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「初心者でもわかる!コーヒーショップメニュー開発の基本ガイド」

新潟県内で4店舗のコーヒーショップ・カフェを出店している珈琲豆 山倉の山倉です。コーヒー好き・カフェ好きで「いづれ自分でお店を出してみたい」「夢だったコーヒー屋・カフェをやってみたい」という方に向けて役立つノウハウを公開していきたいと思います。

これまで9年間・数千万円以上をかけて得た学びや体験談などを無料でお伝えいたします。

今日のテーマは「「初心者でもわかる!コーヒーショップ・カフェのメニュー開発基本ガイド」です。コーヒー屋・カフェを開業するときに、最も重要な要素の1つとなるのが「メニュー」です。どんなドリンク・料理・商品を提供するのかが、お店の売上や人気に大きく関わってくるのは言うまでもありません。そこで今回は、どんな風にメニューを考案すればいいのか、価格設定はどのようにすればいいのかなどメニュー開発に必要な基礎知識をお伝えしていきます。


①「看板メニュー・看板商品は何か」を明確にする

まず具体的なメニューを考える前に、「このお店は何屋さんなのか」を明確にする必要があります。もちろんコーヒーショップ・カフェということは分かるのですが、それだけではなくもう1歩踏み込んだコンセプトが必要です。

例えば、珈琲豆 山倉であれば「世界中から厳選したスペシャルティコーヒーを取り扱う自家焙煎コーヒー専門店」というコンセプトを持っています。そうすることでお客様に「何が売りのお店なのか」「どんな商品がありそうか」ということを分かりやすくお伝えしています。

「珈琲豆 山倉=美味しいコーヒーが飲めるお店」「看板メニューは自家焙煎のコーヒーだ」と認識してもらうことで、珈琲好き・カフェ好きな方にお店に足を運んでもらうことができています。

このように自分のやりたいお店のメインの価値や商品が何かをまずは明確にして、それに沿ったメニュー開発をしていくことができると、よりスムーズに魅力的なメニューや商品を考えていくことができます。自分のこれまでの経験や知識を生かせるものをメニューや商品に反映させるのがお勧めです。

②「王道のメニュー+他にはないオリジナルメニュー」

お店のメインとなる価値や商品を明確にしたら、それに沿った商品を開発していきます。コーヒーショップなら、まずは王道のメニュー「ドリップコーヒー」「アイスコーヒー」「カフェラテ」などが必須になりますので、そこはアレンジをいれずに、他のお店と同じもので問題ありません。

最初から奇抜なメニューにしたり、他のお店でみたことがない商品ばかりだとお客様はその魅力を理解できず、お店に来てもらえる機会が少なくなってしまいます。

などで王道のメニューは必須で、それにプラスして自分の提供したい特別なメニューや他のお店では味わえないものを作っていくことがお勧めです。

価格設定は「高品質&高価格の一択」

最後に価格設定についてです。もし個人店・小さなお店のコーヒーショップ・カフェをやる場合は価格設定は「高品質で高価格」の一択です。

その理由は、安さを売りにする価格競争ではコンビニやファーストフードには絶対に敵わないからです。日本ではどこでも「安くて美味しい商品」を手に入れることができます。大手のお店と価格競争・味の追求をしても、かなり厳しい戦いになってしまいます。

それならば「高価格でもより美味しく品質の良いもの」「安全性があり、安心して食べられるもの」「大手では実現できない手の込んだもの」などを提供して、「安さだけではなく、しっかり美味しいものが食べたい・飲みたい」と望んでいるお客様をターゲットにしていくことがお勧めです。

まとめ

お店の中核となる「商品開発」は開業前に学んでおくことがお勧めです。商品作りや価格設定を間違えてしまうと、オープンした後で「お客様がなかなかお店にきてくれない」「お客様は来てくれるけど、安くしすぎて利益がでない」という事態になりかねません。

自分の得意なことを生かした看板商品を開発して、高単価でもお客様の満足度の高い美味しいメニューを提供することで、お店の経営をうまく進めることができてきます。

さらにメニュー開発や開業ノウハウについて知りたい場合や個別に相談したい場合は、お試しコンサルティングも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

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