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夜に開けてはいけないものとは?

3/10。ギタリストのCANDY MANです。

今noteを書いている時間は夜遅く、日が変わって針がひと回りするかしないかくらい。こんなときに文字を認めている(これでしたためているって読むんだね。また一つ賢くなった)。夜ってひとりになるから、昼にはしないことをやってしまうんだ。普段は開けないものも開けてしまう。

今日のテーマは「夜に開けてはいけないものとは?」です。

①お菓子の袋

夜お菓子を食べたくなる。あれだけお腹一杯にご飯を食べて「もういらない」なんて言っても数時間後にはお菓子の袋を開けているのだ。
昼間なら「これを食べると太るな」という自制が効くのだが、夜は判断力を誤らせる。特に高カロリーは幸せに直結するので一日のご褒美などというくだらない言葉で自分を許してしまい、簡単に手に入る幸せに手を伸ばしてしまう。簡単に手に入るものは簡単に消えていき、次の日にその代償を求めてくる。

②机の中

基本的に机の中は汚い。小学生の時からそうなのだ。よく先生から「必要なものだけを入れなさい」と言われるが、何が必要になるかが分からないので何でもかんでも入れてしまう。日記は毎日つけているのでその日記たちが引き出しの中に鎮座しているし、捨てなかったレシートや昔行ったライブの半券も出てくると、いよいよ明日のことなど忘れて思い出の扉を開いていく。

③元カノの手紙

これが一番良くない。なぜ残しているのか、と問われると未練があるとかそういうのではなく、人からもらった手紙はあまり捨てたくない。今はその気持ちがないとはいえ、そこに書かれた当時の気持ちは手紙の中に残っているはずだから、残しておきたい。ここに入ると戻ってこれなくなりそうな気がして怖いんだよね。過去に戻れることはないし、戻る気も必要も全くないんだけど、夜になるとふと弱気になる時があるからさ。

3D技術が発達して、その場にいなくてもまるでいるような気になれるとする。例えばチケットが取れなかったライブの会場に入れたり、遠くて行けない外国に居る気分になれたり。でもそれだけじゃなくて、もう会えない人が目の前にいたり、それこそ元カノが当時のままいたら、現実世界に戻ってこない人っているんだろうな、と思う。過去の扉を開くことって基本的には無駄というか、過去に倣って現実をより良くするなら分かるけど、思い出に浸りすぎるのはよくないよね。とはいえそんな時も必要じゃないかと自分を甘やかしてみるのも大事なんだと言い聞かせる。だって夜だし。

ということで普段なら1週間かけてウンウンと唸りながら書いているnoteも1時間足らずで書き終えてしまう。これも夜だから?

おまけ

手紙という文化は好きです。たとえ字が汚くったって、その人にしか出せない味があるし、渡すまでのプロセスとかも相まってどんなに些細な内容でもまるで機密文書を覗き見しているような気になれるよね。
昔付き合っていた彼女とデートの度に手紙のやり取りをしていて、最初は家にあった旅行ハガキのようなポストカードに書いていたんだけど、そのうちポストカードの絵柄に凝り出して、文具店に行くようになった。店員さんに声をかけられ、「彼女に手紙を書くので買いに来ました」と話をしたらえらく褒められた記憶がある。気を良くしてそのテンションのまま彼女に手紙を書いたら「字が汚くて読めない、やり直し」と書き直しを命じられました。

以上。

今日の一曲 Cody・Lee(李) - 「イエロー」

そっか。女性ボーカルの方は卒業されたのね。
良い歌だ。

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