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本紹介)ビジネスフレームワークの辞書

※この本の紹介の前に、プロフィールなどを見てもらえるとどういう人がいい本だと説明しているか分かると思うので、先にプロフィールをご覧ください。
(以下私のプロフィールURL)
https://note.mu/carefree_style/n/n57b04204b7ba?current_menu_id=6724&creator_urlname=carefree_style

ビジネス・フレームワーク

何か物事を考えるとき、答えを出すときに必要なモノがあります。それがフレームワークです。数学でいうなら数式ですね。私個人は数式を使うことが苦手(覚えるのが嫌い)で、テストの証明問題などの時は知っている知識を総動員し、その間に数式を作りなんとか答えを出そうとしていました。
(当時は最終の答えがあっていても△でした。)

フレームワークを使う意味

上記は△とか×とか〇とか答えが「すぐ」に明確化されますが、ビジネスの場合はそうはいきません。結果〇になるかもしれないし、×になるかもしれません。とにかく答えが出るまで時間もコストもかかります。ですので、ある程度確からしい仮説を立て実行するためにフレームワークを使って検討することが必要となります。すごい簡単にいうとこれです。

おすすめする本と個人的所感

今回おすすめするのは、日経文庫が出している「ビジネス・フレームワーク」です。この本は辞書のように使うモノであり、詳細に調べるための本ではありません。
戦略・マーケ・問題解決・マネジメント・組織開発などに分かれており、どのフレームワークを使えばいいかある程度分かりやすい。

<この本についてざらざら感想など>
・持ち運びやすいのでいつもカバンに入っている
・何か急に検討しないといけないとなった時、気軽にパラパラめくれる
・情報としては少ないが、どのフレームワークが良さそうかは判断できる
・なんといっても分かりやすい
<この本をおすすめしたい人>
・現状自分が得意とするフレームワークがない
・あまり難しいことは考えずに、その時最適であろう解がほしい
・もちろん、執筆者である私と状況が似ている(プロフィール参照)

この本を買ったきっかけ

2014年くらいに購入したのですが、その当時ある全国プロジェクトにメンバーとして参画が決まりました。
それまではいち事業所の企画担当として、頭で思い浮かんだことを自分のできる範囲で形にし、パッションで伝え動かす、でそれなりに成果をあげていたのですが、全国のプロジェクトとなるとそうはいきませんでした。
そのプロジェクトでは、全国の名門大学出や優秀なキャリアを積んできた人達との議論の毎日。現場で日々色々な事柄に向き合い誰よりも真剣に働いている自分の言っていることは正しい、と思ってしゃべり続けてきました。他の人たちも正しい意見だと思うと言ってくれて、ほら見たことかと思っていました。
ある日、その議論の中で優秀な人が「取りあえずまとまってなくてもいいから何でも話してみて、こっちで整理するから。」と言われました。彼は私の取り留めのない話を、フレームワークに沿って整理していきました。「そうそう、それが言いたかった」と思いつつ「自分の意見を形にできないというのは、どんなに恥ずかしいことなのか」とも考えました。
なので、まずはフレームワークとはなんぞや?どんなモノがあるんだ?ということでこの本を買いました。

最後に

今でもこの本を使っています。というくらい便利で、分かり易くて、気軽に持ち運べる優良な本だと思います。
フレームワークは3個くらいを常に使えるようになればいいのかなと。それ以外はこの本を参考にその時々使えるようにしておけばいいのかなと思います。

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※プロフィールを参照してもらえるとより身近にこの記事を読んでいただけると思います。