見出し画像

大人へ絵本memo ~違和感~

結婚したての頃はパピーの言動が違和感でしかなかった笑

例えば休みの日には
昼前に起きてすぐに
「朝ご飯食べなきゃ」
と言いました。

早起きして赤ちゃんにご飯を食べさせて
ひと遊びを終えている私は
(てか、もう昼ですけど・・・)
と思います。

まあ、言い方は何でも言いでしょう。
何か食べたいのねと思って用意します。

程なくして12時になります。

「お昼だ」

・・・・・・?

「お昼ご飯食べなきゃ」

・・・・・

「えっと、、、さっきご飯食べたよね」

「あれは朝ご飯でしょう」

(やっぱりさっきの朝ご飯なんだ)

三食しっかり食べないといけないと思って育ってきたパピーは
何時だろうと3回食べる人でした。

数年たった頃の私は
その言葉に反応しなくなったのは言うまでもありません。

それぞれのやり方なので食べたければ食べれば良いのですが
パピーは食べたいと言うよりも
食べなきゃいけないと言う概念に縛られていたので
「食べなくても良いんじゃない?」と言うと、
信じられないと言う顔を私に向けて怒っていました(*`Д´*)←こんな
パピーは何時だろうと食事を3回取るのが当たり前で
他の考えは受け入れられなかったのです。
幼児期からの刷り込みとは怖い物です´_`

食事の回数は人それぞれで3回食べないと調子が出ない人もいれば
2回で充分の人も。巧みな技で1回でバシッと健康な人もいますね。
むしろ私は・・チビチビ4回派?笑

ここまで前置き⬆
この話は割とよくあるので、
どちらの立場にしろ心当たりのある方が
いらっしゃるのではないでしょうか。


最初から当たり前なんてないと気がついた
今までの生活は何だったのかと思わされる昨今。

でもちょっとまって

その当たり前じゃなくなった出来事は
実は無意識の想定内で
受け入れられる範囲だったのではないでしょうか。

とてもじゃないけれど考えられない。

そう言う出来ごとは、これからもっともっとやってくるのかもしれません。

だからもうちょっと踏み込んで

こっちから想定外を想像しておくのが

身のため?!



例えば
昼夜が逆転して生活している人はたくさんいます。

けれど
本当に昼を夜だと思って
夜を昼だと思っている人はいるかな。

もしかしたら・・・

日中パジャマで歩いている人を見かけたらそれは・・・・


違和感・想定外の練習をする絵本

画像3

『アベコベさん』
フランセスカ サイモン (文) 
ケレン ラドロー (イラスト) 青山南(訳)
 1997年 文化出版局

夜中に活動します。外出するときはパジャマに着替え、ケーキがご飯でおやつがトマト🍅テーブルは物を置く場所じゃない。テレビは逆立ちして見て、クローゼットにご飯をしまい、浴槽の外のお湯に入って、朝になったら寝る家族。

それがアベコベさんです。

子どもが喜ぶ絵本だと

笑って見過ごすことなかれ。


上の2人が小さかった頃。水筒と帽子は遠足の日の持ち物で通学の必需品ではありませんでした。毎日のように外でどろんこになり遊んでいました。ニュースで地球の気温が上昇していると言い始めた頃で、毎日子どもたちと外で遊びながら自分が子どもの頃よりも肌感覚で気温が高いことを感じました。「もう10年もすれば外で遊べなくなるかもしれないからいっぱい遊んどきなー」なんてよく言っていました。

そして下の子が外遊びをする頃には、本当に「子どもは外で遊びなさーい」なんて言えないくらい暑くなった。「ずっと外にいちゃダメよ」「日陰に入りなさい」が口癖になり、日を選ばないと熱中症の危険。遊具は火傷するから触って確かめてから使うのが日常に。

日が落ちてもまだ暑くて、暗くなってからやっと
息苦しさを取るように外の散歩に連れ出したりもしました。

今年も暑いかな。
違和感が日常になっていく。
今までと同じ感覚はもうない。

日中気をつけて活動しないとな。


と思うのと同時に


夜に生活する世界がどこかで粛々と作られているかもしれないと

この絵本を見ると感じます。

私たちは猫の目になっていき・・・


       夜フェス      夜バザー
夜スポーツ       夜遊園地    夜明け前動物園
     夜プール        夜明け前運動会


なんかが当たり前になっていくかも。

どなたかやって下さったら

アベコベさん持ってお邪魔します>^_^<


おまけ🐈
もうすぐ男性、女性の言い方もなくなるよね。きっと。
誰か良い言葉、思いつかないかあって待っている私☺

ジャンスカやテロッとした素材のオールインワン
「これ可愛くない?」と息子に勧めています。理由→似合いそうだから
息子「かわいい~~」→高校生。スカートはくのも時間の問題☺

こんな風に思っておくと本当にそうなったときに
あ、きたきた・・・ってワクワク楽しめちゃう>^_^<

いつもと違うと違和感を感じるようでは
まだまだだな
と思って生活しております。

違和感は体に悪いからね。







この記事が参加している募集

推薦図書