里山と奥山

山にも言い分けがあります。

里山と奥山。

里山は
民家に隣接する山で、生活必需品を山から得るために人間が使いやすく人の手を入れた山。
いろいろな用途に使い勝手の良い竹や燃料であるナラやクヌギ、建築材料の杉やヒノキを植林しり、牛や馬などの放牧。
太陽の日が入り、動植物が昆虫や小動物などが集まって、人と共生した豊かな生態系が形成されます。
かつては人の生活に密着し必要不可欠な存在でした。

奥山は
人が入るには離れていて容易に立ち入り難く険しく山が深い場所。
シカやサル、イノシシにオオカミやクマなどの大型動物の住む場所。
神々が棲む場所と考えられていました。

そうやって人々は山をすみわけし畏敬と畏怖をもって山と接してきた。。

そうです。


しかしながら農業や生活が近代化し、ともに地下資源に依存するようになった現在、農用林や採草地、薪炭林を利用する農業を復活させることは不可能に近い。

筆者は里地里山の生態系や景観ばかりでなく、生活文化を含めた少なくとも数十ヘクタールの本当の明治“村”、江戸“村”あるいは昭和前期“村”を復活させることを提案する。どこかに挑戦する県はないだろうか。
【著者】太田猛彦東京農大教授

昭和・大正・明治・江戸村いいなぁ
作ってみたい。。

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