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Chat~アリサ先生のお菓子教室で習ったチョコバナナブレッド!


「Chat」(チャット)さんは、北海道のヴィーガン&グルテンフリーのお菓子専門店。2023年5月、北ガスクッキングスクールで開催されたChatオーナー柴田愛里沙さんのお菓子教室にて、小麦・乳・卵不使用のチョコバナナブレッドと黒ごま豆乳プリンを教えていただきました。今回はそのレポとなります。

美人でかわいらしい講師のアリサ先生

Chatさん公式Instagramから引用させていただいております。

教室のキッチンに到着すると、こちらのプロフィール写真そのままの、華奢でかわいらしいアリサ先生が師範台に立っておられました。
ご自身の店舗(円山本店。記事末に情報記載)でも教室を開催しているとのこと、講師としての振る舞いも慣れていらっしゃいます。
実習が始まる前に、お店で使用する食材へのこだわりなどについてのお話をしたり、教室のリピーターさんがいるかどうかの確認をしたりなどされていました。

何でも、教室はいつもリピーター率が高いのだそうですが、今回は私のように初見さんも多かったようです。
初見さんが多い中、今回も満席のようでしたので、人気の教室に早くから申し込んでおいて良かったと思いました^^

①チョコバナナブレッド実演~実習

先生の作ったバナナブレッドと黒ごま豆乳プリン。ヨダレでそう…

まずは先生の実演から。会場の北ガスクッキングスクールでは、師範台にモニターが設置されていて、先生の手元がモニター画面に大きく映し出されます。
チョコバナナブレッドは基本混ぜるだけの工程なんですが、材料の特性を知らないと、混ぜる順番を間違えてしまったり、材料選びを誤ったり、なんてことになりかねません。
みなさん真剣に先生の説明を聞き、メモを取ります。

ちなみに、今回使用するチョコチップは、「キャロブチップ」といって、なんとチョコ(カカオ)ではなく、「いなご豆」というものから作られたものです。

えっいなご!?
いやいや、虫じゃないですよ。豆の名前です。
先生がぜひ食べてみて!というので、材料から少々いただきお口へポイ。

おおお、普通にチョコだ。
言われなければキャロブって分からないと思います。

私はお初にお目にかかりましたが、ヴィーガン料理を作る方が、よくこのキャロブパウダーというのを使っているのを目にしていたので、気になっていたんですよね。
今回初キャロブ体験できて良かったです。

型に生地を入れ、上にチョコとくるみをトッピングしたらオーブンで焼きます。さあ、いよいよ我々生徒たちの実習です!

北ガスクッキングスクールの調理台は、よくある長方形タイプではなく、丸みのあるテーブル型で、1テーブル4人。
実習は2人で1組となり作業していく流れです。
スタッフの方が3~4人くらいいらっしゃったので、困ったことがあればすぐに対応してくれます。ありがたや~

私のパートナーとなった人は、お菓子作りやパン作りのベテランの方で、いつもお孫さんにケーキやパンを焼いているとのことでした。
聞くと、いろんなお菓子の教室にもちょくちょく参加されていて、アリサさんの教室も初めてではないそう!
お話も上手で、手際もよくて、とても良い方に当たったと嬉しくなりました(笑)。

材料はだいたい計量してあるので、あとは混ぜるだけ。
バナナだけはその場で皮をむいて計量します。
このとき、きっちり量るべきだったのかも…と、実はちょっとだけ後悔^^;
ちょっと多く入ってしまったのをあまり気にしないで続行したのは、もしかしたら焼き上がりに影響してしまった可能性があります。
というのも、ほかのみなさんよりも出来上がった生地の感じが若干柔らかい気がしたからです。

画像はイメージです^^

それにしても、型にはすでに型紙が敷いてあり、オーブンの予熱もすでに完了。
生地を型に入れたら、スタッフさんがオーブンに入れてくれて、焼き上がったらテーブルまで持ってきてくれるという、なんとも至れり尽くせりな実習です。
洗い物は基本生徒がやりますが、ちょっと手が回らなくなると、スタッフさんがきて片付けてくれるという徹底ぶり。さすが天下の北ガスさんです!

