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知らないとヤバい⁉すぐに転職する人の4つの特徴


終身雇用が崩壊した時代

バブル経済が崩壊をして、失われた20年が過ぎ、またバブル経済のような株価になっています。

春闘では大手企業のベースアップがあり、賃金増加という流れになっていますが、実質賃金は下がっているか横ばいかということになる。

物価が上がり、社会保険料の増額などをすっ飛ばしているから。
名目賃金が上がったとしても、手取りが増えなければ、一億総中流社会から一億総下流時代へとなだれ込んでいくことになる。

TOYOTA自動車会長の終身雇用崩壊宣言、サントリー社長の45歳定年制、コロナショックによるリモートワークなど、働き方改革も一気に加速していくことになった。

バブル経済崩壊ごろから、転職専門雑誌のb-ingやとらば~ゆなどが創刊されて、ネットの波に乗って転職サイトが乱立する時代になった。

終身雇用でキャリアと出世を会社に任せた時代から、キャリアと出世は自分の力で何とかする時代に変わってきた。

いい意味で会社を利用する時代になってきており、3年に1回は転職を考える人が9割近くいるから不思議である。

企業としては人材の定着を願って、エンゲージメントをあげるために配属ガチャを廃止したり、福利厚生で運動会をやったりする企業が多くなってきていますが、社員はいつリストラの対象になるかわからないので、いつでも転職をする準備が必要になる時代になった。

すぐに転職をする人の理由とは⁉

いまだに多くの企業の採用担当者は、1社3年未満の転職、30歳までで3回、35歳までで5回というものさしを持っている。

ジョブホッパーといわれる人たちはあまりいませんが、自分の友人や知人が転職をするというと不安に駆られたり、心配をすることになる。

30歳までには1~2回転職をすることが当たり前になる時代になっており、3年未満の短期離職になっているケースも多くなっています。

なぜ短期離職をする人たちがいるのでしょうか⁉

職場になじめない
…本人の性格の問題もありますが、お手並み拝見ということで放置されているうちになじめなくなってしまうこともあり、受け入れる側に問題があるケースが多い。

給与が低すぎる
…業界や業種、職種によって平均値が異なっていきますが、上場、非上場など会社の規模によって異なることもある。

自分がやりたいことと違っている
…面接で言っていたことと違う、会社説明会で言っていたことと違うなどというボタンと掛け違いが発生してしまうことになる。

本人の問題、会社の問題が入り交ざっていることが多く、面接だけでは見抜けなかったり、入社してみないとわからないことも多くある。

本人の問題なのか、企業の問題なのかをわからないまま、短期離職をする人や転職を繰り返す人は、あまりよくないと思い込んでしまっている。

転職を繰り返しやすい人の特徴

本人の問題なのか、企業の問題なのかについては、詳しく深掘りをして聞いてみないとわからないことが多いが、そこまで聞く前に書類選考でお祈りメールが届くことになるのが9割。

転職を繰り返しやすひとには明確な特徴があり、面接中でもちょっとしたジェスチャーや言動にも出てくることが多いので、きちんと見極めることができたら、入社後のトラブルであったり、すぐに辞める人材を採用することはなくなるでしょう。

1:プライドが高いからすぐに転職する

転職を繰り返す人の特徴としてあるのが、嫌なことがあったらすぐに逃げてしまうという逃げ癖がついてしまっているケースがある。

例えば…
・上司と部下の関係で、上司の指導が厳しいから逃げ出したい
・嫌味をいわれて不快だったから、そこから逃げ出したい
・後輩が優秀で、比較されることが悔しくて、逃げ出したい
・プライドを傷つけられたから、逃げ出したい
・社内の評価が自分の評価より下だったから、逃げ出したい
など、個人的な過去の体験からトラウマになっていることがあるので、逃げ出すことでその問題が自動的に終了することになる。

自分が不快であることが連続して続いていくと、ストレスが溜まることになり、すぐに辞めたいという気持ちになってしまう。
プライドが高い人については取り扱いにくいこともあるので、要注意!

2:会社の将来に不安がある

会社の将来を考えた時に不安になってしまうから、転職を考えてしまうこともあります。

例えば…
・〇〇さんはこの会社に入って数十年だけど、万年平社員だしなぁ…
・出世するためには先輩方を抜かさなきゃいけないから不安だなぁ…
・成長を感じることができないし、スキルが通用するか不安だなぁ…
・出世できるのか、リストラの名簿に名前が載るのか不安だなぁ…
などというように、漠然とした不安から転職をした方がいいという結論に達する人が多くいます。

リストラの名簿に名前が載って追い出されるならば、必要とされているうちに転職をした方がいいという考えは間違っていません。

必要とされているから市場価値が高いという思い込みもそこには発生をすることになる。

3:仕事にすぐ飽きる

仕事についてはメインにおこなう仕事もあれば、雑用の仕事もあるのにもかかわらず、雑用はやりたくないという人もいます。

タイムパフォーマンスを重視するあまりに雑用の仕事をないがしろにしがちではありますが、実はそれが将来役に立つということには気づいていない。

イレギュラーな仕事に対しても、一生懸命やることでチーム内の信用預金を確保することによって大きな仕事を任せてもらえるチャンスがあるにもかかわらず、短期的な視点で結果を出すためにチーム内の信用預金をためない人が多い。

理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームにおいては、チーム内の信用預金が必要であるということは学校では教えてくれない。

時代の流れだとしても、組織内のルールを理解して、実力×運×調子で信用を獲得していくことができない。

4:人間関係の構築が苦手だった

仕事をすることは1人で完結をすることはなく、数人から数十人のチームでおこなわれることが多い。
テレワークが主流になっているとはいえ、お客様がいたり、社内の社員と一緒に仕事をしていくことになる。

対面で雑談をしながら仕事をするケースがハイブリッド出社をすることで容易になってきたとはいえ、リモートワークでのコミュニケーションは文字だけになるため、そこまでコミュニケーションが多く求められなかった。

もともと人が少ない職場であったとしても、コミュニケーションをとりながら、仕事をしていくことで人間関係を築くことができる。

例えば…
・報告、連絡、相談が適宜できない人
・自分が好きな人とは仕事をするが、嫌いな人とは仕事をしない人
・指導者との関係が築けない人
・表情に出やすい人
など、他人とのコミュニケーションがうまく取れないことあり、仕事はできても、人間性が問題視されることになり、居場所がなくなってしまって転職をしていくことが9割。

すぐに転職をしてしまうとデメリットもある

短期離職をしてしまうと、それなりのデメリットも発生してしまいますが、きちんとした理由を説明することができれば問題はありません。
ただし、相手がどのように解釈をするかによって異なります。

・次の転職先がすぐには見つからない可能性がある
・年収が上がりにくくなってしまう
・会社から信用をされないので、簡単な仕事しかまわってこない
・すぐに転職をする癖がついてしまう

転職は慎重かつ大胆におこなうことが求められるので、やっちまったなぁ~という事態にならないように気をつけなければなりません。

転職を繰り返すことはいまだにあまりいい印象を持たれることはなく、どうしてもネガティブなイメージを持たれてしまうものです。

また、年収も上がりにくい傾向があるので、石の上にも三年ではありませんが、転職回数が多くならないようにしないといけません。


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