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皆さん、こんにちは。カタリストエージェントの勝田です。
前回は大手スカウトサイトの無制限で送信できる「通常スカウト」の廃止の話題を取り上げ、人材紹介の「量」と「質」について見てきました。詳細は、下記をご覧ください。

実はこの大手スカウトサイトによる通常スカウトの廃止は、エージェントにとってもう一つの大きな課題を投げかけています。それは「求職者の集客」の問題です。そこで今回はこの求職者の集客について考えていきたいと思います。


大手スカウトサイトに依存する求職者集客

現在、多くのエージェントにとって(極一部の大手エージェントを除き)、求職者の集客はビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなどの大手スカウトサイトに依存している状況です。その依存度において各社で違いはあるもののこのようなスカウトサイトに求職者の集客をある程度は頼らなければならない構造になっている点は否めません。

そのような中で今回の大手スカウトサイトによる無制限で送信できる通常スカウトの廃止の問題は、もろにエージェント各社の今後に影響を及ぼすことになります。

その影響は具体的には、大きく二つの方向に向かうと思います。一つは「他のスカウトサイトで代替する」方向ともう一つは「自社集客を強化する」方向です。

他のスカウトサイトで代替していく

今回のケースを受けての一つの方向としては他のスカウトサイトで代替していくという事があります

今や大手のスカウトサイト以外にも様々なスカウトサイトが出てきています。若手に特化したり、職種や業界に特化したりなど大手の総合型のスカウトサイトに比べて、特徴を持たせていることも多く、お客様のターゲットが合うのであればそちらを検討していくという方向です。

最近は人材業界の人と今回の話題についてよく話しますが、やはり多くのケースでは他のスカウトサイトや媒体を検討している事が多いようです。

一方でこのような形では大手スカウトサイトの穴を埋められないという事も考えられますし、当然、新たなコストがかかることでもあるのでとても悩ましい問題だというのが現状かも知れません。

自社集客を強化していく

もう一つの方向は自社集客を強化していく方向です。これは求職者の集客におけるスカウトサイトの比率を下げていくということです。具体的には自社のHPによる流入強化やLinkedInなどのSNSの活用、あるいはリファーラルの推進などが考えられます。

これらは大手エージェントなどで既に取り組んでいるケースもありますが、効果が出るまでに時間がかかることや長期かつ安定的に求職者確保に繋がるのか、という点でこちらも課題がない訳ではありません。

弊社、カタリストエージェントでは

そのような中で弊社カタリストエージェントとしては現状としては大手スカウトサイトの方針変更に(当面は)従わざるを得ないというのが実情です。

弊社のような小規模のエージェントでは正直、大きな痛手になる可能性がありますし、一方でこのような構造になっていること自体のビジネス上のリスクもあります。

但し、当面はと申し上げたのはやはり長期的にはこのようなスカウトサイトへの依存度を下げていかなければならないと考えております。

幸いなことに少しずつですが私の今までのnoteの記事をご覧頂いて弊社に登録を頂いたり、あるいはLinkedInなどのSNSを通してご相談をいただくケースが増えてきました。

また、弊社からのご入社いただいた方やサービスを以前提供させて頂いた方からのご紹介(=リファーラル)を頂くこともございます。

このようなことだけでビジネスが成り立つほど甘くはないですが、一方でビジネスでは割り切れない繋がりの大切さや有り難さを実感する場面でもあります。

弊社ではその観点をとても重視していますので、これからもこのようなお声をかけていただける会社になれるように努力をしていきたいと思います。

今回は前回から続く、大手スカウトサイトによる無制限で送信できる通常スカウトの廃止のテーマから「求職者の集客」について見てきました。弊社では単なる機械的に集客をするのではなく、人と人のつながりを大事にしてこれからも活動をしていきたいと考えております。

尚、SNSでは以下を使っております。是非、お気軽に繋がってください。
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