②黒ごま豆乳プリンの実演~実習


かわいいヒヨコのピックは先生からのプレゼント。和みます

バナナブレッドをオーブンで焼いている間、次は黒ごま豆乳プリンの実演です。プリンといっても、もちろん卵も牛乳も使いません。ゼラチンも豚由来なので、ヴィーガンスイーツではNGです。

では何で固めるのかというと、2つの和素材を使います。あまりレシピのことに言及すると、先方にご迷惑がかかるのでぼかして書きますが、1つは「片栗粉」でも代用できる素材です。
そして、これらは実は、ゼラチンなどのように冷やす時間がそんなに必要ないんですね。なので、バナナブレッドを焼いている間にさっと作れる最適な一品だったと思います。

バナナブレッドの時同様に、先生の実演のあとに続き生徒が作り、冷蔵庫に入れます。
片付けなどをしている間に、バナナブレッドが焼きあがったようです。なんという考え抜かれた進行なんでしょう!

③お菓子の仕上げ~持ち帰り

先生のバナナブレッド。表面にメープルシロップを打っているので、ツヤツヤ

出来上がったバナナブレッドには熱いうちにメープルシロップを塗ります。このレシピ、実は見た目に反してかなり甘くないので、甘さが欲しい人はたっぷり塗っても良さそうです。ということが後から分かりました(笑)

黒ごま豆乳プリンには、「ぜひココナッツクリームで作ったホイップクリームをのせて食べて欲しい」とアリサ先生。
時間の関係で今回の実習では作りませんでしたが、きちんとレシピまでいただいてきました。なんともありがたいことです。

実は、私も過去に1度(いや何度か)豆乳やココナッツミルクでホイップクリーム作りに挑戦してみたことがあります。
でも、なかなかおいしい!と思えるような出来にならなくて、いったん保留にしていたんです。
今回はコツを聞けたので、教室に参加して良かったなあと思いました^^

持ち帰りに使うパッケージや保冷剤等は、各自で用意します。もし忘れた場合は、この施設内にある100円ショップに資材を買いに行ってくださいねーとのことでした。おお、その手があったか。
私は保冷バッグを持参していたので、そこにラップで包んだケーキとプリンを入れて持ち帰りました。
それほど崩れるようなものでもなかったので大丈夫でしたが、デコレーションケーキなんかの実習のときはちゃんと持ち帰りに気を使わないとなーなんて思った次第です。

下は冷めてから切った画像。
先生の作られたものよりねっとりしているのは、もしかしたらバナナが多く入ってしまったせいかも^^;
でもね、味はいいです。バナナの風味と、ほろ苦いココアの風味が見事にマッチしていて、甘さ控えめなのでついつい食べ過ぎちゃいそう。ねっとりした食感ですが小麦グルテンのようなしつこさはありません。明日の朝はトーストしてみようかしら。

家に帰ってからカットしました。

さいごに~実習を終えて~

私自身も2022年に立ち上げた「グルテンフリー友の会」で、ときどき簡単な米粉実習をさせていただいております。でもまだまだ経験が足りていないと実感していました。
そんなとき、アリサ先生の教室が開催されるとの情報が入り、これは神様が「学んできなさい」といっているのだと確信!(笑)
スムーズな実習の進行は、何度も開催した経験の積み重ねなのだと、参加する側になって良く分かりました。
また、参加した人がとにかくみなさんとても楽しそうだったのが印象に残っています。

リアルに集まって、一緒に作る。
出来上がった喜びを分かち合う。

これぞ、料理教室の醍醐味なのかもしれません。
最後に、本日講師をしていただいたアリサ先生、そして北ガスクッキングスクールのスタッフ様、楽しいひとときをありがとうございました。
これにて「Chat~アリサ先生のお菓子教室」のレポを終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


CHAT 店舗情報
【円山本店】
札幌市中央区南6条西23丁目4-26
OPEN 水~土 11:00-17:00/CLOSE 日・月・火

【札幌三越店】
札幌市中央区南1条西3丁目8
OPEN 10:00~19:30 ※三越の定休日に準ずる


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