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ずぼら母ちゃんのススメ Vol.12「ペナルティ」

「宿題しないから、ゲーム禁止にした」
「夜寝ないから、〇時以降は携帯ロックかけた」
「ご飯食べないから、お菓子隠した」

これらの罪と罰について、お子さんときちんと話し合って決めていますか?
そう尋ねると、だいたいの親御さんが「?」という顔をします。
子どもの行動に対して、親が勝手に決めたルール(罰)だけを押し付けていると、子どもの信頼を失っていきます

「何でゲーム禁止なの?」
「宿題しないから」
「何で宿題先にやらなきゃいけないの?」
「宿題はやらなきゃいけないものでしょ」
これだと、
「何で髪の毛染めちゃいけないの?」
「学校のルールだから」
という意味のない校則と同じです。

まずは、なぜ宿題を先にやらなくちゃいけないのか。
もっと言えば”なぜ宿題はやらなくちゃいけないのか”
ここをお子さんにきちんと納得してもらえる説明が出来るように、親が疑問を持って考えてみましょう。

罪と罰は、
『○○をしたら(またはしなかったら)✖✖します(または✖✖しません)』
というルールを、双方合意の上で”事前に”決める必要があります。
子どもと事前に話し合いもせずに
「宿題しないから、もう今日からゲーム禁止!」
というコトを続けていると、子どもの中に
『大人は勝手だ』
という価値観が出来上がります。

子どもからの信頼を失う前に、たとえ小さなコトでもペナルティを決める時にはきちんと事前に話し合って下さい。
その時
「じゃあ宿題終わったら、ゲームしても良い?」
「休みの前日は、携帯ロックの時間をもう少し延ばして欲しい」
という子どもからの提案も(意見を採用する/しないは別として)、きちんと聴いてあげて下さい。
親の価値観やルールを押し付けるのではなく子どもと対等に接すると同時に、子ども自身のプレゼン力も鍛えられます。

「子どもが『嫌だ』の一点張りで、話し合いにならない」
という方は、すでに子どもからの信頼を失っている可能性が高いです。
まずは信頼を取り戻すところから、丁寧に向き合っていきましょう。

「1つ1つ話し合ってたらキリがない。我が家がルールだらけになる」
という方は、自分の思い通りに子どもをコントロールしようとしていませんか?
ちなみに我が家は、宿題しなくても全然OKです。
学校から帰ってきたらすぐにYouTubeをかけながらゲームを始めますが(二刀流(笑)、注意したコトも「宿題は?」と聞いたコトもありません。

そもそもそのルールが必要か、それを考えるコトも大切ですね。


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