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【息ぬき音楽エッセイ】by 村松社長

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株式会社カロワークスの社長・村松が担当。音楽にまつわる諸々と、”音楽ではない何か”を結びつけて書いていくエッセイです。
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記事一覧

【息ぬき音楽エッセイvol.30】 音楽と都市:東京編 by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 春や桜は新幹線のように瞬速で過ぎ去り、はや夏のような気候になりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。 ただいま、頑張れば10連休にもできるという大型連休の真っ只中。歴史的な円安が続いていることもあり、海外からの観光客は連日たくさん見かけるようになりました。 加えて国内旅行の方、もともと住んでいてお買い物で家から出てきた方、連休も仕事ですがなにか?というオーラの方々などで、東京はいつになくごった返しております。 東京で生まれ

【息ぬき音楽エッセイvol.29】 ダモ鈴木と続けること by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 2024年もあっという間に3ヶ月目に突入、年度末という大波に揉まれる毎日を過ごしておりますが、みなさまはいかがでしょうか? 繁忙期ゆえに毎年スルーしがちなのですが、実は弊社カロワークスは昨日3月4日が設立記念日。そして今年でなんと設立10周年を迎えました! 短いようで長い10年。会社としてはまだまだ出来立て、若輩者ではありますが、こうして続けられたのも日々支えてくださるみなさまのおかげです。 弊社noteをフォローしていた

息ぬき音楽エッセイ《番外編:アジアのアーティストたち》 by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 師走の実感がわかないまま年が明け、2024年に突入いたしました。 このたびの能登半島地震で被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。一刻も早く、みなさまが穏やかな日常を取り戻せますように。 コロナ禍真っ只中に走り出した弊社note、特に社長の当番回はタイトル通りなるべくみなさまの「息ぬき」になるよう、ゆるりと続けてきました。 というわけで…大変なニュースで心が痛む毎日ではありますが、今回も平常運転でまいります!本年も

【息ぬき音楽エッセイvol.28】 Forest Swordsと中二病 by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 昼間と朝晩の温度差がエグい日が多かったり、秋なのに夏みたいな夕立が降ったり、秋をすっ飛ばして冬みたいになったりとお天気に振り回されている近頃ですが、皆さまの自律神経はお元気でしょうか? そしてネットやテレビ、SNSを開けば気が滅入るニュースばかり…。社会情勢に全く触れない当noteではありますが、文字通り息ぬきにしていただけたら幸いです。 さてさて、本日の主役は社長が大好きなフォレスト・ソーズでございますよ! フォレスト・ソ

【息ぬき音楽エッセイvol.27】 Swedish House Mafiaと祭ばやし by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 前回のnote当番から、気づけば夏から秋へ季節が移り変わろうとしていますね。とはいえこのまま気候変動が進めば夏と冬の「二季」になる…という恐ろしい予想がされているだけあって、残暑が厳しすぎですな…。 今夏はとにかく暑さに耐えていた記憶しかないのですが、みなさまはお祭りや盆踊りに参加されたでしょうか。 お祭り、日本では一年中開催されていますけど、夏と秋はやはり一段と趣きがありますね。今年は夏のお祭りにも、そしておそらく秋祭りに

【息ぬき音楽エッセイvol.26】King KruleとYouTube by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 関東地方もついに梅雨明け、本格的な夏がやってきますね。今年は「歴史上最も気温の高い夏」になるかもしれないそうで…。社長は地球が心配です。みなさまも水分&塩分補給をお忘れなく! さて今回は暑いのでサラッと軽めの話題でございます(暑いというのは言い訳)。 ご紹介するのはKing Kruleさん。本名アーチー・イヴァン・マーシャルさん、1994年生まれ、イギリスのミュージシャンです。 15歳頃「Zoo Kid」名義でインターネット

【息ぬき音楽エッセイvol.25】Motoramaと肋骨レコード by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 爽やかな初夏の風を感じる日々もつかの間、なんか梅雨が来るっぽい不穏な気配がしてきましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。 実はまた番外編で切り抜けようかと考えたほどちょっとバタバタしているのですが、いくらなんでも社長が3回続けてお茶を濁すのは忍びない…ということで、今回はずっと温めていたテーマを蔵出ししようと思います。 社長には長らく好きな音楽ジャンルがいろいろとあるのですが、ロシアのポストパンクもその一つ。 Human

