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種の反逆 誰も《子育て》してはならぬ

歳を重ねて人生のゴールが見えてきた今,忘れられない出来事も同じく蓄積された地層になる。

その1つが子ども時代の終わりに「平成不況」に巻き込まれたこと。

※18歳までを児童と言います

わたしが通っていた学校は,中小企業オーナーの親が多いプチお金持ち私学でした。

「マドカのお父さんとお母さん,借金返済のために離婚したらしいよ」

「サトちゃん,歯学部行きたいけど,お金ないから理学部にしたんだって」

「えみちゃんち,あのでっかい家から引っ越しったんだって」

なんて感じで,庭で錦鯉を飼うほどでっかい家に住んでいた,社長令嬢だったえみちゃんが,今どきこんなアパートあるか?みたいなオンボロアパートに引越してました。

いつもニコニコして,優しいえみちゃんの表情が曇りがちになっていき,大学生になって,地方の大学に進学したえみちゃんとは,連絡がとれなくなりました。

数年後,やっと会えたえみちゃんは,メンタルを病んで,通院してました。

まぢでそんな友だちがたくさんいたんです。

我が家はビンボーサラリーマン だったので,平成不況の被害は,直接,わたしは,受けなかったのですが(すでに課税されていたし,サラリーマンは優遇されてます) ,「失われた30年」は大学卒業時の「氷河期就職活動」
期間とも重なります。

わたしは大学卒業後は,就職せず,大学院に進学して,ビンボー心理士をしながら 博士課程の大学院に戻って研究者になることを決めていたので,

学生時代も,経済活動に無頓着で「無知の知」を平気で続けていられました。

でも,

「なんで30年間給料が日本だけあがらないんだろう」

って,学生時代からずっと思っていて それなりに金融政策を調べてました。

ハリウッド俳優に寄せた髪型で話題になった,総理が「金融緩和」とか,ワンフレーズ政治をして,日本がハゲタカ外資に買いたたかれていた時代。

で,これは,もう
「意図的にしくまれた 日本崩壊シナリオ」があることがわかっちゃって

絶望した。

だから,女性が日本で幸せに生き残るには,2つのパターンしかないと思いました。

1つは,バリバリ自分で稼いで,結婚しないで単身を貫くこと。

もう1つは,1人で生きるより,「家族」と言う群れを作って,メンタル崩壊を守る。子どもを産み育てるなら,シングル家庭は圧倒的に不利だから,子育て期間中は,夫婦で収入を増やすこと。

それが,メンタルを病まないで済む「生き残り」だって,その時は思ったんです。

ですが,今は,そう思えません。2つ目のパターンだと,ダブルインカムであろうと,何だろうと,一定収入以上に親のどちらかがあると,「子育て罰」をくらうからです。

1人の親の年収が960万円を1円でも超えると,もう1人が専業主婦でも「児童手当」はカットされます。ところが,親が2人とも960万円以下の収入(1920万円)ならば,「児童手当」は満額です。

高校無償化ですし,働けば働くほど,累進課税で税金は高く,さらに,児童手当はカットされる「2重課税」を「年収960万円世帯がたった4%」だから「富裕層」とみなされ課せられる「子育て罰」が下されます。

はぁ?理不尽過ぎる。

そもそも,児童手当って,子どもへの手当ですから,「親の年収」の多い少ないは関係ありません。

事実,日本以外の国(ユーロなど)では,親の年収に関係なく,手当がもらえます。

これじゃあ,超少子高齢化なんて進むに決まっています。

子育て罰をくらうことがわかっているのに,誰が安心して子どもを産み育てられるのでしょうか。

経済的な安定がなければ,子どもを身ごもり,産めないのです。

搾取されることがわかっているのに,圧倒的に不利な立場に追い込まれるのがわかっているので,女性たちは産まないのです。

生物としてそれが正しい女性の「生存本能」です。

「「産めよ育てよ国のため」なんてやれっかっよ!」

この国の経済って,どうなっているのでしょうか?

そのヒントにこの映画がなりそうです。

このぐらいの知識を高校生が持っていれば最強だと思います。

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論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。