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3月21日(日)日本的カレー愛等

春分の翌日の日曜日なんで、未だ正月の二日みたいな感じでもあり、明日から仕事かチョット嫌だなといった感覚も若干あったりしつつ、土曜の夜の振返りを記す。


実は最近、仕事のない土曜日はプチ断食にしようかな、と思い立ったんだがオン/オフがハッキリせん感じの人間には、やはり難しいみたいだ。打合せがなくても、納品がなくても、授業がなくても、関連する資料に目を通したり、キャッチ考えたり、教案作ったり、まあ仕事と言えば言えなくないあれやこれやを日々何らかのカタチでやっているので。

そんな事情は実はあまり関係ないんですが、昨日はプチ断食を決行しなかった。突然カレーが食べたくなったからだ。カレーと言っても、シャバシャバのインドカリーでもタイカレーでもなく、普通の日本のカレーだ。

「普通のなんてないよ」

みたいなことを日頃よく言ってる自分だが、ここは敢えて「普通の」と言っておきたい。

具体的に言えばインディアンカレーか上等カレーか、近所のDという単独店か、そのへんの狭い範囲内での選択でしかないんやけどね。


糸井重里さんがどこかに書かれていた(否、対談やったか?)「おいしい生活」というコピー誕生時のエピソードが好きだ。

海外での撮影に立ち合って自分だけ先に一人で帰国する際、機内食がマズく、チキショー俺が食べたいのは特に珍しくもないギョーザとかラーメンとかカレーとか、普通においしい普通のやつなんだ、と、そんな話だったと記憶する。

「普通の人など何処にもいない/普通の物など何処にもない」

と言いつつ、自分は、そのへんの普通もしくはフツーを愛しているし、そのおかげで、辛うじて社会と繋がっていられる気がする。

それはコミュニティの問題、或いはコミュニティを形成し動かしていくコモンセンスの問題だとやや乱暴に整理し、ターゲットを絞り込むことは、まあできるんですが。

その過程でフレームからはみ出すもしくはこぼれ落ちる何かの消息を見失わないように!

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