息ぬき音楽エッセイ《番外編》by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 今年も案の定と言いますか、瞬速で過ぎ去った3ヶ月の記憶が春霞の彼方に消えつつあります…。 とにかく今週から無事?新年度が始まりましたね! 思えば弊社のこのnoteも2020年4月から始めたので、今年で3年目になりました。これまで2年間お付き合いいただいた皆様に心から感謝を申し上げます! さて、そんなおめでたい新年度初の社長当番なのですが、どうにもこうにもままならなくなった時の必殺技、番外編をお送りしたいと思います…。 いやで

息ぬき音楽エッセイ《追悼編》by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 年が明けて社長の当番初回。2023年も弊社&弊社noteをどうぞよろしくお願いいたします! さて今年もあっという間に2月、みなさまお察しの通り繁忙期がやってまいりました。公私ともにちょっとバタついておりまして、「noteは新年初回だけどまた番外編(オススメ貼るだけ)にしてお茶を濁すか〜」などと考えていたのです。 が!昨年末から今年にかけて、ミュージシャンの訃報が多すぎる!喪失感が激しすぎてついていけないんですけど!!これじゃ

【息ぬき音楽エッセイvol.24】Sufjan Stevensとアメリカ by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 はっと我に返るともう12月…そろそろ今年が終わるんですってよ! 毎回言っている気がしますが、月日が経つの早すぎません?? さて、今回は季節感関係なく「アメリカ」を話題にいたします。 前回がイギリスで今回がアメリカ…社長は世界制覇でも目指しているのかとお思いかもしれませんが、全くの偶然でございます。アメリカをテーマにする理由は、ここしばらくハマりまくっていたドラマをついに観終わったからです! そのドラマ、タイトルは『THIS

【息ぬき音楽エッセイvol.23】The Smithsとエリザベス女王 by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 いつまでも暑いな…と思ったら突然冬のようなお天気になったり、寒暖差が激しい毎日ですが皆さまの自律神経はお元気でしょうか? ご存知のとおり、イギリスのエリザベス2世が今年9月8日に亡くなりましたね。96歳。私事ですが、昨年亡くなった我が祖母も同じ年。 王室への賛否はまた別の話として、エリザベス女王はイギリスの音楽を考える上でもかなり重要な存在でした。ということで、普段あまり社会性のある話題に触れないこのエッセイですが、今回は触

【息ぬき音楽エッセイvol.22】Mockyとノスタルジー by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 全国的にお盆の季節、今年は久しぶりに故郷へ帰った!という方も多いようですね。 今回はそんな故郷と深いつながりのある「ノスタルジー」という言葉と、社長が愛してやまない一人の音楽家について、お話したいと思います。 さて、今日ご紹介する音楽家というのは、Mockyさんです。 本名はドミニク・サロレ、カナダ生まれのミュージシャンで、プロデューサー・アレンジャー・演奏家・ラッパーなど様々な顔を持つお方。 ユーモアと才能のかたまり!

【息ぬき音楽エッセイvol.21】 Rachael Daddと中島らも by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 Noteでご挨拶するのがほぼ2ヶ月に一度になってから、さらに月日が爆速になった感。もう一年の半分以上過ぎたなんて嘘でしょ…。 人間、春の木の芽時や連休明けの5月などは気持ちが落ち込みがちになるものですが、今年は何となくずっとどこかに引っかかりがあるような、「100パー元気!」とは言えない気分の社長。 少し落ち着いてきたものの完全な収束が見えないマスク生活や、今年2月に始まってしまった戦争への憤り、そんな空気感が原因でしょうか

息ぬき音楽エッセイ《番外編》 by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。 新年度がはじまってしばらく経ちましたが、新しい環境の方、今までどおりの方、どちら様もお元気でお過ごしでしょうか。 弊社、3月末で繁忙期が終わったはずなのですが、今年は4月になってもなぜか忙しい…。なぜなんでしょう。いや、本当にありがたいことなんですけど。 そして社長はお仕事以外にも野暮用が積み重なり、ついに「noteが無理!という時に使おう」と温めていた奥の手第一弾を、繁忙期でもない今、繰り出すことにいたしました。 というわ