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誰も逃れられない《総トラウマ》時代が来ている


秋の虫が鳴いて、来週から9月に入る晩夏。わたしは、医療者向けの神経系トラウマケア講座(仮にト講座、とします)に出ています。

どーでもいい話ですが、トラと言えば、トラちゃん元大統領って、逮捕されたんですか?よくわかりませんが。

もとい、これから3年間かけてプラクテショナー(有資格)を取ってゆくもので、テーマはヘビーにも関わらず、全国からマニアックな猛者人たちが集まるこの講座、次回の大阪は2年後。

関東でも次回は来年2月なので、3年間続けられるか逡巡している間に、3日くらいでソールドアウトし、申し込んだ時にはキャンセル待ちでした。

でも、不思議と、タイミングよく、わたしはト講座に出られることは、すでにわかってました。

「その方向であってます。3年くらいかけてじっくり学ぶことは、あなたにとって、とても大切なターニングポイントになるので受けてください」

3年くらい前、先方はおっしゃらないけど著名な起業家さんを顧客に抱える見えない世界が見える方に、アドバイスをいただいてました。

とはいえ、「3年もじっくりかけて学ぶ」なんて、せっかちなわたしには無理だし、お金も高額。

そして、見ないフリして、別のアプローチから(といっても同じ方面)、臨床心理士の資格更新に必要なポイントになる海外の博士たちの講座をオンラインで3年近くとっていました。

でもね、第一人者の博士たちも当たり前のように、ト講座をベースな前提で話をすすめているんですよ。もう観念し、申し込んだ次第です。

トラウマなんてヘビーだし、できれば関わらずに生きたい、と誰もが思うでしょう。

でもね、最近では「トラウマは未完了の行動であり、神経系の回路を作り変えることで、ポストトラウマ成長が起こる」と言います。

トラウマって言うとビックリしてしまう人も多いと思いますが、ビジネス界隈でいえば「心理的安全」ですね。

買い物に行ったスーパーとか、駅校内の放送で、「お客様の安全と安心のために」なんてフレーズが連呼されるのをよく聞きますでしょ?

これって裏を返せば、わたしたちの身の回りの生活で「安全と安心が脅かされている」という前提があるから。

とくに感染症対策の3年間は、不安との闘いでしたから、安全と安心なんてズタボロですわ。

トラウマの定義で言うと、感染症の流行や自然災害は、テロや戦争と同列の大トラウマでして、今、わたしたちは戦時下を生きているんですよ。

誰一人、もれなくこの「大トラウマ時代」の影響を受けているのに99%の人は知らないわけで……。

これも「ショック反応」の1つなんだけども、ショック反応を解除できていないことも気づいてないから、

「なんだか最近、体がだるい。やる気がでない。幸せ感がない」

なんて、漠然と思っていても、大トラウマ時代のせいだとは1ミクロンも思っていないから、スルーする。

わたしが1人ギャースカ騒いで、ブログに書いても、反応が凍えるほど薄かったのは、このせいなんだろうと思います。

でも、フツーは、トラウマと聞くとギョッとしますよね?

わたしはそうです。

講習会に出る直前まで、気が重くて逃げたくて、トラウマケアなんて重たいことは、心理士でもやりたくない。

でもね、心理士してると、フツーに遭遇するんですよ。

「担任の先生にみんなの前で頭を叩かれた」

「スーパーでお母さんに怒鳴られている子を見たけど、何もできなかった」

こんなエピソードも立派なトラウマ反応なんですよね。ちなみにこれ、わたしの経験です。

先日、わたしのSNSにこんな趣旨の投稿が上がってきました。

「わたしたちは平成に生まれた時、すでにバブルがはじけてて、超少子高齢化社会になってて、湾岸戦争が起こって、リーマンショックが起きて、東日本震災が起き、そして今、沈みゆく泥船にのっているのに、社会保障はないのに子どもを育てろ、働けって、こんな日本を愛せない」

投書欄に投げた大学生の投稿(たぶん、新聞ってとこが泣ける)がSNSに拡散して、回って来たけれど、わたしたち子育て世代だって、就職氷河期で斜陽の日本の中に放り出されきましたわ。

社会保障もとりあげられて、税金を半分ぶんどられて、お金も支援もないのに、女性も社会で活躍しろ、子育てもしろなんて、ダブルスタンダード社会じゃ、子どもを安心して産んで育てれないわけで、そりゃ産まないわ。

日本は戦後78年間、戦争がなくて幸せそうだけど、高校生の幸福感だって、下から2番目のひどさ。

もう、時代に生きてることがすでにトラウマなわけで。


特に、発達早期のトラウマ経験は、「逆境的小児体験(ACE)」と言います。

母親の妊娠期の喫煙、飲酒、パートナーとの仲が悪かった、などもそうです。

ストレスになって胎児の母親の神経系を痛めれば、自ずと胎児の神経系の成長に影響するという訳。

確かに逆境体験は、脳に損傷を与えるんですが、わたしたち、子どもにしたら起きてしまったことは変えられないし

「知るか!」ですよね?

わたしは、そうだった…

詳細はすっかり忘れましたが、あるスピリチュアルなセッションでこんなことを言われたことがあります。

「えっと、あなたは大変な環境で育ちましたね。でも、影響はないみたいですね」

みたいなことをしれっと、別々の方々に言われて、行き先のない怒りが沸き、すごくムカついたことがあります。

だって、わたしにしたら、そんな親でも大切な家族なわけで、「お前に育ちをどうこう勝手に判定されたくねぇずら」な訳です。

非常にデリケートな問題に土足で入られた気分でした。

今思えば、想定外だった逆境的小児経験を
《勝手に》想起させれられ体験させられた、臨床心理学の視点からすると、侵襲的で完全にアウトな面接。

臨床心理学の有資格者ではないカウンセリング、とくにスピリチュアルを否定している訳じゃありませんが、幼少期の育ちやトラウマ体験は、注意して扱うべきです。

いやーな気持ちにシュッと置き去りにされた感があり、途方に暮れました。

臨床では、少しでもそのような不快な記憶がクライエントに想起されたらセラピストは無視せず、対処します。

例えば、わたしのご提供している、オトナ女子の総合メンテナンス《人生ドラメンテ》では、トラウマは無理に扱いませんし、安全な方法で、小さくできます。

トラウマは無理に扱うものではありません。

あなたの持ってる「喜びの源」を活かして新しい神経系回路を作ります。

無理なく、回復する力〜レジリエンスやセルフコンパッション(慈愛、慈しみ)を安全な方法で育んでいきます。

大切なことは、これらは1人では、できないんです。

セルフセラピーは限界があります。

個人の濃度に合わせて方法を変えてますので、あなたにあう方法が他の人にあわないことも
あります。

いろいろトライして、その時の最適解を安全に
見つけてゆきます。

無自覚な《傷つき体験》は結構、わたしたちの生活にしれっと入り込んでて、ビックリさせられます。

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論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。