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LINEブロックの違和感

前回の直球投稿に思いのほか「スキ」をいただいたことにびっくりしている。素直に嬉しい。

「ああ,みんな同じこと感じていたんだ」と,賛同をもらえたように軽い勘違いをしてしまった。

だから,調子にのって,もう1つ告白してみたい。

それは「LINEへの違和感」だ。

生まれた時から,すでにデジタルネイティブ世代を「Z世代」と言う。

1990年~2010年代くらいまでのインターネット通信がわれわれ民草に降りてきた時代に生まれた世代の子たち。

インターネットは軍の技術が民間に転用されたことは,よく知られているけれど,わたしが生まれた昭和の終わりは,インターネットなんてなかった。

大学生になってパソコンを使うようになったから,それまでは,連絡を取り合うのに,のろしをあげたり,早馬を駆けたり,伝書鳩を飛ばしたりなんてことはしなくてよかったけれど,急ぎの案件は,家電だったし,急がない案件は手紙だった。

でっかい弁当箱みたいなバブリーな携帯は持ったことないけれど,ポケベルは使っていた。

さすがに電報ではなかったけど,携帯電話の検索画面はパソコン通信ぽくって,面白かった。

その後,スマホになって,いろんな連絡アプリが出てきて,双方向性で連絡を取り合うツールがデジタルになっていく変遷をリアルタイムで体験できている。

でも,SNSのチャット機能へのレスポンスがめんどくさい。

meta(Facebook)のメッセンジャーアプリ,チャットワークとかいろいろあるけれど,ここではLINE公式をやり玉にあげたい。

LINE公式は,他のチャットアプリと同じく,1通ごとにやりとりが帰結するメールと違って,チャット形式だから,やりとりが永遠に切れない。

相手とのつながりが微妙に続いているから,なんだかおさまりが悪い。

仕事先の同僚の人とLINEとメールアドレスを交換して,どっちも使って連絡をしている場合,どっちに返信していいんだか,よくわからない。

めんどくさくて,放置していたら,ある時,相手がぷりぷり怒った様子で,わたしのところにやってきて,

「先生,LINEを読んでいるなら返信下さい。心配していました」

と,怒られた。

「すみません」
と,謝ったけれど,返信しない自由はないんかい……。

返信なし=今は興味ない

って,書いて返信すればよかったのか。謎。

これは,LINEの話だけど,逆に,自分のLINE公式で配信後にすぐさまブロックされるのは,一瞬グッとくる。

傷つくのだ。

特に,メッセージのやりとりを2~3往復していた相手だと,

「ああ,LINE公式のプレゼント目的なのね」と,興ざめする。

とはいえ,相手にとっては,わたしのLINEの配信内容は紛れもなくセールス配信なのだから,そりゃ,プレゼントさえもらえば用済みなLINEは,ブロックするだろう。

自分だって,登録したもののブロックしたLINE公式があるし,人のことは言えない。

単なるセールスだもの,そりゃいらんものは断捨離するだろう。

こちら側にとっても,お客様になってくれる見込みのない不毛なセールスをしなくて済む。

とはいえ,わたしはメルマガも配信しているが,メルマガの読者が減っても気づかないから,全く傷つかないでいられていつもの平常心だ。

それは,メルマガは相手とのやりとりはLINEほど往復が頻回ではないし,ワンクッション,ツークッションおける距離感がメールにはあるからだろう。

だけど,LINEは違う。

常に相手と繋がって,その見えない繋がりがイヤなのだ。

相手が読んだかどうかも瞬時にわかるし,チャットのテキストのやりとりに温度が感じられて,妙に生々しいつながり。

だから,例えビジネスツールのLINE公式であっても,ブロックされると音声電話のガチャ切りみたいな感覚が微弱に残る。

顔も名前も知らない人なのに,一方的に相手にフラれたように感じて,うっすら傷つくのだ。

まるで軽い失恋みたいだ。

例えビジネスであっても,わたしは顔の見える相手とやりとりで安心したいんだな。

相手の顔色を読んでコミュニケーションしてきた,ホモサピエンスだもの。

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論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。