますし、どれも大ヒットしてますからね。

そんな物書きのスペシャリストが書いた「バズる」文章術の本ですから誰だって読んでみたくなりますよね?

僕は見つけた瞬間にポチりましたよ(笑)

だって、文章でお金を稼げたら幸せじゃないですか?

サブタイトルにもありますが書く力が、人もお金も引き寄せるってまさにその通りだなぁって思います。

今や世の中は文章で溢れていて、そこにはあらゆる業界が関連して成り立っています。

個人の視点から見てもLINE、Twitter、メールはもちろん、Instagramや Facebookだって写真と文字のテキストの組み合わせですよね?

今巷で賑わっているclubhouseにしても、実際にやってみるとわかりますが、論理的に筋道を立ててわかりやすく話すというのはかなり難しいんですよ。

さらにトーク力についてもう少し深掘りしてみると、おしゃべりの面白い人が必ずしも上手に書けるかというと決してそんなことはありませんが、文章の上手い人の話が面白い確率はかなり高いと思います(よほど緊張しない限り)

これって話のベースにはまず書く能力が必要だからだと思うんです。

つまりトーク力の基礎は文章力だということ。

だからclubhouseでフォロワーを増やすためのスキルとしても文章力は鍛えておいて絶対に損はありません。

「ブログは無理ゲー」とか「ブログはもうオワコン」なんて言う人がいますが、おそらくは文章で稼げなかった人たちです。

今なおトッププレイヤーとして稼いでいる人の大半が元ブロガーという事実から見ても、やはり文章力が必須であることは間違いなさそうですし、ただ単純に「自分ももっと面白い文章が書けたらいいな」って思いませんか?

さて、前置きはこれくらいにしてそろそろ本書の紹介をしますね。

この本で成毛さんがおっしゃっているバズる文章の書き方のコツは大まかに2つです。

①ある程度長い文章を書くこと
②推敲を重ねること

では、順番に解説します。

①ある程度長い文章を書く

これは100m走で考えた場合、いくら10mを速く走れたとしても100mを速く走れるようなるわけではないのと同じという考え方です。

先程の、おしゃべりが面白いからといって文章まで面白いとは限らないのとちょっと似てますよね。

何かを伝え、読んだ人に影響を及ぼすには、それなりにボリュームのある文章を書く必要がある。細切れの短い文章を書き続けていてもその能力は身につかないのだ。

LINEやTwitterも大切ですが、バズる文章ということにスポットを当てた場合、最低でも400字以上の文章を書けるだけの地力をつけましょう。

②推敲を重ねること

本書ではむしろこちらをメインに話が進んでいきます。

それほど成毛さんは推敲に重きを置いてますし、実際にご自身も一度投稿した文章を10回も20回もリライトされているそうです。

これは誤字脱字や助詞の誤りを直すといった手直しの意味もありますが、なにより推敲が必要な理由として

誤解を生みやすい表現を書き換えたり、具体例や背景など詳細を書き加えたりして自分の真意が誤解なく読み手に伝わるようにしていくのである。これを推敲という。

とおっしゃっています。これを僕は「読み手に優しい文章に直すこと」と解釈しました。

言い換えると「読み手に負担のかからない文章」って感じです。

また成毛さんは400字の文章を一発で納得のいく出来にするのはプロでも難しいともおっしゃっています。

えっ?たった原稿用紙一枚分でも手直しする必要があるの?って思いませんか?

やっぱりバズる文章に魔法のようなものはないんですよね。

書いては直し書いては直しがバズる文章への唯一の近道なんだってことがよく分かりました。

でもそこで「めんどくさいなー」なんて思わないでください。

推敲こそ書き手の真剣味が問われるところだ。この仕上げの作業をしっかりと行うか否かで、バズる文章になるかどうかは9割決まるといっていい。

逆にとらえれば推敲こそ物書きの醍醐味であり、推敲さえしっかりとすれば文章の9割は上手くいくということなんですから。

本の帯にも「文章力はいらない!」「文章は内容以外で9割決まる」「思いつきで書くほど共感される」ってちゃんと書いてありますからご安心ください(笑)

「適当に書いてしっかり手直しする」これでいいんですよ。

さて今日は成毛眞さんの「バズる書き方」という本についてご紹介しました。

この本の特徴として【推敲前の文章】【推敲後の文章】といった形で、どこが×でどこが○なのかというのを比較しながら説明してくれますのでとてもわかりやすい内容になってます。

「あ、自分だったらこう書くかなぁ」なんて想像しながら読み進めると非常に面白く読み進めることができると思います。

先程もチラッと出てきましたが、これからは音声メディアの時代が確実にやってくるでしょう。

それはもう変えられない未来です。

ならば今から自分がやるべきことは確実にやってくる時代にきちんと適応する力を身につけるしかありません。

小難しく聞こえてしまったかもしれませんが、決してそんなことはなく、今からちょっとずつ練習していけばいいだけのことです。

それすら気づかず、仮に気づいたとしても努力しない人が世の中の大半ですから。

そのほんのちょっとの努力でのちのちの大きな差が生まれるとしたら…

あなたはどうしますか?





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