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知らないとヤバい⁉転職する際に気をつけてほしい3つのポイント

商品価値は年々目減りしているもの

これはキャリアの話です。
20代のうちは選択肢がたくさんあり、自分の興味を持った会社を転職先として選択することができます。

30代になると管理職になるのか、現場に残るのかで選択肢が分かれて、未経験の分野には飛び込むことがなかなかできなくなってきます。

40代になると、管理職候補または幹部候補として採用されるケースが多くなり、現場にのこるとしてもすぐに実績を残さないと代謝させられてしまう。

というように、時間軸をしっかり意識しないといけません。

企業の賃金カーブについては、20代から右肩上がりになり、40~50歳をピークに、その後は定年まで右肩下がりになるのが9割。

インセンティブがついたり、ボーナスがついたりするけど、これはラッキーであり、必ずしも手に入れられるものではない。

理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームの人事評価によって、ボーナス係数が変わり、相対評価によってボーナス係数がかわる。
年功序列が廃止されてしまったから、昇格もあれば、降格もある。

そんなビジネスパーソンゲームに嫌気が差したら、転職という選択肢が出てくる。

転職をする際に3つの気を付けてほしいこと

1:転職活動は平常時に準備をして、時間をかけてやること
2:転職活動中は気づかれないように、日々の行動を改めよ
3:内定を承諾してから、就業規則に従って手続きをする
この3つをしっかりとおさえておいてほしい。

1:転職活動は平常時に準備をして、時間をかけてやること

なぜ、平常時にやるのかというと、自己分析をすることはもちろんですが、中長期的なキャリアもある程度考えておかないと、年齢を重ねていくと転職の幅が狭くなるのと、ライフイベントがあったり、プライベートな問題があったりすると、選択肢がなくなっていく。

在職中であればお金の心配は必要ありませんし、焦ってしまって選択をすることもなくなります。

離職をした後に転職活動をすると、お金、保険、税金などの手続きがあったり、予定していた金額以上の出費があったりすると、精神的に追い込まれていきます。

そうすると、企業や人材紹介会社に足元を見られてしまうため、より不安が増幅してしまいます。

そうなってしまうとブラック企業であったり、低賃金、長時間労働の会社に入社をしてしまうリスクが高くなってしまうので、できるだけ在職中で平常時にやることをオススメします。

そうなる前にある程度のキャリアプランを考えたうえで、転職先を考える必要がある。

いい意味で会社を利用する時代になってきているので、大手企業で理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームや社内政治を若手のうちに身に着けることも1つの方法。

ベンチャー企業でガツガツ稼ぎたい、成長したいというのも1つの方法ですが、大手企業の看板をもっていると、「あっ!あの人の後輩なの!?」ということで、取引口座を開いてくれたり、優遇されることも多い。

中長期的なキャリアプランとしては、5、10、15、20年後のキャリアプランを真剣に考えて、そこから逆算をしていくことになります。

最短距離で最大の効果を得ようとする人もいますが、たいていの場合うまくはいかないので、Aプラン、Bプラン、Cプランというように3通りぐらい見通せるように作るのが理想的です。

誰もが認める実績や肩書があるかどうか。
自分の強みは何なのか。
今の会社と違う会社でどう違うのか。
今まで経験をした業務でどこを伸ばしたいのか。
マネージメントをしたいのか、出世をしたいのか

など、ある程度キャリアについて深掘りをしていくことになります。

この準備をするまでに時間がかかるのですが、9割の人はこの過程をぶっ飛ばしてしまうことが多い。

2:転職活動中は気づかれないように、日々の行動を改めよ

最近ではリモートワークとオフィスのハイブリッドになっていますが、転職活動をしていることが気づかれてしまうと、チームの士気が落ちてしまいます。

ばれないように行動する必要があるのですが、例えば水曜日と金曜日は定時で上がれるように業務量を調整することもできるでしょうし、外出先から直帰というパターンもできるでしょう。

疑われないように配慮をしながら、行動をすることをオススメします。

役員面接は日中に組まれるケースも多いので、有給休暇、振休、代休など使える休みの制度をうまく利用することをオススメします。

連絡については、就業時間外にすることで、あまり気になることはないでしょう。

メールであったり、SNSのチャットであったりするので、スキマ時間を友好的に利用することで対応することができるでしょう。

3:内定を承諾してから、就業規則に従って手続きをする

内定を承諾するまでに確認をしておくことがあります。
就業規則と引き継ぎの2点です。

就業規則に退職届は30日前までに提出なのか、45日前までに提出なのか、60日前までに提出なのかなど、会社によって決まっていますので、ここをチェックしてください。

引き留め工作などもあるので、精神的にきつくなるかもしれませんが、給与をアップしたり、昇進させるから残ってほしいといわれても、頑なに断ってください。

円満退社をすることによって、転職先への嫌がらせや妨害行為を未然に防げるのはもちろんですが、立つ鳥跡を濁さずということで、引き継ぎなども含めて、きちんとしておくことをオススメします。

ジョブホッパーにならないためには

キャリアについて中長期的なキャリアができていない場合については、短期離職を繰り返してしまう可能性が高く、ジョブホッパーになりやすい傾向があります。

年齢と社歴が多くなればなるほど、どんどん選択肢が少なくなってくるので注意が必要です。

「ちくしょう~!転職だ~!」と思った瞬間に転職活動の準備をするのではなく、いつでもどこでもどんな時でも転職をできるように事前準備を忘れないでください。

転職をする際にはくれぐれも自分のキャリアについて考えた結果、そのキャリアを実現できる可能性の高い会社を選択してください。

中長期的なキャリアを時間軸でとらえることができるようになったら、今何をしなければならないのか、どうしたらいいのかが見えてきます。


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