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TOP営業とキャバ嬢の3つの共通点

TOP営業とキャバ嬢の共通点

先日、一見さんでたまたま入ったお店で教えてもらったことなんですけど、実に興味深い話でした。

そのお店の女将さんは、大学生時代に実家が倒産をして、大学の費用を捻出するためにキャバ嬢として働いていて、一流企業に入社した後、縁があって今のお店を継ぐことになったそうです。

キャバ嬢時代にも何度もNO1になることがあり、月収は高級外車が1台新車で買えるぐらいだったそうです。
大学を卒業すると同時に、夜の世界から足を洗って、一流企業へ入社をされました。

営業としても世界TOP3に3年連続入っていて、将来の幹部候補として期待をされていたけど、常連だったお店のご夫婦が病になり、店をたたまなきゃいけなかったのを聞いて、自分が継ぐことを決めたそうです。

お店のご夫婦の人柄もあり、閉店をする旨を常連さんに伝えていたそうです。
お店を継ぐことを決めてからは、会社がお休みの日を中心にお店を手伝いながら、味の伝承をしてもらっていた。

お店を引き継ぐことが決まったあとは、会社へ退職届を出して退職交渉をすることになったのですが、優秀営業を手放すことはないので、苦労をされたそうです。

約2カ月の退職交渉を経て、上司と社長から5年以内に出戻りができるようにして退職をされたそうです。

その女将が言っていたのは、TOP営業になったのも大学生時代のキャバ嬢の原体験があったからと言い切っていました。

TOP営業とキャバ嬢が実践していること

よく、口下手な営業がTOP営業になりやすいということを言われることがあります。
それはなぜかというと、人の話をしっかり聞いたうえで、何が問題なのか、どういうことが想定されるのかを瞬時に分析して、解決策を伝えることができるからといわれている。

傾聴力と問題解決能力を持っていることが求められるわけですが、相槌の打ち方で、重要な情報を聞き出すことができるわけであり、簡単なことですが、ついつい無意識のバイアスが働いてしまうため、できない人が9割。

人間関係を円滑に進めることができるのはもちろんですが、相手の腹を割って話せる状況に持ち込むことによって、より有利に働くことは間違いありません。

いろいろなTOP営業を経験されている人が言われていることは、大きく分けて2つあります。

当たり前のことをバカにせずちゃんとできること!

A…当たり前のことを
B…馬鹿にせず
C…ちゃんと
D…できること

社会人になるとルーズになりがちなのが、アポイントの時間の調整である。
5分前に到着するようにアポイントをきっていればいいのだが、オンタイムで来社をしたり、数分遅れてもいいという感覚を持っている人が多い。

その割には就活生や転職者に対しては、1秒も遅れるな!遅れた人が悪いといって突き返しているから不思議である。

メールの返信は24時間以内か、休養明けの午前中の返信ができていない人が多く、メールの送信者はすごくやきもきした時間を過ごしながらも、待っている状態である。

よくあるのが、1週間以内に連絡をするといいながらも、いつまでたっても連絡がないことがよくある。
多忙なのはわかるけど、何らかのリアクションをしてくれたら、待つ身になっても幾分楽である。

商談は60分以内でしっかりと終わらせることはもちろんですが、スケジュール調整ができない人やコミットメントしたことに対して無責任な人については信用と信頼がないため、出世をすることはありません。

お客様のクライアントもそこを見ているから、取引対象のランキングがどんどん下がっていくことになってしまいます。

相槌のさしすせそはすごく効果的

もう1つは相槌のさしすせそです。
これは商談、プレゼンテーション、ボスコントロールなど多方面で使えるテクニックであり、相手の懐に入りやすくなっていくこと、間違いありません。

いろいろな営業TOPの経験者も同じことを言っています。
魔法の相槌のさしすせそはこちら!

さ…さすがですね~
し…知らなかったですね~
す…すっごいですね~
せ…センスありますね~
そ…その通りですね~

この言葉を覚えておくと、人間関係でこじれることはありませんし、優しい圧力も回避することができるようになるでしょう。

相手が男性の場合には特に有効的な相槌になり、気持ちよくなりどんどん勝手に相手がしゃべりだすから不思議である。

よいしょしすぎると警戒心が大きくなるので、気をつけて使ってくださいね。

オーバーリアクションをすることを忘れずに!

ちょっとしたオーバーアクションをすることで、前の2つが有効的に変わっていくことになります。

あなたの話をちゃんと聞けていますよ。
相手がこの人と話すの楽しい!と思ってくれるほどちゃんと聞いていますよっていうサインを出すことが必要です。

そうすることでいろいろな情報の中に、必要な情報が隠されていることが多く、それに気づくことができたら先行逃げ切りが図れるというものである。

当たり前のことをバカにせず、ちゃんとできることで信頼を得て、さしすせそで信用を得ることができ、オーバーリアクションで信用預金をためることになる。

生産性や効率性を重視するあまりに、基本を忘れてしまっている人が8割から9割いる。
基本を忘れず、当たり前のことをバカにせず、ちゃんとできることがポイントになりそうです。


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