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メンタル関連まとめ、をやってみようと思う

はじめに‗私の状況・記事の前提・目的

私が診断された言葉は「不安神経症」「愛着障害」「愛着トラウマ」「複雑性PTSD」「アダルトチルドレン」、このあたりが主である。
いったん、精神科病院に通うことはやめた。今は認知行動療法のカウンセリングに通っている。
これらの病気(と言っていいのかわからないが)、躓きに対して良し悪しを論じるものではなく、「何が起こり」「何を行い」「どうすれば良く」「結果どうなるか」を備忘兼ねて記載していく。自身が今後振り返るために。

同じ症状や状況であっても、もちろん風邪の症状が個々で違うように、以下と全く同じ状況にならない人もいると思う。「私はここまでではない」「私はこれよりひどい」が少なからずあると思うが、ただの1つの事例として、同様の事象で苦しんでいる方へ、また、身近な大切な方が同様の事象で苦しんでいるという方にも。少しでも参考になるとうれしい。

症状の整理

まず、明確な引き金がなんだったかは自分でもわからないので、結果だけ。
思考としては、

  • 「常に死にたい・消えたい」

  • 「自分は役に立たない、いない方が周りのために良い」

  • 「なぜ自分はこんなにダメなんだ」

がずっとぐるぐるしていた感じ。初めて取り組む分野の仕事で、右も左もわからず、一挙手一投足指示がなければ自信が持てず、なのに忙しい。
そんな環境で自分を責め続けた結果、自分を殺そうとするまでに至ったかな。

行動としては、

  • 「外に出ることができない」

  • 「電話・チャットが怖くてできない」

  • 「自分を傷つけようとする」

が出てきていた感じ。
他者の目・存在が怖いから、不在の間に自宅で何かが起こったらどうしようという思いが強すぎた、とかが理由でした。自分が人の目に晒されるのがもう嫌でした。
自傷行為はそんな大したことにはならず、私の場合はボールペンを突き立てるとか、自分の首を絞めるとかで終わってました。自分が死んだら部屋が事故物件になってしまう、とか遺品の整理・遺体の片づけはどうするんだ、クズのくせに周りに迷惑をかける気か、という思考の結果、自死できなかったという…なんとも微妙な理由ですが。

身体的な症状としては、

  • メニエール病 (耳閉感と聞こえづらさが主、ものすごくひどい時に一度平衡感覚が壊れました)

  • 耳鳴り (ちょうど携帯のバイブ音に近い、低音の耳鳴りが頻発)

  • 不眠

  • 文字が読めない/理解できない

くらいかな。
メインの症状は「他人が怖い」と「自分は要らない」ですね。

通院概要

結果としてメンタルクリニックは2か所、耳鼻科、カウンセリングに通いました。カウンセリングは今も継続中。不安神経症、という診断をもらったのは病院、それ以外はカウンセリングです。

精神科病院では基本的に先生と話をして、薬をもらって経過観察。
不眠の薬はすごくありがたかったけれど、向精神薬が実際役に立ったかと言われると、個人的には微妙。頓服で飲んでいた向精神薬はよかったような気もするけど、そのレベル。
たぶん合う・合わないは結構個人差があるんじゃないかと思います。
精神科は待ち時間がとにかく長かったので、今思うと、その時間を使って散歩したりぼーっとしたり、音楽聴いたりしても良かったのかな、なんて。

耳鼻科はメニエール治療が主でした。ずっと耳閉感・聞こえづらさがあり、当初メンタルと結びつけてはいなかったんですが、行ってみるとメニエールで、「あー、ストレス起因だったのかな」なんてところでした。
これは正直完治しないんじゃないかな、と思っています。
平衡感覚がなくなるほどひどいのは、一度起きただけでしたが、今もまだ左耳はご機嫌斜めです。

カウンセリングを始めた理由

身体的な不調やら、不眠やらは病院で薬をもらって治す。が基本だと思ってたんですが、ある日ふと、「引き金を引いたのは自分だ」と思いまして。
思い返すと、他人に面と向かって責められた事実はあまりないんですよ。いつも自分に言い聞かせていた、「お前はダメな人間だ」というのは、自分自身の言葉であり、同僚の言葉ではないんです。

これに気づいたことにより、
「自分を責めてしまう癖や思考回路を正さない限り、身体的な症状がなくなったとしても、またきっかけさえあれば再発するのではないか」
ということに至りました。

思考の矯正は病院ではなく、カウンセリングだということで通い始めた。
それが一連の流れです。

カウンセリングの状況/現況

カウンセリングは現在進行形で通っているので、そこで得た知見や、「何をすればよいか」は引き続き別の記事で記載を続けていければと思います。

さいごに

私程度の人間がいうことではないですが、
躓かずに元気に生きられることは「当然」ではないと思います。
病んだ人が悪いのではなく、病ませる環境が悪いのではなく、
なんだろう…。条件がたまたま揃ってしまっただけ、というか。。。

もちろん今でも沈むし、周りと比較して自分はダメなんだなって思うこともあるんですけど。
たまたま落とし穴にはまってしまって、その分周りからも遅れてしまって、自分だけ泥に汚れてしまっているかもしれませんが、誰でもそうなりうる可能性はあるし、落とし穴にはまったことは別に悪いことではないと思います。
ただ、落ちた先で泣き暮らすのか、そこで終わりにするのか、
または這い上がってまた走り出すのか、
「穴、意外と面白くね?w」ってなっちゃうのか…
それは自分が決めることかな、って思います。

けして「病んでよかった」とは言えませんが
あの日々から学ぶことは多かったです。

今、穴に落ちてしまっている人に、
まずは安らげる時が来ますように。

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