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#122 トマトとバジルソースの絶品オムライス

2年ぶりに訪れた海の近くのカフェ。

2年前に食べた料理とスイーツが
とてもおいしくて盛りつけも美しく、
行きたいと思いながら間が空いてしまった。


久しぶりのお店に入ると、
フロアの真ん中にクリスマスツリーが飾られて心が浮き立つ。
テーブル席もあったが、窓際の景色がよく見えるカウンターへ。


壁の色はインディゴブルーというのかな、
素敵な濃いブルーで印象的。
壁の棚には、絵本。
季節ごとに変えているのか、クリスマスの本が多く並んでいた。



2年前には、小さなお料理がたくさん並んだ
プレートのランチメニューがあり、
それを楽しみにしてたんだけど、どう探しても載っていない。

プレートのランチはあきらめて、
オムライスを注文した。


ソースが2色に分かれたオムライス。

スプーンでオムライスをくずしてすくうと、
中のライスにもふんわりした卵が絡んでいた。
「おおっ、おいしそう♪」
と急に気分が変わる。

よく見ると、ブロックベーコンの小さな角切りが
ゴロゴロ入った豪華なオムライス。


まずは赤いソースから。
卵が絡んだライスと包んだ卵、ソースを一緒に救って口に入れると、
おいしいーー。
ソースはトマトソースだ。
それも、ソースに中にトマトの皮が入っているので、
フレッシュのトマトを煮込んであるらしい。

これはおいしい、と緑のソースにも期待がかかる。


同じように食べると、
はあ、おいしい。。。

食べたことのある味だけど思い出せず、
サーブもしてくれたシェフの方に尋ねると、
「バジルです。」
なるほど。
バジルだ。
ニンニクが効いて、とても深みのある味。

これが食べられてよかったと思うほど
絶品のオムライス。
最初の低めテンションからは考えられないテンションの上がり方。笑

一口一口食べてはうまーい、と味わい、
窓の外の紅葉が残っている風景を見てはきれいだなと思い、
お料理を堪能する。

いつもの静かで楽しいワクワク感。



サラダは大盛りで、グリーンリーフ、カイワレ、紫玉ねぎの薄切りに
濃いめのフレンチドレッシングがかかっていて、
ドレッシングがまたおいしかった。

小さなスープは、小松菜とえのきだけが入った中華風スープ。
温かくて、野菜の滋味深い味。


付け合わせの小皿は、
ブロッコリーとカリフラワーのトマトソース和え、
ちくわとれんこん、糸こんにゃくの和えもの、
生ハムで巻いたポテトサラダ、
山芋と柿のサラダ。
サーモンかと思って食べたら、柿だった。
味つけはわからなかったがさっぱりとしておいしい。

最近、フルーツを使ったサラダによく出会う。

フルーツを料理に入れるのが苦手だったが、
おいしいと思えるようになった。



テーブルの上にも小さなツリーのオーナメントが飾ってあって、
目に入るとなんだか楽しい。



食後は欠かせないコーヒーと、スイーツ。

さつま芋のチーズケーキときれいに描かれたキャラメルソースが
アートみたいな一皿。

食べる前から、見た目だけで楽しくなってウキウキしてくる。
しばらく眺めて食べたい。



しっとり、ずっしりとした濃厚なケーキは、
地元のさつま芋を使ったケーキだ。

こちらのお店も地産地消に近いスタイルの、
こだわりがあるお店。
シェフは、
『女性が内側からもキレイになれる応援をしたいという気持ちで
お店を開いた』
というようなことがメニューに書いてあった。

それを読むとなるほどと思う。


大好きなコーヒーからはいい香り。



海の眺めも楽しんで帰宅。


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とても気に入った2年前のプレートランチが
こちら。

細長いグラスにウキウキしたのを覚えている。
グラスに入っている飲み物は冷たいウーロン茶。


少しずつ盛られた料理や、


フォカッチャがどれもおいしくて、
また来たいと思っていた。


デザートは、プレートに4つの小さなスイーツがのっていて、
このお皿が登場した時も心の中で
歓声を上げた。

スイーツの提供の仕方も変わっていて少し残念だったが、
今回は今回で楽しめた。



おいしいもの、美しいもの、
他にもいろいろ魅了されるものはあるけれど、
人の心をつかむのは、
やっぱり心が込められているものなんだなあと思う。


それが感じられるオムライスだ。



毎日食べる一食一食、
毎回ごちそうじゃなく
おにぎりとたくあんとお茶でも、

心を込めて作ったおいしいおにぎりとたくあんとお茶なら
幸せを感じるだろうな。



🌱お読みいただき、ありがとうございました(^ω^)






















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